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内田弘樹

どくそせん単行本 – 2007/8/31

内田弘樹 (著), EXCEL (イラスト)

29個の評価

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第二次大戦で最大の地上戦、つまり人類史上最大の地上戦となった「独ソ戦」。
ドイツとソ連が足かけ5年に渡って争った戦いを紹介するのが、本書『どくそせん』です。
執筆は「MC☆あくしず」「ミリタリー・クラシックス」でおなじみの仮想戦記作家・内田弘樹。独ソの戦いをアツい筆致で解説しつつ、両軍の戦略・戦術や戦車を初めとする兵器、主要人物やエピソードまでをしっかりフォローと、盛りだくさんの内容でお届けします。
イラストは「MC☆あくしず」で内田氏とタッグを組むEXCEL。ドイツの美少女戦車兵バウアーを主人公としたマンガ&イラストで解説に華を添えます。
さらにゲストページに漫画家のチャーリーにしなか氏、野上武志氏も寄稿。
そして表紙帯には、小林源文氏の書き下ろし「本家」バウアーが!!

本の長さ

282ページ
出版社

イカロス出版
発売日

2007/8/31
ISBN-10

4871499634
ISBN-13

978-4871499637
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商品の説明

内容（「BOOK」データベースより）

ドイツとソ連が力の限りを尽くして戦った独ソ戦。この戦いは第二次大戦の中でも最大規模で行われ二度と同等の戦いは起こらないだろうと言われる。本書では人類史上で空前絶後の戦いである独ソ戦をマンガやイラスト、地図を交えつつ徹底的に解説。戦いのあらましや独ソ両軍の戦略と戦術に加えて主要人物や兵器、エピソードまでを紹介する。さぁ、アツくてヤバい独ソ戦への扉を叩け!作戦名は「バルバロッサ」。

登録情報

出版社 : イカロス出版; A5版 (2007/8/31)
発売日 : 2007/8/31
単行本 : 282ページ
ISBN-10 : 4871499634
ISBN-13 : 978-4871499637

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ＭＩＹＯ

これを読めば東部戦線はバッチリ？

2014年12月13日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

表紙がいかにもな感じなので手に取るのに少々勇気がいりますが、中身はちゃんとミリタリーしています
日本では欧州戦線というとプライベートライアンな西部戦線のイメージが強いですが、その後の欧州情勢を決定づけたのはこちらの東部戦線
本書でも書いてるように戦後、東欧に入った赤軍の手によって次々と共産政権が樹立され、冷戦が始まることとなります
また本書を読めば、ウクライナやエストニアなどソ連支配地域から大勢の民族独立主義者たちが参戦していたことも分かります
ナチスドイツ対ソ連という図式に当てはまらない、複雑な欧州情勢が垣間見え、現在のウクライナ問題を知る上でも必読の本です
ただ、少々マニアックすぎるネタとかもあるので（スターリングラード冬景色とか）それをちょいちょい挟まれるのをうざったく感じるかたはもっと専門的な書物をあたったほうがいいかと

10人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

バラフ

楽しんで作ったことがつたわってくる概説書ですが、どちらかというと中級者以上向け

2017年1月4日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

当初は美少女になったバウアー中尉とシュガポフ軍曹がドンパチやりながら漫画で自然に独ソ戦の大まかな流れがわかるのかなと期待して購入しましたが、さにあらず、概説書は概説書ですが、中級者以上がおさらいで記憶を確認するといった種類の本です。真田健次/時事問題研究会編『わかりすぎ！国際紛争』のように1テーマ2～４ページくらいで地図と図式化で視覚的にも「わかる」工夫がされているのであれば、初心者向けですが、時系列的に概説しているだけである意味岩波世界の歴史にexcel氏の漫画が加わったというイメージです。どの時期にどの戦車や兵器が使用され、そのスペックはどの程度かわかるように工夫はされています。ただし初心者が独ソ戦の流れや全体像を把握するのは難しいと感じました。

3人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

あずみ　るう

一進一退のナチス＝ドイツ対ソヴィエト＝ロシアの戦いを丁寧に解説した入門書

2016年1月24日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

第二次世界大戦、欧州の東部戦線（ナチス＝ドイツを中心とする枢軸国軍対ソヴィエト労農赤軍）
の戦いを、分かりやすく書いた入門書です。

マンガ部分は、好みが分かれるところですが、本編の記事の方は、1941年のバルバロッサ作戦から
1945年のベルリン南方での、ドイツ第9軍の西への脱出と、それを支えるドイツ第12軍の戦いまでを
描いています。（映画『ヒトラー最後の12日間』でも、南方からの救援作戦に期待されたブッセ将軍が
率いる第9軍に触れられていますね。）

「負け」が混んでくると、硬直した命令しか下せなくなった総統アドルフ・ヒトラーと、その命令を甘んじて
受ける国防軍（陸軍・空軍野戦師団・海軍歩兵師団）と武装親衛隊の苦悩に満ちた戦闘が感じられる
内容となっています。特に、1944年の、ソ連軍による「バグラチオン」作戦以降の独軍部隊の悲劇的な
戦闘は、現状から目を背ける総統とその命令に翻弄されている感じが伝わってきます。

日本ではあまり目が行かない独ソ戦（ソ連側名称で「大祖国戦争」）ですが、戦後の冷戦を作るきっかけと
なった大きな戦争を理解する取りかかりとしては良い書物だと思ったのでした。

2人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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クロ

面白く、内容も濃い

2015年11月19日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

こういった「萌え系」ミリタリー解説本は「内容が薄い」「記述が正確でない」などと
一部ミリオタから忌み嫌われていますが（確かにそういう本もありますが）
これならそんな批判も出ないのではないか？と思うくらいすごく内容が濃いです。

他の方のレビューにもありますが、「萌え」を取り入れたミリタリーものとしては最上級レベルで
純粋に独ソ戦を分かりやすく伝えるためのツールとして「萌え要素」が入れられており
内容としては萌えよりもミリタリー面に非常に重点が置かれている本になっています。

なので萌え要素を目当てに本書を購入すると恐らく物足りなく感じることになると思いますが
独ソ戦を分かりやすく学びたいという事が目的であるならばとても満足できる内容であると思います。

1人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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ひとし

ちゃんとした歴史解説書です。

2020年2月18日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

表紙や所々に挟まれる漫画は萌え絵(といっても10年以上前の画風)ですが、中身は真面目な歴史解説書です。
ページ数が多いものの、文章が分かりやすいので、勉強になります。

1人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

どん

条件付名著

2014年9月7日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

チョイチョイ挟まるゲスネタを「見なかったこと」にすれば、これは名著。
中高生にも読んで欲しいんだが... 何で混ぜるかなぁ(笑)

2人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

Kindleユーザー

独ソ戦をひとまず知りたい人にお勧め。

2014年2月20日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

独ソ戦の概略を知りたいという人にはかなりお勧めできる書籍です。
1940年から45年までの独ソ戦の概略を知りたい人には十分な知識を得ることが出来ると思います。
難点を挙げれば漫画部分などは、筆者の内田弘樹氏の変態分がいささか過剰気味かなというのと、82Pの4号3号などの全長が59.2m、55.4mとあからさまな誤植が版を重ねても残っています。
あとどうしてもドイツから目線な感じで、バルバロッサで得たソ連兵士の運命はロシア解放軍以外はほとんど触れられず、逆にスターリングラードのドイツ第6軍は軽く記述されている。
またバルバロッサ作戦には、最初に概略図がありますが、以後は各戦線の地図が主体なので、毎年の概略を見開きくらいで章の最初にあればいいかなと思いました。
兵器紹介も戦車と一部航空機のみに限られる、参考文献資料があがっていないなど足らないところはありますが、それでもこの分量で独ソ戦を記述する書籍としてはお勧めできます。

2人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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どらっへ

簡潔で分かりやすい

2014年2月9日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

独ソ戦は第二次大戦を語る上で避けて通れない重要な戦争であるにも関わらず、実際に学ぼう
と思うと意外と入門書が少ないです。本書はいわゆる萌えミリの解説書ですが、内容はしっかり
しており独ソ戦の基本事項を学ぶ上では質、量ともに良い本だと思います。

EXCELさんの漫画はブラックジョークがきつめで人によっては下品だと感じるかもしれませんが
私は楽しく読めました。

3人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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