冒頭の京都の祇園祭は毎年7月1日から31日まで行われるそうです。
最後に出てくるおはぎがお彼岸にちなんでいるので、劇中の時間は7月から9月中旬くらいでしょうか。
イベントも浴衣で祭りに行ったり、プールにお盆、早めの運動会とほぼ夏の行事です。
ヒロインの少女は家庭の事情を抱えていますが、痛切な描写は抑えめ。
和菓子や京都の教養を交えて、人々の暖かい情感をしみじみ、ほっこりと描いています。
個人的に9話の大文字焼きの一枚絵が好きです。
神社のお参りやお盆行事をこんなふうに丁寧に描く漫画は案外少ない気がします。
レビューでも評判ですが、8話の『三夏三様』がやっぱり面白いですね(^^)
浅野りんさんは『PON!とキマイラ』を昔読んでいて、当時から絵が上手い漫画家さんだと思ってました。
あの頃よりも突っ込みにキレが増して、描かれる女性がさらに美人になった気がします。
次巻は秋のお菓子だそう。このまま季節ごとにやっていくのでしょうか。
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であいもん(2) (角川コミックス・エース) Kindle版
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言語:日本語
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出版社KADOKAWA
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発売日2017/5/2
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ファイルサイズ79069 KB
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年3月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
随所に京都の感じがあって良いです。品の良い漫画な感じです。作者で凄いのは、キマイラ辺りから絵が線がまったく変わらないとこです。良いとか悪いとかでなく、珍しいです。長い人はあれこれ変わったとかが多いです。しかし絵が安定してます。きりり系の美女が上手です。(でも、スターシステムのようになってしまっている)しかしだから飽きられた面もあるのかな?僕は大好きです。この人の作品は常に買ってきました。パンゲアは風呂敷を包むのに苦労したみたいで、いっそ包まないでもの凄く長大に続けて欲しかった(今も思う)あれは傾いた出版社のせいかもしれない(単なる憶測)で、内容ですけど、高橋留美子的な要素があり、こんなん好きだと死んでも思いたくないけども、好きです。しかし言っておきます。品があります。あれこれやりすぎてません。ほんわかと男の気分をよくさせ、真面目にギャグを行っております。
2017年5月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
浅野りん先生の 恋とごはんと虹色日和 が非常に面白かったので、こちらも2巻まとめて購入してみました。
恋とごはんも何度も読み返せる作品でしたが、こちらの作品も何度でも読み返せるくらい面白かったです。
1巻の最後に出会った佳乃子さんも2巻でレギュラー入り。そして女の戦いが勃発。外見はニコニコ、でも内面は・・・ひえーこれからがこわい(笑)
最初の頃より一果ちゃんが「らくちん」「たのしい」の「楽」になってきているのが分かって見ているほうもほっこりします。
「であいもん」というタイトルの通り、「佳乃子さんと和」「佳乃子さんと美弦ちゃん」「和とおばあちゃん」など、誰かと誰かが出会うことが多い巻でしたが、2巻の最後に出てきた人は・・・あの目つき、いでたちからして一波乱は間違いなさそう!どうなってしまうのか!と、気になるところで3巻へ続くというわけで、はやくも3巻を待ち焦がれています。
いやしかし、浅野りん先生のマンガは時間がゆったりというか、リアルタイムで流れている感じがするというか、独特の空気感があっていいですね。
この作品を読んで和菓子を食べたくなったので、入るのにちょっとハードルが高いと思っていた近所の和菓子屋に初突撃して、豆かんと一口サイズの生菓子を買ってきました。久々の和菓子はすごくおいしかったけど、緑松の和菓子も食べてみたいなあ。
恋とごはんも何度も読み返せる作品でしたが、こちらの作品も何度でも読み返せるくらい面白かったです。
1巻の最後に出会った佳乃子さんも2巻でレギュラー入り。そして女の戦いが勃発。外見はニコニコ、でも内面は・・・ひえーこれからがこわい(笑)
最初の頃より一果ちゃんが「らくちん」「たのしい」の「楽」になってきているのが分かって見ているほうもほっこりします。
「であいもん」というタイトルの通り、「佳乃子さんと和」「佳乃子さんと美弦ちゃん」「和とおばあちゃん」など、誰かと誰かが出会うことが多い巻でしたが、2巻の最後に出てきた人は・・・あの目つき、いでたちからして一波乱は間違いなさそう!どうなってしまうのか!と、気になるところで3巻へ続くというわけで、はやくも3巻を待ち焦がれています。
いやしかし、浅野りん先生のマンガは時間がゆったりというか、リアルタイムで流れている感じがするというか、独特の空気感があっていいですね。
この作品を読んで和菓子を食べたくなったので、入るのにちょっとハードルが高いと思っていた近所の和菓子屋に初突撃して、豆かんと一口サイズの生菓子を買ってきました。久々の和菓子はすごくおいしかったけど、緑松の和菓子も食べてみたいなあ。
2017年5月16日に日本でレビュー済み
10年間活動した東京を離れ生まれ育った京都の和菓子屋に出戻ったバンドマン。
そこで出会ったのは親に捨てられたも同然の身でキビキビ働く一人の少女。
京都を舞台に埋まりそうで埋まらない二人の距離を描く浅野りんの人気シリーズ・第二弾。
物語は父親らしき姿の男を追ってバスに飛び乗り三千院まで行ってしまった一果が
和が東京に置いてきた元カノ・佳乃子と出会った所から始まる。
一果を追ってきた和と再会した佳乃子は仕事を辞めて旅に出たらしいが、
緑松の店頭で相変わらずドタバタやっている和を見かねて手助けした際の働きぶりを
和の母親・富紀に認められて近所の和菓子屋を新しい勤め先として紹介して貰い
そのままなし崩し的に京都に居着く事になるが…
おー、今回は「女」だなあ。
和が東京に置いてきた元カノ・佳乃子と再会する場面から始まったから当然ではあるのだけど
注目エピソードは8話と9話。
8話「三夏三様」
一果と前巻4話で登場した緑松のアルバイト女子高生・美弦が佳乃子と合流。
「弾いてみた」動画を巡るドタバタで和に惹かれた美弦の真意を知っている一果が
その和の元カノという事情を知っている佳乃子との間でひたすら気まずさを味わう事に。
一果みたいな小学生でもこの辺の機微を読んでしまう辺り
「女の子の恋愛レーダーってのは大したもんだ」と素直に感心。
(一果は気遣いし過ぎて胃に穴が開きそうになっているけど)
そんな一果の不安とは裏腹に割と仲良くなっちゃう女子的コミュニケーションを交わす
美弦と佳乃子の姿を見て
「神さま。美弦ちゃんや佳乃子さんみたいな素敵な大人になれますように」と願う
一果の姿は「はやく大人になりたい」と願う少女の心理を非常に繊細に描き出していた。
(まあ、オチで女子的コミュニケーションの裏側がきっちりと描かれていたけど)
そんな「少女」を描いた8話に続く9話「おしょらいさん」では逆に歳を重ねた女性を描いている。
和の祖母にして創業者である祖父と長年にわたって緑松を支えてきた大女将が登場。
なんとこの大女将、連れ合いである先代が亡くなってから全国を旅して回りお盆にしか帰ってこない
「フリーダム」その物の生き方をしているパワフル婆ちゃん。
和の父親で現・店主もそのフリーダムさに「何考えてんじゃ」とキレながら
味を守り続けるという点では頭が上がらない(息子ってのは母親の前では何歳になろうとそんなものだが)
様子を和が見せつけられたりする場面で緑松における存在の大きさを描いたうえで、
現女将の富紀が「まだまだ教えていただきたい事があるのに」と家にいる事を願っても
「うちから教える事はなーんもあらへんよ。むしろあんたらが教える側やろ」と
息子に任せた店と距離を置いて「見守る」側としての立場を崩すまいとする姿には
「良い年の取り方」とはこういう事だな、と思わされる。
(警策を振り回したり、いざ店の事に触れれば鬼なのだけど)
宵々山から五山の送り火まで京都の夏を彩る催し物を背景に人間関係を綴る
繊細なタッチは二巻で更に深まったという印象を受けた。
ラストページで一果を巡る大きな爆弾を放り込んでくるなど、今後の展開も非常に気になる。
まさしく、浅野りんは今が旬と言って良い素晴らしい出来を堪能させて貰った2巻であった。
追記
それにしても「三夏三様」27ページ、3コマ目は良い画だなあ。
奥側に表情を消した佳乃子と美弦を一果が目指す「大人のお姉さん」として置いて
手前に後ろ姿で二人を追う一果を置いて「目標を追う主体」と位置付けた上で
「神様―」のモノローグを語らせる…最高の一コマだよねえ
そこで出会ったのは親に捨てられたも同然の身でキビキビ働く一人の少女。
京都を舞台に埋まりそうで埋まらない二人の距離を描く浅野りんの人気シリーズ・第二弾。
物語は父親らしき姿の男を追ってバスに飛び乗り三千院まで行ってしまった一果が
和が東京に置いてきた元カノ・佳乃子と出会った所から始まる。
一果を追ってきた和と再会した佳乃子は仕事を辞めて旅に出たらしいが、
緑松の店頭で相変わらずドタバタやっている和を見かねて手助けした際の働きぶりを
和の母親・富紀に認められて近所の和菓子屋を新しい勤め先として紹介して貰い
そのままなし崩し的に京都に居着く事になるが…
おー、今回は「女」だなあ。
和が東京に置いてきた元カノ・佳乃子と再会する場面から始まったから当然ではあるのだけど
注目エピソードは8話と9話。
8話「三夏三様」
一果と前巻4話で登場した緑松のアルバイト女子高生・美弦が佳乃子と合流。
「弾いてみた」動画を巡るドタバタで和に惹かれた美弦の真意を知っている一果が
その和の元カノという事情を知っている佳乃子との間でひたすら気まずさを味わう事に。
一果みたいな小学生でもこの辺の機微を読んでしまう辺り
「女の子の恋愛レーダーってのは大したもんだ」と素直に感心。
(一果は気遣いし過ぎて胃に穴が開きそうになっているけど)
そんな一果の不安とは裏腹に割と仲良くなっちゃう女子的コミュニケーションを交わす
美弦と佳乃子の姿を見て
「神さま。美弦ちゃんや佳乃子さんみたいな素敵な大人になれますように」と願う
一果の姿は「はやく大人になりたい」と願う少女の心理を非常に繊細に描き出していた。
(まあ、オチで女子的コミュニケーションの裏側がきっちりと描かれていたけど)
そんな「少女」を描いた8話に続く9話「おしょらいさん」では逆に歳を重ねた女性を描いている。
和の祖母にして創業者である祖父と長年にわたって緑松を支えてきた大女将が登場。
なんとこの大女将、連れ合いである先代が亡くなってから全国を旅して回りお盆にしか帰ってこない
「フリーダム」その物の生き方をしているパワフル婆ちゃん。
和の父親で現・店主もそのフリーダムさに「何考えてんじゃ」とキレながら
味を守り続けるという点では頭が上がらない(息子ってのは母親の前では何歳になろうとそんなものだが)
様子を和が見せつけられたりする場面で緑松における存在の大きさを描いたうえで、
現女将の富紀が「まだまだ教えていただきたい事があるのに」と家にいる事を願っても
「うちから教える事はなーんもあらへんよ。むしろあんたらが教える側やろ」と
息子に任せた店と距離を置いて「見守る」側としての立場を崩すまいとする姿には
「良い年の取り方」とはこういう事だな、と思わされる。
(警策を振り回したり、いざ店の事に触れれば鬼なのだけど)
宵々山から五山の送り火まで京都の夏を彩る催し物を背景に人間関係を綴る
繊細なタッチは二巻で更に深まったという印象を受けた。
ラストページで一果を巡る大きな爆弾を放り込んでくるなど、今後の展開も非常に気になる。
まさしく、浅野りんは今が旬と言って良い素晴らしい出来を堪能させて貰った2巻であった。
追記
それにしても「三夏三様」27ページ、3コマ目は良い画だなあ。
奥側に表情を消した佳乃子と美弦を一果が目指す「大人のお姉さん」として置いて
手前に後ろ姿で二人を追う一果を置いて「目標を追う主体」と位置付けた上で
「神様―」のモノローグを語らせる…最高の一コマだよねえ
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