行間というか行の後ろ側にとてもゆっくりとした落ち着いた雰囲気
が流れている。本書はビジネスマンが目の前の現実に躓いたときなどに役に立つちょっとした考え方のヒントを教えてくれる。
読み進めてみるととても「普通」だなぁと感じられる。この普通の感覚がもし普通じゃないと感じられるのならば、それは心が不自然な形に強制されているのかもしれない。自分のイメージする「窮屈な社会」という幻想によって。
本書では会社の中での人間関係、モチベーション、話し方などを扱うが、それのどれもが簡単に実行できることである。ほとんどは今すぐにでも実行できることである。しかし、言われないと気づかない。コロンブスの卵的な気づきなのである。
最近なにかうまく行かないなぁと思っている若いビジネスパーソンには良い本だと思う。
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ちょいデキ! (文春新書) Kindle版
「“北斗神拳”のごとき達人仕事術より、誰でもできる“太極拳”的仕事術を極めよ!」をモットーに、33歳でサイボウズ社長になった青野氏がちょっとデキるビジネスパーソンになるための簡単仕事術を伝授!「本を全部読んでいないか」「つくり笑顔ができるか」「大きな目標を立てていないか」「怒られたら降伏できるか」「風邪をひくのが当然と思っていないか」等。自称根性なしの著者が成功した鍵はこんな小技にあった。読めば“ちょいデキ”になれる即効アイディア満載!
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2007/9/20
- ファイルサイズ445 KB
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
北斗神拳のごとき達人仕事術より、誰でもできる太極拳的仕事術を―。面接の受け方、話し方、読書の方法など、少しの工夫で、ちょっとデキるビジネスパーソンになれる方法を伝授します。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
青野/慶久
1971年、愛媛県生まれ。大阪大学工学部情報システム工学科卒業後、松下電工株式会社入社、BA・セキュリティシステム事業部営業企画部に在籍。97年、サイボウズ株式会社を愛媛県松山市に設立、取締役副社長に就任。マーケティング担当としてウェブ・グループウェア市場を切り開く。その後、「サイボウズデヂエ」「サイボウズガルーン」など、新商品のプロダクトマネージャーとしてビジネスを立ち上げる。2005年4月に代表取締役社長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
1971年、愛媛県生まれ。大阪大学工学部情報システム工学科卒業後、松下電工株式会社入社、BA・セキュリティシステム事業部営業企画部に在籍。97年、サイボウズ株式会社を愛媛県松山市に設立、取締役副社長に就任。マーケティング担当としてウェブ・グループウェア市場を切り開く。その後、「サイボウズデヂエ」「サイボウズガルーン」など、新商品のプロダクトマネージャーとしてビジネスを立ち上げる。2005年4月に代表取締役社長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B009DEDFTM
- 出版社 : 文藝春秋 (2007/9/20)
- 発売日 : 2007/9/20
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 445 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 234ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 203,811位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- - 843位文春新書
- - 7,260位倫理学・道徳 (Kindleストア)
- - 7,756位自己啓発 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1971年生まれ。愛媛県今治市出身。大阪大学工学部情報システム工学科卒業後、松下電工(現パナソニック)を経て、1997年8月愛媛県松山市でサイボウズを設立。2005年4月代表取締役社長に就任(現任)。社内のワークスタイル変革を推進し離職率を6分の1に低減するとともに、3児の父として3度の育児休暇を取得。総務省等の働き方変革プロジェクトの外部アドバイザーや一般社団法人コンピュータソフトウェア協会の副会長を務める。選択的夫婦別姓の実現を目指して、2018年1月に国を提訴した。
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2008年3月15日に日本でレビュー済み
「ちょいデキ」は、仕事への向き合い方、ちょっとした考え方や自分のふるまいを変えてみる事。
いろんなビジネス書で、5年後の立派な目標をたてて、計画的に望むための方法や壮大な考え方が述べられている。しかし、これがしっかりできる人は苦労しない。目の前のちょっとした悩みや面倒な仕事が、ちょっとした考え方や向き合い方を変えることで、少しずつ楽しいものになっていく。実際、この本に書いてあることで難しい事は何も無く、受け入れればすぐに取り入れられる。文体も丁寧ですっと入ってくる。革新的なすごいこともいいけど、こういった「ちょいデキ」って結構重要なのかも。
・裏技は反則と思ってませんか?
・仕事とプライベートを無理に分けてませんか?
・苦手な相手を避けてませんか?
・モチベーションを探してませんか?
こういった疑問に引っかかる人は、すうっとヒントを得られるはず。
個人的には共感できる章が多く、なんだか飲み屋でぽろっとしゃべってそうな内容。特に新人のときに読んでおきたいなぁという本でした。
いろんなビジネス書で、5年後の立派な目標をたてて、計画的に望むための方法や壮大な考え方が述べられている。しかし、これがしっかりできる人は苦労しない。目の前のちょっとした悩みや面倒な仕事が、ちょっとした考え方や向き合い方を変えることで、少しずつ楽しいものになっていく。実際、この本に書いてあることで難しい事は何も無く、受け入れればすぐに取り入れられる。文体も丁寧ですっと入ってくる。革新的なすごいこともいいけど、こういった「ちょいデキ」って結構重要なのかも。
・裏技は反則と思ってませんか?
・仕事とプライベートを無理に分けてませんか?
・苦手な相手を避けてませんか?
・モチベーションを探してませんか?
こういった疑問に引っかかる人は、すうっとヒントを得られるはず。
個人的には共感できる章が多く、なんだか飲み屋でぽろっとしゃべってそうな内容。特に新人のときに読んでおきたいなぁという本でした。
2008年5月24日に日本でレビュー済み
著者は東証一部上場のサイボウズ株式会社を設立された
青野慶久さんという36歳の方。
ビジネス書だけど、むちゃ読みやすくて、すべてQ&A方式の
見出しになっているので飛ばし読みしても自分の興味の
あるところだけパラパラと読むだけでもOK。
本人もそれが狙いらしい。
たとえば、
『やりたいことを探していませんか?』
『メールで顔文字を使ってますか?』
『本を全部読んでいませんか?』
『名刺を整理していませんか?』
『残業しないコツ、知ってますか?』
など、本嫌いの自分でもサラっと読めました。
普段の仕事をチョットしたことで効率を高める経験に基づいた
工夫本みたいな感じです。
青野慶久さんという36歳の方。
ビジネス書だけど、むちゃ読みやすくて、すべてQ&A方式の
見出しになっているので飛ばし読みしても自分の興味の
あるところだけパラパラと読むだけでもOK。
本人もそれが狙いらしい。
たとえば、
『やりたいことを探していませんか?』
『メールで顔文字を使ってますか?』
『本を全部読んでいませんか?』
『名刺を整理していませんか?』
『残業しないコツ、知ってますか?』
など、本嫌いの自分でもサラっと読めました。
普段の仕事をチョットしたことで効率を高める経験に基づいた
工夫本みたいな感じです。
2007年10月16日に日本でレビュー済み
仕事を進めて行く上で必要なものは「能力」である。では、能力とは何か?
リーダーシップや知識、論理的思考、表現力、交渉力、哲学や美意識…。
しかし、著者のように経営トップの立場に立つと、組織をまとめあげてゆく
ことや、社内外のステークホルダーと折り合ってゆくといった、ちょっと
ちがった能力も重要になってくる。
想いは全て主張するばかりではなく、調整し、共存しながら力や目標を
束ねてゆくといった能力を併せ持つ必要があると思う。
知識や経験、人脈をガツガツしながら獲得していくというようなこととは
ちょっと違うこれらの能力を「ちょいデキ!」というコンセプトで表現し、
そっちの側の視点で自身の考えや経験を語った本。「深い」という感じは受け
ないが、この若さでこういったことを分かりやすく語りかけることができると
いうのはやはり「違う」よなと思った。「正しい」ことというより「効果的な
こと」がなんであるかなによりいいなあと思えたのは、社長
という位置にありながら、「上から目線」なところが全然なくて、目線が顧客
や顧客と接する担当者やマネージャの位置にしっかりすえられていることだ。
ちょいデキ?いやいや…。能ある鷹はなんとやらですね。
リーダーシップや知識、論理的思考、表現力、交渉力、哲学や美意識…。
しかし、著者のように経営トップの立場に立つと、組織をまとめあげてゆく
ことや、社内外のステークホルダーと折り合ってゆくといった、ちょっと
ちがった能力も重要になってくる。
想いは全て主張するばかりではなく、調整し、共存しながら力や目標を
束ねてゆくといった能力を併せ持つ必要があると思う。
知識や経験、人脈をガツガツしながら獲得していくというようなこととは
ちょっと違うこれらの能力を「ちょいデキ!」というコンセプトで表現し、
そっちの側の視点で自身の考えや経験を語った本。「深い」という感じは受け
ないが、この若さでこういったことを分かりやすく語りかけることができると
いうのはやはり「違う」よなと思った。「正しい」ことというより「効果的な
こと」がなんであるかなによりいいなあと思えたのは、社長
という位置にありながら、「上から目線」なところが全然なくて、目線が顧客
や顧客と接する担当者やマネージャの位置にしっかりすえられていることだ。
ちょいデキ?いやいや…。能ある鷹はなんとやらですね。