ますます作者がノリまくり、脂も充分に乗り切ったシリーズ三作目。
疫病神に依り江戸の町に災いを蔓延させると云う前代未聞のテロを大目付と共に企む今回の悪役は頭に「緑」の字が付くが、流石に前二作の悪役とは顔も違えば親戚でもないらしい。陰謀が空回りし半ば自滅・・・なのも、このシリーズのお約束か。
疫病神の女の子が現れ、福の神との対決・・・と想いきや二人で遊び始め・・・
善良過ぎて疫病神の力すら受け付けない元ヤクザのレギュラー二人組に長屋のお騒がせ面々など、いつもながら楽しい。主人公の義理のお兄さんも今回大活躍、この人、中々政治的手腕に長けている様だし、幽霊や妖怪の存在もあっさり受け入れるなどかなりの大物。今後の活躍が楽しみだが、この人が動くと主人公のお姉さんの出番が減るかな?
兎にも角にも次回がますます楽しみ!
ちゃらぽこ長屋の神さわぎ (光文社時代小説文庫) (日本語) 文庫 – 2013/6/12
朝松 健
(著)
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本の長さ286ページ
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言語日本語
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出版社光文社
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発売日2013/6/12
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ISBN-104334765874
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ISBN-13978-4334765873
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
中山道を江戸へ向かう白装束の男と愛らしい幼女。二人の通るところ、作物は枯れ、大火事が起こり…あらゆる災厄がまき散らされるのだった。妖怪長屋の大家・杢兵衛も、幼女が放ったヤクダマをのどに詰まらせ頓死してしまう!旗本の次男坊・新次郎と妖怪たちは、厄病神を悪用せんとする奴らに、正義の闘いをいどむ!ますます好調!時代妖怪シリーズ最新作。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
朝松/健
1956年札幌生まれ。東洋大学卒。出版社勤務を経て、’86年『魔教の幻影』でデビュー。ホラー、伝奇をはじめ、幅広いジャンルの作品を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1956年札幌生まれ。東洋大学卒。出版社勤務を経て、’86年『魔教の幻影』でデビュー。ホラー、伝奇をはじめ、幅広いジャンルの作品を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 光文社 (2013/6/12)
- 発売日 : 2013/6/12
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 286ページ
- ISBN-10 : 4334765874
- ISBN-13 : 978-4334765873
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Amazon 売れ筋ランキング:
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