事例の話ばかりで解決策が少ししかない。
本の構成の問題かも知れないが、文章が上手いとは思えなかった。
要は、思い込みを持たず周りに親切にしよう。これだけ。
だれもわかってくれない: 傷つかないための心理学 (ハヤカワ文庫NF) (日本語) 文庫 – 2020/2/6
ハイディ・グラント・ハルヴァーソン
(著),
高橋由紀子
(翻訳)
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本の長さ304ページ
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言語日本語
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出版社早川書房
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発売日2020/2/6
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寸法10.6 x 1.2 x 15.7 cm
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ISBN-104150505543
-
ISBN-13978-4150505547
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商品の説明
出版社からのコメント
『やってのける』『やり抜く人の9つの習慣』著者が今回取り組むのは、人間関係改善の心理学。理解しがたい他者の言動について、その心理学的な理由だけでなく、それぞれのパターンに合った対処法について、わかりやすく述べています。
内容(「BOOK」データベースより)
わたしたちの大半の悩みは、人間関係が原因で生まれている。家族、恋人、職場の同僚…。周りの人は、なぜこんなに無理解なのか?そんなとき、わたしたちはどうやって対処するべきなのだろうか?米コロンビア大学ビジネススクールの社会心理学者が、つらい関係の原因となる人間共通の心理的な傾向と、それぞれのケースにふさわしい対処法についてわかりやすく解説。きっと明日から、他人のふるまいへの見方が変わるはず。
著者について
コロンビア大学ビジネススクールのモチベーション・サイエンスセンター副所長。コロンビア大学で社会心理学の博士号を取得。モチベーションと目標達成分野の第一人者として知られ、著書にベストセラーとなった『やってのける』のほか、『やり抜く人の9つの習慣』『人に頼む技術』がある。「ハーバード・ビジネス・レビュー」「アトランティック」「サイコロジー・トゥデイ」などへの寄稿も行なっている。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ハルヴァーソン,ハイディ・グラント
コロンビア大学ビジネススクールのモチベーション・サイエンスセンター副所長。コロンビア大学で社会心理学の博士号を取得。モチベーションと目標達成分野の第一人者として知られ、「ハーバード・ビジネス・レビュー」「アトランティック」「サイコロジー・トゥデイ」などへの寄稿も行なっている
高橋/由紀子
翻訳家。慶應義塾大学文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
コロンビア大学ビジネススクールのモチベーション・サイエンスセンター副所長。コロンビア大学で社会心理学の博士号を取得。モチベーションと目標達成分野の第一人者として知られ、「ハーバード・ビジネス・レビュー」「アトランティック」「サイコロジー・トゥデイ」などへの寄稿も行なっている
高橋/由紀子
翻訳家。慶應義塾大学文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年5月16日に日本でレビュー済み
人間関係の再構築、印象の再評価において必要なこととして、
・相手にとってメリットとなるような利害関係者となり、行動にうつす
・システム2( 前頭前野、小脳系 ) を機動させ、再評価フェーズにてアプローチする
ということが諸前提条件として挙げられるようである。
その際、進化心理学、社会心理学、行動経済学で学べるような、
「人の脳の仕組みを理解する」というような知見が役に立つのかもしれない。
いくつか述べると、
・人は無意識的に生存に有利な選択を取る傾向がある
・環境や状況によっての意思決定の揺らぎ、視野狭窄、バイアスが生まれる
・子供時代に作られた愛着スタイルとその経験知 ( エピソード記憶 ) を元にした行動をする傾向がある
これらは、相手によってアプローチを変える時に有効であるのかもしれない。
ただ、環境によって前提条件は変動するので、この理論を帰納することはできないと推測できる。
戦略としては、
相手にとって自分は利益があるかということをチェックし、
なければ、それを育てながらアプローチをうかがうといったことがひとつ挙げられる。
( 自分が社会や人に対して提示できる別のメリットを発見し、それを伸ばして再アプローチする )
・相手にとってメリットとなるような利害関係者となり、行動にうつす
・システム2( 前頭前野、小脳系 ) を機動させ、再評価フェーズにてアプローチする
ということが諸前提条件として挙げられるようである。
その際、進化心理学、社会心理学、行動経済学で学べるような、
「人の脳の仕組みを理解する」というような知見が役に立つのかもしれない。
いくつか述べると、
・人は無意識的に生存に有利な選択を取る傾向がある
・環境や状況によっての意思決定の揺らぎ、視野狭窄、バイアスが生まれる
・子供時代に作られた愛着スタイルとその経験知 ( エピソード記憶 ) を元にした行動をする傾向がある
これらは、相手によってアプローチを変える時に有効であるのかもしれない。
ただ、環境によって前提条件は変動するので、この理論を帰納することはできないと推測できる。
戦略としては、
相手にとって自分は利益があるかということをチェックし、
なければ、それを育てながらアプローチをうかがうといったことがひとつ挙げられる。
( 自分が社会や人に対して提示できる別のメリットを発見し、それを伸ばして再アプローチする )
2020年11月28日に日本でレビュー済み
なぜ人間関係において誤解が生じるのか。
どうすれば誤解されずに、また誤解せずに人と関係を築くことが出来るのか。
本作では、そういった「認識」について書かれたものである。
社会心理学という見地から、様々な実例や実験例などを、分かりやすくかみ砕いて説明しているので非常に読みやすかった。
本作は4つのパートから構成されており、各パートごとに記載された内容は誰しもが心当たりのある事柄ばかりだと思う。
パート1では、他者を認識するプロセスの仕組みについて述べている。
特に自分自身を他者に理解してもらう難しさについては、非常に興味深く面白かった。
私自身がいかに主観で物事を捉えており、自らについての情報を発信した気になっているか等、このパートを読めば驚愕するであろう。
と同時に他者に対していかに注意力を割いていないか、自らの今後の行動について改めていきたいと思わされた。
パート2では、無意識下の偏見について述べている。
このパートで特に興味を持ったのは、自己肯定感を守るために発動する「エゴレンズ」と呼ばれるバイアスだ。
自らの自己肯定感を守るために、自らよりも劣るであろう人物を見ようとしたり、脅威になると思った人物については正当な評価を
下そうとしなかったりなど、ゾッとさせられた。
自らが所属するグループと他グループに対して、抱く感情の違いなども考えさせれた。
個人的に最も興味深かったのは、パート3である。
そこで述べられていたのは、パーソナリティによって生じる偏見について。
「報酬追求型」と「リスク回避型」の2種類のパーソナリティ。
これらの目標の違いや、思考の違いはもちろんのこと、タイプごとに有効な話し方まで書かれており最も興味深かった。
パート4では、自らに対する偏見をどう払拭するかについて述べている。
どの方法も特に目新しさは感じられなかったが、それでも実践する価値はあると思った。
人間関係において偏見や誤解に悩まれている方にはオススメの一冊。
どうすれば誤解されずに、また誤解せずに人と関係を築くことが出来るのか。
本作では、そういった「認識」について書かれたものである。
社会心理学という見地から、様々な実例や実験例などを、分かりやすくかみ砕いて説明しているので非常に読みやすかった。
本作は4つのパートから構成されており、各パートごとに記載された内容は誰しもが心当たりのある事柄ばかりだと思う。
パート1では、他者を認識するプロセスの仕組みについて述べている。
特に自分自身を他者に理解してもらう難しさについては、非常に興味深く面白かった。
私自身がいかに主観で物事を捉えており、自らについての情報を発信した気になっているか等、このパートを読めば驚愕するであろう。
と同時に他者に対していかに注意力を割いていないか、自らの今後の行動について改めていきたいと思わされた。
パート2では、無意識下の偏見について述べている。
このパートで特に興味を持ったのは、自己肯定感を守るために発動する「エゴレンズ」と呼ばれるバイアスだ。
自らの自己肯定感を守るために、自らよりも劣るであろう人物を見ようとしたり、脅威になると思った人物については正当な評価を
下そうとしなかったりなど、ゾッとさせられた。
自らが所属するグループと他グループに対して、抱く感情の違いなども考えさせれた。
個人的に最も興味深かったのは、パート3である。
そこで述べられていたのは、パーソナリティによって生じる偏見について。
「報酬追求型」と「リスク回避型」の2種類のパーソナリティ。
これらの目標の違いや、思考の違いはもちろんのこと、タイプごとに有効な話し方まで書かれており最も興味深かった。
パート4では、自らに対する偏見をどう払拭するかについて述べている。
どの方法も特に目新しさは感じられなかったが、それでも実践する価値はあると思った。
人間関係において偏見や誤解に悩まれている方にはオススメの一冊。