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[唯川恵]のため息の時間
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ため息の時間 Kindle版

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商品の説明

内容紹介

愛したことが間違いなんじゃない。ただ少し、愛し方を間違えただけ──。完璧に家事をこなす妻を裏切り、若い女と浮気する木島。妻が化粧をするのを許さなかった原田。婚約寸前の彼女がいるのに社内で二股をかけた洪一。仕事のために取引先の年上女性に近づく孝次…。裏切られても、傷つけられても、性懲りもなく惹かれあってしまう、恋をせずにいられない男と女のための恋愛小説9篇。

出版社からのコメント

担当者から
唯川恵さんは、ご存じの通り、恋愛小説の名手として若い女性を中心に絶大な支持を集める作家ですが、本書では新しい試みに挑戦なさっています。『ため息の時間』は、「小説新潮」などを中心に掲載された作品を収録した9篇の短篇集ですが、すべての作品が男性の視点から描かれました。その結果、大人の男性の悲哀と恋愛の切なさとを描いたしっとりした雰囲気の作品集に仕上がり、唯川さんは、見事に新境地を開拓なさったと言えると思います。

登録情報

  • フォーマット: Kindle版
  • ファイルサイズ: 330 KB
  • 紙の本の長さ: 165 ページ
  • 出版社: 新潮社 (2004/7/1)
  • 販売: Amazon Services International, Inc.
  • 言語: 日本語
  • ASIN: B00CL6MZ7W
  • X-Ray:
  • Word Wise: 有効にされていません
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2 16件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: Kindleストア 有料タイトル - 61,946位 (Kindleストア 有料タイトルの売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

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トップカスタマーレビュー

形式: 文庫
ほんと最近の唯川恵はおもしろい!!
短編だからこそできる、オチの鋭さ!!
今回の作品はすべて男の目線でかかれていて、「どこにでも、自分が注目を浴びていないと話ができない女はいる」、「助けられたことが、特別な出会いだと思い込む女」。読んでいて、ひやひやっとするようなセリフがいたるところに…どうしてこんなにさらっと、男女の核心をつけるんだ!!?
あんなに作品の中で、男女のいやらしい部分をこれでもかというほど露呈させておいて、それでも恋愛小説と言い切る、唯川恵。全く、あっぱれ。
作品には本当に普通の人間しか出てこない。出てこないのに、全く退屈させない。どんなオチが待っているのか、どんなストーリーの裏切りで、読者を本の世界に落とし込んでくれるのか。
読書の醍醐味を教えてくれる一冊
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投稿者 risak 投稿日 2003/7/30
形式: 単行本
私がこれまでに読んだ唯川先生の作品の中でもこの作品は初めてのジャンルではないかと思います。あとがきで先生ご自身が語っているように「男性側から見た女性を捉えた作品を集めた短編集」ですが、変に男性が偶像化されておらず、現実的で地に足が着いているからこそ読み応えのある物語ばかりです。また、女性のちょっとビターな念や情を客観的視点から見つめなおす事ができるのもこの作品の特徴といえます。男性にも、女性にもお勧めできる一冊です。
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形式: 文庫
雰囲気もモチーフも全くことなる9編が収められた短編集です。共通点は大人の男性が主人公ということです。それぞれの作品が、恋人、妻、浮気相手、父親などとの関係を軸に多彩な物語の世界を見せてくれます。
9編とも洒落た「落ち」が用意されていてそれなりに面白いのですが、特に、リストラされた男性を主人公とする『終の季節』が心に残りました。解説の北上次郎氏も同じ感想のようですが、寂寥感に立ちすくむ人間同士の出会いが、いい味で描かれています。甘いと言えば甘いかも知れませんが、そういうことでもあるならば、先の見えない人生も生きていけるというものです。
ブラックユーモアとしては『濡れ羽色』が面白かったです。結末は明記されていないのですが容易に想像でき、「なるほどそういう伏線だったのか」と感心しました。
身勝手な男、翻弄される男、さまざまな局面の男を描いていますが、身につまされる部分もありました。この作家は初めて読んだのですが、色々な男女をよく見ているのだと思いました。
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形式: 単行本
 短編全てが男性側からの視点で描かれ、男の身勝手さや、女の恋愛に対する切なさを巧く表現しています。どこか物語も現実的で、それが特に女性読者にも受け入れられるのでしょうし、唯川恵らしい大人の恋物語が、ドラマ仕立てのように描かれていて、登場人物の思惑を含めて、出会いや別れを印象的に演出しています。
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投稿者 aki-yo3 投稿日 2004/11/7
形式: 文庫
大学を卒業してから、自分ではなく周りから「結婚」という事を意識されはじめ、
ついこの前までは「結婚しないと!」と病気のように思っていた。
でも、好きな人もいないのに、結婚はダメじゃない?って気付いてから
つき物が落ちたように毎日が楽しくなった。
この「ため息の時間」はそんな私の気持ちを後押しするかのように恋愛と結婚
についての物語が詰まっていて、決して「結婚=幸せ」ではないと思わせる。
だからと言って、一生独身でいようとか思ったりもしないんだけど、
なんだろう?この話を読んでると「結婚に逃げちゃいけない!」って思わせられるし、
幸せになりたいのなら、自分が幸せを与えられるようにならないとダメだって
思わされました。
25歳~30代半ばくらいの方にお勧めです!
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形式: 単行本
 恋愛小説の短編集なので、暇つぶしのつもりで手に取った。ところが、空き時間に一編ずつ読むどころか、全編一気読みしたくなる様な内容ばかりだった。
 どこでもいそうな、それでいてそれぞれ個性を持った男性を登場させ、その視点で9つものストーリーを創り上げるというのは、それまで、そういう小説を読んだことのない私としては目からウロコ状態だった。それが、女性作家のシワザというのだから、尚更だ。
 相手を愛しく思うあまり、相手が死んだ後も一緒にいたいという思いを実現させる「僕の愛しい人」などは、恋愛の中にもサスペンスを感じさせ、「分身」にいたっては、自分が造り上げた虚像が、実体化する場面(それが、偶然か必然かは読者に考えさせるところでもあるが)などは、SF小説かとも思わせる。
 とにかく、ただの恋愛小説ではないのだ。
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