はじめに……755の奇跡
ああ、もうダメだ~、こりゃあ、ヤバイぞ、してやられた、びっくり仰天!
スタート時点で「堀江貴文氏」が現れて、「755」という塀の中で
堀江貴文氏が呼ばれていた番号で読者を釘付けして引っ張る戦略だ~。
やっぱり、本を売るためには「はじめに」はすごく大事だよね。
私が書店で本を買う時に必ず読むのが、はじめにと目次だ。
そして、その後に堀江氏が、仮釈放して娑婆に戻ってきて新会社「7gogo」を
設立したというくだりに、引き込まれて一気に一冊を読んでしまった。
「ああ、この人、見城徹氏、面白いわ。本当にうまいわ~。」と本気で思った。
さすが幻冬舎の社長!巧みな文章力で読者を本の中に誘い込む技に驚いた。
私は堀江氏が出所してから書いた本を数冊買って読んだけど、その後の
ネット炎上で堀江氏が嫌いになって買わなくなった。
でも、かなり堀江氏のことを誤解して遠ざかってしまっていたのかも…。
本の感想だが、よく最初から最後までエネルギーが消耗することなく、
煮えたぎるような熱湯のままで、少しも冷めずに書けるなあって感心した。
見城氏も他の登場人物も、どこまでも、熱い!こんなに熱い人間がいるんだ。
まるで時限爆弾をいくつも抱えて飛び込んでいきそうな勢いで迫ってくる。
なよなよ、ぼやぼやと悩んでいる人間などが読むと、刺激が強烈すぎて、
体中に弓矢を突き刺されて、血まみれにされそうなよう恐怖だよ。
だけど、怖いもの見たさにグイグイ惹きつけられて、途中で止めたくても、
止められない、結局は最後まで見城徹氏の大きな罠?網にかかって、
バタバタと網の上でもがいている魚になってしまった。
「出刃包丁で身体中の皮膚をさばかれて、料理されるのはのはごめんだ。自分で起き上がろう。」
そう思いながらも、「この人たちは選ばれた特別な人たちだ!」と情けないことにひがみ根性が出てくる。
「ああ、苦しい~強烈に胸が痛む!私には到底無理、勢いがきつすぎる。」だけど、私も熱狂できる仕事に
我を忘れて邁進したい欲がじわじわと湧いてくる。
残りの限られた人生を後悔せずに生きたいと、切実に考えてしまった。
まあ、凡人の私などは目の前のことから片付けないと駄目だけど、この本を
読んでしまってからは、死を意識して一歩ずつでも前に進もうと考えた。
どん底気分の時に、一時的にもそう思えるようになるとは、それだけでも、読む価値があった。
最近、元気を無くして投げやりになっていたので、私には良い薬になった。
毒薬か、劇薬か、画期的な新薬か分からないけど、使う本人が治そうと思わない限り、
どんな良薬でも効果は現れないだろう。
つい最近まで、見城徹氏の名前も知らなかったけど、狂気のような熱狂人間が
この日本にいて、眠たい眼をした者たちに、進め、行け、飛び出せ!と刺激を
与えてくれるのが、本当にありがたい。「日本に居てくれてありがとう~」
日本の景気が悪くなって以降、欲もなく元気のない若者が増えてきたし、
こういう人が存在することは日本にとって本当に喜ばしい事だと思う。
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