作者曰く「日常を保つ」がテーマの4巻。
そのテーマに真っ向から取り組んだ「一ぱいのミシンそば」では、
作中の歩鳥につられて自分まで泣きそうになってしまった。
「それ町」は、ちょっと普通じゃないギャグ漫画だ。
笑いの中に人々の生活感や苦悩を嫌味なく織り込んでいく
バランス感覚と構成力が突出している。
それにしても、「ミシンそば」しかり、
2巻の「それでも町は廻っている(前後編)」しかり。
こういう筋立てにホロっとくるとはそろそろ歳かな?
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それでも町は廻っている(4) (ヤングキングコミックス) Kindle版
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言語日本語
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出版社少年画報社
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発売日2008/3/19
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ファイルサイズ59000 KB
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.7
星5つ中の4.7
64 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年3月23日に日本でレビュー済み
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2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2008年3月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とにかく表情豊かで、歩のリアクションだけで吹いてしまうわ。
しかも、マジどーでもいい感想と顔と話に使うコマがでけぇ。
4巻でかなりうまいなぁ、と思ったコマは、タッツンにチョップでツッコまれた歩が、今のツッコミは納得いかないと不満を垂らす一コマ。
しかも、ニセシーサイドとか、サバソバとか、天井モチとか、双バカとか、出っ歯とか、ヤマさん!とか、ダースベーダーとか、ざわっとか、150万円とか…今回も見所マジ満載。
サバソバは作って食ってみる。
周りを確認してしまうか検証する価値あるソバだと思う。
しかも、マジどーでもいい感想と顔と話に使うコマがでけぇ。
4巻でかなりうまいなぁ、と思ったコマは、タッツンにチョップでツッコまれた歩が、今のツッコミは納得いかないと不満を垂らす一コマ。
しかも、ニセシーサイドとか、サバソバとか、天井モチとか、双バカとか、出っ歯とか、ヤマさん!とか、ダースベーダーとか、ざわっとか、150万円とか…今回も見所マジ満載。
サバソバは作って食ってみる。
周りを確認してしまうか検証する価値あるソバだと思う。
2017年5月26日に日本でレビュー済み
探偵志望の女子高生を主人公にした、ミステリー調のコメディ漫画です。起承転結が明確なので、間口が広く読みやすいと思います。全16巻を読み終えてのレビューになりますが、前半は細かいギャグが多く、後半は1話を通して大きな謎を解いていくといったスタイルに移行していきます。物語として最初から最後まで計算されているため、予定調和を好む方に特にお勧めな気がします。
良い点は、話作りが非常に丁寧で、安定感があるところです。著者のミステリー好きがいかんなく発揮されており、話ごとに謎が用意され、それが解決されて終わります。人が死ぬようなネタでなくてもミステリーは成立するという、お話作りの教科書的な見方もできそうです。基本的には徒歩で行ける範囲の人間関係をモチーフにすることが多いですが、時にはSFになったりと、自由な発想も埋め込まれています。いずれも破たんしないで両立しているところが、この世界観の重層さを表しています。
絵も見やすく、きれいです。後半に行くほど、無駄を排した丸みのあるデフォルメされた絵柄になっていきます。
留意点としては、謎解きミステリー的な話作りが多いので、たまに途中でオチに気付いてしまうことがあり、そういう話は純粋に楽しめなくなってしまう点です。個人的には、先入観を利用したショートショート的なネタが多いように思います。前半はギャグが散りばめられており、オチに至る過程も楽しめますが、後半は1話全体を通したネタ作りが多くなるので、オチに気付かない方が幸せです。たまにオチに至っても「?」となる話があるのはご愛敬でしょうか。
第4巻は、違う町へ行ってミステリーを解いたり、卓球漫画になったりします。エビちゃんも登場しますが、こういう付かず離れずというか、付いたり離れたりする微妙な距離感って、あの年代独特だよなぁと懐かしいですね。
個人的には、キャラクターを使い捨てにしない、温かく愛のある作風が大好きです。凝った物語を漫画で表現できる作家は限られており、その点で著者は傑出していると思います。
良い点は、話作りが非常に丁寧で、安定感があるところです。著者のミステリー好きがいかんなく発揮されており、話ごとに謎が用意され、それが解決されて終わります。人が死ぬようなネタでなくてもミステリーは成立するという、お話作りの教科書的な見方もできそうです。基本的には徒歩で行ける範囲の人間関係をモチーフにすることが多いですが、時にはSFになったりと、自由な発想も埋め込まれています。いずれも破たんしないで両立しているところが、この世界観の重層さを表しています。
絵も見やすく、きれいです。後半に行くほど、無駄を排した丸みのあるデフォルメされた絵柄になっていきます。
留意点としては、謎解きミステリー的な話作りが多いので、たまに途中でオチに気付いてしまうことがあり、そういう話は純粋に楽しめなくなってしまう点です。個人的には、先入観を利用したショートショート的なネタが多いように思います。前半はギャグが散りばめられており、オチに至る過程も楽しめますが、後半は1話全体を通したネタ作りが多くなるので、オチに気付かない方が幸せです。たまにオチに至っても「?」となる話があるのはご愛敬でしょうか。
第4巻は、違う町へ行ってミステリーを解いたり、卓球漫画になったりします。エビちゃんも登場しますが、こういう付かず離れずというか、付いたり離れたりする微妙な距離感って、あの年代独特だよなぁと懐かしいですね。
個人的には、キャラクターを使い捨てにしない、温かく愛のある作風が大好きです。凝った物語を漫画で表現できる作家は限られており、その点で著者は傑出していると思います。
2011年1月27日に日本でレビュー済み
第4巻は、第3巻のスラップスティック・コメディー色が若干薄まり
(ゼロになったわけではないし、ギャグ要素もちゃんとある)、
今までとは違ったテイストの話が展開されている。
自分の住む町や村がさびれていくのは厭だ。しかし、活性化の名の下に、
急激に環境が変化したり、余所者が大挙してやって来るのも厭だという、
田舎独特のジレンマを見事に纏めた第29話。
歩鳥が同級生・真田広章の微かな記憶を手がかりに、『ミシンそば』を探した
末に、二人がちょっと切ない答えに辿り付いた第31話。
歩鳥の弟、猛がメインの第33話は、かつて歩鳥と真田が通ってきた道(参照:第3巻第26話)を、
猛と、猛の同級生の伊勢崎恵梨が違う形で通っているさまは、
小学生の時の男子同士の世間体のことを思い出し、ちょっと甘酸っぱい気持ちになった。
(ゼロになったわけではないし、ギャグ要素もちゃんとある)、
今までとは違ったテイストの話が展開されている。
自分の住む町や村がさびれていくのは厭だ。しかし、活性化の名の下に、
急激に環境が変化したり、余所者が大挙してやって来るのも厭だという、
田舎独特のジレンマを見事に纏めた第29話。
歩鳥が同級生・真田広章の微かな記憶を手がかりに、『ミシンそば』を探した
末に、二人がちょっと切ない答えに辿り付いた第31話。
歩鳥の弟、猛がメインの第33話は、かつて歩鳥と真田が通ってきた道(参照:第3巻第26話)を、
猛と、猛の同級生の伊勢崎恵梨が違う形で通っているさまは、
小学生の時の男子同士の世間体のことを思い出し、ちょっと甘酸っぱい気持ちになった。
2008年3月22日に日本でレビュー済み
間違いない。今巻で断然光ってるよタッツン。
今巻でもうホントに作者に感心したのが32話。
作者の短編集の「14歳」とかでもそうだが、わかってる。
作者は中学二年生だ。14歳だ。間違いねえ。
んでその32話。もうこの話のオチがあまりに自分の視点とダブって噴出してしまった。
要は32話はタッツンしか見てなかったてことなんだが。
道理で妙にこだわりがあるなとは思って見てた。ああ素晴らしい。
しかもメガネ・・・泣けるぜ、先生!!
もうこの感想はホントに個人的で申し訳ないのだが、
自分がこういうエロが大好きでしょうがないのだ。もう抜け出せない。
29話のカラーの歩鳥といいホントにエロいよ石黒大先生。こだわりだ!
何だかちょっと中学生になった気分になれたよ。本当にありがとう石黒先生。
今巻でもうホントに作者に感心したのが32話。
作者の短編集の「14歳」とかでもそうだが、わかってる。
作者は中学二年生だ。14歳だ。間違いねえ。
んでその32話。もうこの話のオチがあまりに自分の視点とダブって噴出してしまった。
要は32話はタッツンしか見てなかったてことなんだが。
道理で妙にこだわりがあるなとは思って見てた。ああ素晴らしい。
しかもメガネ・・・泣けるぜ、先生!!
もうこの感想はホントに個人的で申し訳ないのだが、
自分がこういうエロが大好きでしょうがないのだ。もう抜け出せない。
29話のカラーの歩鳥といいホントにエロいよ石黒大先生。こだわりだ!
何だかちょっと中学生になった気分になれたよ。本当にありがとう石黒先生。
2008年3月30日に日本でレビュー済み
喫茶シーサイドに働く女子高生、歩鳥の色々ごった煮ストーリー。第4巻です
この作品は『間』がすごいいいです
楽しいときの『間』、悲しいときの『間』、何でもないときの『間』
そういったマンガらしからぬ間の使い方によって
読んだ後の楽しさや悲しさ、何でもなさ(??)が倍増してる気がします
その中でも今回オススメなのが『ミシンソバ』の回
歩鳥の幼馴染の真田の想い出にある謎のソバ、ミシンソバ
記憶を頼りに探していった先にあった真実は・・・
これもさーっと書き流せばありふれたストーリーになっちゃいそうですけど
この漫画家さんが書くと、時が止まります。るんるん気分で読んでた読者が
「あっ・・・」とページを開く手を止めます。
そんな不思議な読後感が得られることうけあいの『それ街』
ぜひ読んでみてください
この作品は『間』がすごいいいです
楽しいときの『間』、悲しいときの『間』、何でもないときの『間』
そういったマンガらしからぬ間の使い方によって
読んだ後の楽しさや悲しさ、何でもなさ(??)が倍増してる気がします
その中でも今回オススメなのが『ミシンソバ』の回
歩鳥の幼馴染の真田の想い出にある謎のソバ、ミシンソバ
記憶を頼りに探していった先にあった真実は・・・
これもさーっと書き流せばありふれたストーリーになっちゃいそうですけど
この漫画家さんが書くと、時が止まります。るんるん気分で読んでた読者が
「あっ・・・」とページを開く手を止めます。
そんな不思議な読後感が得られることうけあいの『それ街』
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