This is an awesome read... little tough... you might have to go back and re-read some things... but it's good!
This book touches your heart and mind.
I read so many books that the stories are enjoyed but many are quietly forgotten. My daughter called me last week and told me that I had to read this book
I have recommended the book to many people and love discussing it with others.
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それから (新潮文庫) 文庫 – 1985/9/15
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恋人はいま親友の妻。再会、あなたならどうする――。
ラストは、衝撃/納得? 新鮮な問いを投げる、漱石渾身の恋愛小説。
『三四郎』に続く、漱石前期三部作の第二作。
長井代助は三十にもなって定職も持たず独身、父からの援助で毎日をぶらぶらと暮している。実生活に根を持たない思索家の代助は、かつて愛しながらも義侠心から友人平岡に譲った平岡の妻三千代との再会により、妙な運命に巻き込まれていく……。
破局を予想しながらもそれにむかわなければいられない愛を通して明治知識人の悲劇を描く、『三四郎』に続く前期三部作の第二作。この後、最終章『門』へ。用語、時代背景などについての詳細な注解、解説を付す。
本文より
「だが、姉さん、僕はどうしても嫁を貰わなければならないのかね」と聞く事がある。代助は無論真面目に聞く積りだけれども、嫂(あによめ)の方では呆れてしまう。そうして、自分を茶にするのだと取る。梅子はその晩代助に向って、平生(いつも)の手続を繰り返した後で、こんな事を云った。
「妙なのね、そんなに厭がるのは。――厭なんじゃないって、口では仰しゃるけれども、貰わなければ、厭なのと同(おん)なしじゃありませんか。それじゃ誰か好きなのがあるんでしょう。その方の名を仰(おっし)ゃい」
代助は今まで嫁の候補としては、ただの一人(いちにん)も好いた女を頭の中に指名していた覚がなかった。……(本書124ページ)
夏目漱石(1867-1916)
1867(慶応3)年、江戸牛込馬場下(現在の新宿区喜久井町)に生れる。帝国大学英文科卒。松山中学、五高等で英語を教え、英国に留学した。留学中は極度の神経症に悩まされたという。帰国後、一高、東大で教鞭をとる。1905(明治38)年、『吾輩は猫である』を発表し大評判となる。翌年には『坊っちゃん』『草枕』など次々と話題作を発表。1907年、東大を辞し、新聞社に入社して創作に専念。『三四郎』『それから』『行人』『こころ』等、日本文学史に輝く数々の傑作を著した。最後の大作『明暗』執筆中に胃潰瘍が悪化し永眠。享年50。
ラストは、衝撃/納得? 新鮮な問いを投げる、漱石渾身の恋愛小説。
『三四郎』に続く、漱石前期三部作の第二作。
長井代助は三十にもなって定職も持たず独身、父からの援助で毎日をぶらぶらと暮している。実生活に根を持たない思索家の代助は、かつて愛しながらも義侠心から友人平岡に譲った平岡の妻三千代との再会により、妙な運命に巻き込まれていく……。
破局を予想しながらもそれにむかわなければいられない愛を通して明治知識人の悲劇を描く、『三四郎』に続く前期三部作の第二作。この後、最終章『門』へ。用語、時代背景などについての詳細な注解、解説を付す。
本文より
「だが、姉さん、僕はどうしても嫁を貰わなければならないのかね」と聞く事がある。代助は無論真面目に聞く積りだけれども、嫂(あによめ)の方では呆れてしまう。そうして、自分を茶にするのだと取る。梅子はその晩代助に向って、平生(いつも)の手続を繰り返した後で、こんな事を云った。
「妙なのね、そんなに厭がるのは。――厭なんじゃないって、口では仰しゃるけれども、貰わなければ、厭なのと同(おん)なしじゃありませんか。それじゃ誰か好きなのがあるんでしょう。その方の名を仰(おっし)ゃい」
代助は今まで嫁の候補としては、ただの一人(いちにん)も好いた女を頭の中に指名していた覚がなかった。……(本書124ページ)
夏目漱石(1867-1916)
1867(慶応3)年、江戸牛込馬場下(現在の新宿区喜久井町)に生れる。帝国大学英文科卒。松山中学、五高等で英語を教え、英国に留学した。留学中は極度の神経症に悩まされたという。帰国後、一高、東大で教鞭をとる。1905(明治38)年、『吾輩は猫である』を発表し大評判となる。翌年には『坊っちゃん』『草枕』など次々と話題作を発表。1907年、東大を辞し、新聞社に入社して創作に専念。『三四郎』『それから』『行人』『こころ』等、日本文学史に輝く数々の傑作を著した。最後の大作『明暗』執筆中に胃潰瘍が悪化し永眠。享年50。
- ISBN-104101010056
- ISBN-13978-4101010052
- 版改
- 出版社新潮社
- 発売日1985/9/15
- 言語日本語
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- 本の長さ368ページ
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出版社より
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| 吾輩は猫である | 倫敦塔・幻影の盾 | 坊っちゃん | 三四郎 | それから | 門 | |
| 【新潮文庫】夏目漱石 作品 | 明治の俗物紳士たちの語る珍談・奇譚、小事件の数かずを、迷いこんで飼われている猫の眼から風刺的に描いた漱石最初の長編小説。 | 謎に満ちた塔の歴史に取材し、妖しい幻想を繰りひろげる「倫敦塔」、英国留学中の紀行文「カーライル博物館」など、初期の7編を収録。 | 四国の中学に数学教師として赴任した直情径行の青年が巻きおこす珍騒動。ユーモアと人情の機微にあふれ、広範な愛読者をもつ傑作。 | 熊本から東京の大学に入学した三四郎は、心を寄せる都会育ちの女性美禰子の態度に翻弄されてしまう。青春の不安や戸惑いを描く。 | 定職も持たず思索の毎日を送る代助と友人の妻との不倫の愛。激変する運命の中で自己を凝視し、愛の真実を貫く知識人の苦悩を描く。 | 親友を裏切り、彼の妻であった御米と結ばれた宗助は、その罪意識に苦しみ宗教の門を叩くが……。「三四郎」「それから」に続く三部作。 |
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| 草枕 | 虞美人草 | 彼岸過迄 | 行人 | こころ | 道草 | |
| 智に働けば角が立つ──思索にかられつつ山路を登りつめた青年画家の前に現われる謎の美女。絢爛たる文章で綴る漱石初期の名作。 | 我執と虚栄に心おごる美女が、ついに一切を失って破局に向う悽愴な姿を描き、偽りの生き方が生む人間の堕落と悲劇を追う問題作。 | 自意識が強く内向的な須永と、感情のままに行動して悪びれない従妹との恋愛を中心に、エゴイズムに苦悩する近代知識人の姿を描く。 | 余りに理知的であるが故に周囲と齟齬をきたす主人公の一郎。孤独に苦しみながらも、我を棄てることができない男に救いはあるか? | 親友を裏切って恋人を得たが、親友が自殺したために罪悪感に苦しみ、みずからも死を選ぶ、孤独な明治の知識人の内面を抉る秀作。 | 健三は、愛に飢えていながら率直に表現できず、妻のお住は、そんな夫を理解できない。近代知識人の矛盾にみちた生活と苦悩を描く。 |
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|---|---|---|---|---|---|
| 硝子戸の中 | 二百十日・野分 | 坑夫 | 文鳥・夢十夜 | 明暗 | |
| 漱石山房から眺めた外界の様子は?終日書斎の硝子戸の中に坐し、頭の動くまま気分の変るままに、静かに人生と社会を語る随想集。 | 俗な世相を痛烈に批判し、非人情の世界から人情の世界への転機を示す「二百十日」、その思想をさらに深く発展させた「野分」を収録。 | 恋愛事件のために出奔し、自棄になって坑夫になる決心をした青年が実際に銅山で見たものは……漱石文学のルポルタージュ的異色作。 | 文鳥の死に、著者の孤独な心象をにじませた名作「文鳥」、夢に現われた無意識の世界を綴り、暗く無気味な雰囲気の漂う、「夢十夜」等。 | 妻と平凡な生活を送る津田は、かつて将来を誓い合った人妻清子を追って、温泉場を訪れた──。近代小説を代表する漱石未完の絶筆。 |
登録情報
- 出版社 : 新潮社; 改版 (1985/9/15)
- 発売日 : 1985/9/15
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 368ページ
- ISBN-10 : 4101010056
- ISBN-13 : 978-4101010052
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 65,873位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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(1867-1916)1867(慶応3)年、江戸牛込馬場下(現在の新宿区喜久井町)に生れる。
帝国大学英文科卒。松山中学、五高等で英語を教え、英国に留学した。留学中は極度の神経症に悩まされたという。帰国後、一高、東大で教鞭をとる。1905(明治38)年、『吾輩は猫である』を発表し大評判となる。
翌年には『坊っちゃん』『草枕』など次々と話題作を発表。1907年、東大を辞し、新聞社に入社して創作に専念。『三四郎』『それから』『行人』『こころ』等、日本文学史に輝く数々の傑作を著した。最後の大作『明暗』執筆中に胃潰瘍が悪化し永眠。享年50。
カスタマーレビュー
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2019年6月18日に日本でレビュー済み
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34人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年6月20日に日本でレビュー済み
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I don't often write reviews about books I've read because I don't feel like I could do a good job, but this is one not to miss if you love a great book. Give it a chance. You'll see what I mean.
This is the first book I felt motivated to leave a review.
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2019年5月10日に日本でレビュー済み
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I believe anyone can find something that they can relate to in this book. If someone comes to me about weight loss, dreams, goals, or even just every day issues then I tell them they need to read this book because they will come out with exactly what they need & then some. This book is a tool that will help you change your life for the better.
This is a book I can easily see myself going back and reading again.
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2017年4月3日に日本でレビュー済み
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それからを読み直すのは高校生以来。現代文の前田先生の一推しの作品。授業で観た映画それからは代助=松田優作、三千代=藤谷美和子が演じ、三千代が花瓶の水を飲み干すシーンはよく覚えている。
代助の高等遊民という立場、その生き方、考え方を現代の何かに照らし合わせながら楽しめる前半から中盤。
現代の世の中でいうと冷めちゃってる感じ+何にもやってないけど何故か上から目線とでもいうのだろうか。漱石が当時の空気感、雰囲気をわかりやすく表現していて、今の時代のそれとも共通することが多いので、その表現自体、またその背景を考えたり、自分と照らし合わせてみたり、いろいろな角度から楽しめる
その高等遊民という立場を捨て、三千代を選ぶことを決めて動き始める後半。結末を覚えていなかったなので、どうなることやら読み進めるのが楽しみでしょうがなかった。
高等遊民として生活を蔑み、文化的なことに意義を見出していた暮らしから、愛を選び生活して行くことを選んだ代助。それから、、、。
代助の高等遊民という立場、その生き方、考え方を現代の何かに照らし合わせながら楽しめる前半から中盤。
現代の世の中でいうと冷めちゃってる感じ+何にもやってないけど何故か上から目線とでもいうのだろうか。漱石が当時の空気感、雰囲気をわかりやすく表現していて、今の時代のそれとも共通することが多いので、その表現自体、またその背景を考えたり、自分と照らし合わせてみたり、いろいろな角度から楽しめる
その高等遊民という立場を捨て、三千代を選ぶことを決めて動き始める後半。結末を覚えていなかったなので、どうなることやら読み進めるのが楽しみでしょうがなかった。
高等遊民として生活を蔑み、文化的なことに意義を見出していた暮らしから、愛を選び生活して行くことを選んだ代助。それから、、、。
ベスト1000レビュアー
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親の仕送りだけで働かずに悠々自適に暮らす代助。世の中に冷めた感情を持ち、親からの縁談を断り続けらりくらりと交わす代助の生活が描かれた前半。人妻である三千代に惹かれ、その愛を突き進めた後半は物語が一気に加速。
疲れた時に読むと、代助の飛び抜けた精神性に勇気というか癒やしをもらえた。
<印象深い表現>
・何笑つても構はない。君が僕を笑ふ前に、僕は既に自分を笑つてゐるんだから
・何故働かないつて、そりや僕が悪いんぢやない。つまり世の中が悪いのだ。もつと、大袈裟に云ふと、日本対西洋の関係が駄目だから働かないのだ。
・代助は人類の一人として、互を腹の中で侮辱する事なしには、互に接触を敢てし得ぬ、現代の社会を、二十世紀の堕落と呼んでゐた。
・代助は時々尋常な外界から法外に痛烈な刺激を受ける。それが劇しくなると、晴天から来る日光の反射にさへ堪へ難くなる事があつた。さう云ふ時には、成る可く世間との交渉を稀薄にして、朝でも午でも構はず寐る工夫をした。其手段には、極めて淡い、甘味の軽い、花の香をよく用ひた。瞼を閉ぢて、瞳に落ちる光線を謝絶して、静かに鼻の穴丈で呼吸してゐるうちに、枕元の花が、次第に夢の方へ、躁ぐ意識を吹いて行く。是が成功すると、代助の神経が生れ代つた様に落ち付いて、世間との連絡が、前よりは比較的楽に取れる。
・彼の考によると、人間はある目的を以て、生れたものではなかつた。之と反対に、生れた人間に、始めてある目的が出来て来るのであつた。
・彼は此取り留めのない花やかな色調の反照として、三千代の事を思ひ出さざるを得なかつた。さうして其所にわが安住の地を見出した様な気がした。けれども其安住の地は、明らかには、彼の眼に映じて出なかつた。たゞ、かれの心の調子全体で、それを認めた丈であつた。従つて彼は三千代の顔や、容子や、言葉や、夫婦の関係や、病気や、身分を一纏にしたものを、わが情調にしつくり合ふ対象として、発見したに過ぎなかつた。
・自然の児にならうか、又意志の人にならうかと代助は迷つた。彼は彼の主義として、弾力性のない硬張つた方針の下に、寒暑にさへすぐ反応を呈する自己を、器械の様に束縛するの愚を忌んだ。同時に彼は、彼の生活が、一大断案を受くべき危機に達して居る事を切に自覚した。
・歩きながら、自分は今日、自ら進んで、自分の運命の半分を破壊したのも同じ事だと、心のうちに囁いだ。
・僕の存在には貴方が必要だ。何うしても必要だ。僕は夫丈の事を貴方に話したい為にわざ〳〵貴方を呼んだのです
・彼の信念は半ば頭の判断から来た。半ば心の憧憬から来た。二つのものが大きな濤の如くに彼を支配した。彼は平生の自分から生れ変つた様に父の前に立つた。
疲れた時に読むと、代助の飛び抜けた精神性に勇気というか癒やしをもらえた。
<印象深い表現>
・何笑つても構はない。君が僕を笑ふ前に、僕は既に自分を笑つてゐるんだから
・何故働かないつて、そりや僕が悪いんぢやない。つまり世の中が悪いのだ。もつと、大袈裟に云ふと、日本対西洋の関係が駄目だから働かないのだ。
・代助は人類の一人として、互を腹の中で侮辱する事なしには、互に接触を敢てし得ぬ、現代の社会を、二十世紀の堕落と呼んでゐた。
・代助は時々尋常な外界から法外に痛烈な刺激を受ける。それが劇しくなると、晴天から来る日光の反射にさへ堪へ難くなる事があつた。さう云ふ時には、成る可く世間との交渉を稀薄にして、朝でも午でも構はず寐る工夫をした。其手段には、極めて淡い、甘味の軽い、花の香をよく用ひた。瞼を閉ぢて、瞳に落ちる光線を謝絶して、静かに鼻の穴丈で呼吸してゐるうちに、枕元の花が、次第に夢の方へ、躁ぐ意識を吹いて行く。是が成功すると、代助の神経が生れ代つた様に落ち付いて、世間との連絡が、前よりは比較的楽に取れる。
・彼の考によると、人間はある目的を以て、生れたものではなかつた。之と反対に、生れた人間に、始めてある目的が出来て来るのであつた。
・彼は此取り留めのない花やかな色調の反照として、三千代の事を思ひ出さざるを得なかつた。さうして其所にわが安住の地を見出した様な気がした。けれども其安住の地は、明らかには、彼の眼に映じて出なかつた。たゞ、かれの心の調子全体で、それを認めた丈であつた。従つて彼は三千代の顔や、容子や、言葉や、夫婦の関係や、病気や、身分を一纏にしたものを、わが情調にしつくり合ふ対象として、発見したに過ぎなかつた。
・自然の児にならうか、又意志の人にならうかと代助は迷つた。彼は彼の主義として、弾力性のない硬張つた方針の下に、寒暑にさへすぐ反応を呈する自己を、器械の様に束縛するの愚を忌んだ。同時に彼は、彼の生活が、一大断案を受くべき危機に達して居る事を切に自覚した。
・歩きながら、自分は今日、自ら進んで、自分の運命の半分を破壊したのも同じ事だと、心のうちに囁いだ。
・僕の存在には貴方が必要だ。何うしても必要だ。僕は夫丈の事を貴方に話したい為にわざ〳〵貴方を呼んだのです
・彼の信念は半ば頭の判断から来た。半ば心の憧憬から来た。二つのものが大きな濤の如くに彼を支配した。彼は平生の自分から生れ変つた様に父の前に立つた。
2020年5月22日に日本でレビュー済み
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主人公がいわゆるスネかじりで親のお金で遊んで働かざるアラサー。共感できない部分も多いだろう。しかし、幻想的な精神世界や、好きな人とならどうなってもいい。という気持ちの儚さ美しさ激しさの文章は好印象。
漱石前期三部作の2作目。「三四郎」の次作となるが、話が直接つながっているわけではない。解説を読んでなるほどと思ったが、好きな人との結婚を選択しなかった「三四郎」の美禰子と「それから」の代助(または三千代)が重なる。無意識の偽善に耐えられなくなり三千代への愛を選んだ代助だが、覚悟を決めていた割には最後は脆かった。
しかし、当時の時代背景の中、自らの想いに対して真っ直ぐ進む意志に共感できる。
漱石前期三部作の2作目。「三四郎」の次作となるが、話が直接つながっているわけではない。解説を読んでなるほどと思ったが、好きな人との結婚を選択しなかった「三四郎」の美禰子と「それから」の代助(または三千代)が重なる。無意識の偽善に耐えられなくなり三千代への愛を選んだ代助だが、覚悟を決めていた割には最後は脆かった。
しかし、当時の時代背景の中、自らの想いに対して真っ直ぐ進む意志に共感できる。





