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ELISAさんといえば「超電磁砲」EDの頃からファンでCDを買っていましたが、今回はヴァルヴレイヴ視聴にてコロッと落ちました。今回収録の3曲はすべて作詞も手掛けられたとのことです。
表題曲、全体を見るとポップな曲調のリードに、繊細なウィスパー＆高音メインで合わせてくる独特の作風は健在です。その一方で今回はEDでありつつ「幕開け」を強く印象づける壮大なイントロ〜飽きの来ない転調が特に気に入っており、一曲で二度三度の楽しみがあります。outroの不意打ちでまたこみあげるものが。
カップリングは二曲用意されており、これまたそれぞれにしっかりした聞き応えがあります。
雰囲気こそ違いますが、どちらも「別番組のED曲なんですよ〜」などと言われたら、思わず信用してしまいそうな曲調と雰囲気であるという印象です。そんなこんなでCD全体で見ても、3曲をまとめたリピートで聞きやすいバランスのよさを実感しています。
いっぽうDVDにはMVとメイキング＆インタビューが収録されており、ボリューム一杯。
ジャケットのドレスに白布をはためかせる神々しいMVに、本作の舞台裏だけでなく休止期間や活動再開についても触れられているインタビューと雰囲気を体感できるメイキングはそれぞれ8分近く用意されています。
ブックレットもアルバム級といえる20Pもあり、ケースにぎゅーっと詰まっているのですが歌詞カード+写真集状態になっています。おまけにカード(ELISAさんの！)までついた、価格帯から見てもたいへん満足感あふれるお買い得な一枚でした。
なおこのCD+DVD版は限定生産のようです。価格差を埋めて余りあるDVDなので、アーティスト版をお買いになるならは是非こちらを。すべて見渡して隙のない仕上がりだけに、ヴァルヴレイヴを知らないファン (or ヴァルヴレイヴではじめて知った方) ともに決して肩透かしさせない一枚かと思います。おすすめです。
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