高校生の頃にミステリーにのめり込んだ、クロフツ、エラリークイン。
外出禁止で時間があるから懐かしさとともに読み返したがどうもしっくりこない。
新しいものも読んだ。謎解きの面白さだけで文学としての味わいに欠ける。
ミステリーとはそもそもそういうものかとがっかりしていたそのとき
この本に出会った。欠点だらけの主人公、細かい人物描写、心理描写
何よりも北欧の鼻の奥にきりっと感じる冬の空気とあったかい部屋
何度も読み返したくなるような登場人物のセリフ。
これは翻訳が素晴らしいが故の感動なのだろうか、ぜひ原語で読んでみたくなった。
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