一時期、人脈づくりやコミュニケーションって凄くもてはやされていたように思います。自社内でも、他部署との交流や飲みニケーションが重視され、皆がそれが正しいことだと錯覚しています。
内心、それは意味があるのかなと疑問に思っていましたが、この本を読んだら、その疑問に対する答えが分かりました。
「目の前の仕事をしっかりやる」「遅刻とは、相手の時間を奪う=命を奪うということ」「相手がどんな人であれ、目の前にいる人に大しては最大限の対応をする」といった考え方は、素直にその通りだなと思いました。
私の周りにも、仕事が終わってないのに飲み会に行ってしまったり、平気で時間や納期を守らない人がいます。でも、本人はそれが悪いことだと思っていないので、注意しても何も変わらないのです。いや、本人も変わりたいと思っていても、変わってしまうと自分の無能ぶりが露呈してしまうことに恐れているのかもしれません。
おそらく、この本を自ら手にとって読むような人は、大丈夫だと思います。むしろ、自分の周りにいる、人脈づくりで駄目な方向に進んでいる人に、この本のような指摘をして、正しい方向に導いてあげるとよいのかもしれません。
内容としては面白かったのですが、同じようなことを何度も繰り返し書かれて間延びした感じを受けたのがマイナス点です。
Kindle 端末は必要ありません。無料 Kindle アプリのいずれかをダウンロードすると、スマートフォン、タブレットPCで Kindle 本をお読みいただけます。
無料アプリを入手するには、Eメールアドレスを入力してください。
