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そして殺人者は野に放たれる (新潮文庫) 文庫 – 2006/10/30

5つ星のうち 4.2 48件のカスタマーレビュー

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商品の説明

内容紹介

「心神喪失」の名の下で、あの殺人者が戻ってくる! 「テレビがうるさい」と二世帯五人を惨殺した学生や、お受験苦から我が子三人を絞殺した母親が、罪に問われない異常な日本。“人権"を唱えて精神障害者の犯罪報道をタブー視するメディア、その傍らで放置される障害者、そして、空虚な判例を重ねる司法の思考停止に正面から切り込む渾身のリポート。第三回新潮ドキュメント賞受賞作品。

著者からのコメント

著者より
 この本は、10年がかりで取材と思考を結実させたものです。私の代表作になっ
た、という満足感があります。これ以上、何も書き加えることがなく、何も削る
べき事柄もありません。

 心神喪失という言葉は、比較的よく知られるようにはなっ てきました。それ
は、小さな問題なのでしょうか?

 日常的に犯罪が起きています。過去も、また未来に向かっても、残念ながら犯
罪がなくなることはありえません。犯罪 には、軽微なものと、凶悪なものとがあ
ります。では、凶悪犯罪は、正常な人間が行な うのでしょうか、それとも異常な
人間が行なうものなのでしょうか。
 私は、正常 (責任能力あり)と異常(責任能力なし)の区別は意味がないと思

います。が、「異常」であれば「事件をなかったことにしよう」という、まさに
異常な発想が日本には明治以 来ずっと定着してきてしまいました。

 試みに、このアマゾンで「心神喪失」と検索してみると、処遇がらみのものが
数点あるだけで、この国には「犯罪」と「被害者」と「心 神喪失」を真正面から

論じた本が1冊も流通していないことがわかります。この問題への関心がないの
でしょうか。
 そうかもしれません。平和なことです。しかし、本当 に小さな問題でしょう
か。
 精神障害犯罪者による犠牲者は、少年犯罪による犠牲 者よりずっと多いので
す。全人口に対する少年の比率より、精神障害者の比率のほうが 桁違いに少数で
あるにもかかわらず!

 私は、現代版「罪と罰」を書いたつもりです。
 犯罪と人間の精神について考える契機になれば幸甚です。
                      
                                日垣 隆 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

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登録情報

  • 文庫: 318ページ
  • 出版社: 新潮社 (2006/10/30)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4101300518
  • ISBN-13: 978-4101300511
  • 発売日: 2006/10/30
  • 梱包サイズ: 15 x 10.6 x 0.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2 48件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

形式: 単行本
弁護士はクライアントの利益のためにはたらき、
検事は罪を裁きの場に引きずり出すためにはしりまわり、
裁判官は法に忠実であるために冷静に処分を決定する。
三者が誠実であればあるほど、
法廷はいびつな場となる。
そのことに対する筆者の怒り、いきどおりが、
文章から(あてこすりや皮肉を通り越したなげきのような文すらある)感じ取られる。
なかでも、
「刑法39条」と「刑法178条」、つまり
心神喪失、心神耗弱によって罪を罪でなくする仕組みに対して、
筆者は「なくしてしまえ」と強く主張する。
叫びにも似た筆者の提案は、
単なる思いつきや居酒屋会議のレベルではなく、
実際に多くの事件を検証し、当事者に会い、
その過程で考えに考え抜かれた結論だ。
実際にこの本を読めば、
誰もが、
「なんか、おかしいんじゃないか」と思うはずだ。
精神鑑定を行う医師たちのことを、
「心神耗弱」だと感じるかもしれない。
筆者に賛成するにしても、反対の立場をとるにせよ、
「39条」(178条も)を考える上で、
さけてはならない本だと思う。
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形式: 文庫
論証が不十分で,構成が破綻しており,しかも取材不足の杜撰な本。レビューにあるまじき長さとなって申し訳ないが,以下の文章は,これらの点を敷衍したものです。

人を殺しても,犯行時に「心神喪失」(刑法39条1項)であれば無罪となる。引き起こした結果を見ると,違法な行為ではあるけれども,責任を問うことはできないからだ,というのが39条に関する学界のコンセンサスである。

これは,正当防衛(36条1項)で無罪になるのとはワケが違う。正当防衛とは,緊急状態にあって,違法な攻撃を,自力で排除することを特別に認める規定だ。文字通り,「正当」(=違法でない)な行為である。ゆえに,正当防衛に対して正当防衛で反撃することは許されない(背理である)。

これに対して,心神喪失者による攻撃に対しては,正当防衛で反撃することが許される。39条1項は,責任を問わないと言っているだけで,「違法でない」とまでは言っていないからだ。

こんなふうに,(客観的な)違法性と,(主観的な)責任の問題を区別して論じるのが,近代刑法の基本原理だ。

本書の著者は,「何人も,故意に基づく凶悪犯罪に対して,責任と刑罰を免れるべきではない」(p.85)と述べる。何よりもまず,結果の重大性を見逃すな(p.13,p.137参照)というわ
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形式: 文庫
いつ自分が犯罪の被害者になってもおかしくはないが、薄ら寒い現状が控えていることに愕然とした。
加害者が心身の異常を持ち出せば、なし崩し的に責任が回避されてよいものか?
またそれを暗黙のうちに認める、もしくは正しく目を向けない現代社会(法曹界・医学界・マスコミ等)の無責任さ。
本書が一石となり、少しでも状況が改善されていくことを望んでやまない。
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形式: 単行本
刑法39条心神喪失という法概念で量刑が減刑をされることがあるとは
大まかに知っていましたが、この法概念が極めていい加減な運用をさ
れていたことを本書で初めて知りました。
犯罪を犯す前に酒を大量に摂取して、犯行に及んでも責任能力が無い
と判断し、無罪あるいは減刑をしてしまう。通り魔で次々に人を殺害
する人間を、心神喪失としか考えられない、よって無罪。
常識からは考えられない法的判断がつぎつぎと紹介され驚愕を覚えず
にはいられませんでした。
社会正義を底流で支える刑法を改めて考える必読の書といえます。本
書がマスコミなどにも広く取り上げられ国民的議論を喚起してほしい
と思っています。
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投稿者 mfhty トップ500レビュアーVINE メンバー 投稿日 2006/12/23
形式: 文庫
 刑法第39条「心神喪失者の行為は罰しない。心神耗弱者の行為はその刑を減軽する。」にスポットをあてた本。

 著者の主な主張は、

(1)殺人など重大な行為を犯した者であっても、精神病の疑いがあれば、検察が「起訴前鑑定」を行い起訴を見合わせてしまうことが多い(殺人者の4割が不起訴ななる)。それは、起訴した事件が無罪になれば検察官自身の出世にひびくから。

(2)鑑定は、被疑者の過去の時点の状態をさかのぼって推定するもの。絶対的な判定はできない。さらに、鑑定人によっては、常に心身喪失や心身耗弱の鑑定をする。

(3)裁判官も、極めて安直に刑法第39条を適用し、無罪にしたり減刑したりする傾向にある。

(4)刑法第39条に該当し、無罪や減刑になった者に対する医療上の対策ができていない。

(5)その結果、心身喪失を偽装している疑いの濃い者であっても無罪になり、極めて短期間病院に入院したあと、世間に戻ってくるケースがある。

 10年がかりで執筆したというだけあって、さまざまな事件、文献等にしっかりとあたった上で書いたことが伝わってくる。もちろん読んで楽しい本ではなく、著者自身が書いているように、事件の記述などはむしろ読むのが苦痛な部分もある。
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