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[日垣 隆]のそして殺人者は野に放たれる (新潮文庫)
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そして殺人者は野に放たれる (新潮文庫) Kindle版

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商品の説明

内容紹介

無罪判決。その時、殺人者はニヤリと笑った――「テレビがうるさい」と近隣の5人を滅多刺しにした男が、泥酔し見知らぬ主婦を背後から殺傷した通り魔が、罪に問われず社会に戻ってくる!! 「心神喪失者の行為は罰しない」という法の下に――。ある殺人者は「やられたほうが悪い。自分は被害者」と開き直り、ある殺人者は「死んだ人間は運命だと思って諦めたほうがいい」と口にする……こうして彼らは、何度も何度も野に解き放たれる! 日本の無法ぶりを暴いた渾身の衝撃作。

著者からのコメント

著者より
 この本は、10年がかりで取材と思考を結実させたものです。私の代表作になっ
た、という満足感があります。これ以上、何も書き加えることがなく、何も削る
べき事柄もありません。

 心神喪失という言葉は、比較的よく知られるようにはなっ てきました。それ
は、小さな問題なのでしょうか?

 日常的に犯罪が起きています。過去も、また未来に向かっても、残念ながら犯
罪がなくなることはありえません。犯罪 には、軽微なものと、凶悪なものとがあ
ります。では、凶悪犯罪は、正常な人間が行な うのでしょうか、それとも異常な
人間が行なうものなのでしょうか。
 私は、正常 (責任能力あり)と異常(責任能力なし)の区別は意味がないと思

います。が、「異常」であれば「事件をなかったことにしよう」という、まさに
異常な発想が日本には明治以 来ずっと定着してきてしまいました。

 試みに、このアマゾンで「心神喪失」と検索してみると、処遇がらみのものが
数点あるだけで、この国には「犯罪」と「被害者」と「心 神喪失」を真正面から

論じた本が1冊も流通していないことがわかります。この問題への関心がないの
でしょうか。
 そうかもしれません。平和なことです。しかし、本当 に小さな問題でしょう
か。
 精神障害犯罪者による犠牲者は、少年犯罪による犠牲 者よりずっと多いので
す。全人口に対する少年の比率より、精神障害者の比率のほうが 桁違いに少数で
あるにもかかわらず!

 私は、現代版「罪と罰」を書いたつもりです。
 犯罪と人間の精神について考える契機になれば幸甚です。
                      
                                日垣 隆


登録情報

  • フォーマット: Kindle版
  • ファイルサイズ: 407 KB
  • 紙の本の長さ: 318 ページ
  • 出版社: 新潮社 (2006/9/30)
  • 販売: Amazon Services International, Inc.
  • 言語: 日本語
  • ASIN: B0099FKX18
  • X-Ray:
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  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2 48件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

形式: 文庫
論証が不十分で,構成が破綻しており,しかも取材不足の杜撰な本。レビューにあるまじき長さとなって申し訳ないが,以下の文章は,これらの点を敷衍したものです。

人を殺しても,犯行時に「心神喪失」(刑法39条1項)であれば無罪となる。引き起こした結果を見ると,違法な行為ではあるけれども,責任を問うことはできないからだ,というのが39条に関する学界のコンセンサスである。

これは,正当防衛(36条1項)で無罪になるのとはワケが違う。正当防衛とは,緊急状態にあって,違法な攻撃を,自力で排除することを特別に認める規定だ。文字通り,「正当」(=違法でない)な行為である。ゆえに,正当防衛に対して正当防衛で反撃することは許されない(背理である)。

これに対して,心神喪失者による攻撃に対しては,正当防衛で反撃することが許される。39条1項は,責任を問わないと言っているだけで,「違法でない」とまでは言っていないからだ。

こんなふうに,(客観的な)違法性と,(主観的な)責任の問題を区別して論じるのが,近代刑法の基本原理だ。

本書の著者は,「何人も,故意に基づく凶悪犯罪に対して,責任と刑罰を免れるべきではない」(p.85)と述べる。何よりもまず,結果の重大性を見逃すな(p.13,p.137参照)というわ
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形式: 文庫
題名から勝手に「ある事ない事を書いて人々を必要以上に不安に陥れる本」と想像し読む気が起きなかった本である、

しかし、ある折、この本を薦められたので手にとって読んでみた。非常によく調べられ書かれている。おそらくこの本を書いた後様々な嫌がらせなどを受けたのではないだろうか。
この本で描かれている、刑法39条の超拡大解釈には、殆ど一般の人がおかしいと感じているはずである。
作者が法律に精通している(法学部卒)だけあってその筆は作者の憤りを感じるものの、冷静である。

だいたい人を殺したとき、普通の精神状態であるほうがおかしい。(平然と人を殺せるのが殺人鬼である)興奮状態にあるのが通常なのである。
精神鑑定により、不起訴にするケースは他国でもある、しかし日本の問題はその後の受け皿がない、という事である。
その点もよく調べている。
弁護士は殆どの重大事件で精神鑑定を求め、それが、精神科医や弁護士(人権団体)を経済的に潤しているというは納得いかない、
39条はまさしく「精神障害者」を人として認めていない差別的条文以外のなにものでもない。

何年も前になるが、知り合いが、通り魔的犯行で性的暴行と肉体的(及び精神的)傷害を負った。しかし、新聞に容疑者の名前は出なかったし、結局責
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形式: 文庫
本書単行本初刊時には未成立であった心身喪失者等医療観察法(平成15年7月成立/平成17年7月施行)について、どのようなフォローがなされているかに興味を抱いて購入した。しかし、この点については本文を修正した形跡は勿論、同法施行後1年以上経過後に記された「文庫版あとがき」においてすら何ら言及がなく、大いに失望させられた。

本書が主題とし、繰り返し問題点として述べている精神障害犯罪者が無罪放免され「野に放たれる」状況は、(運用上の問題が山積されているとは言え)少なくとも制度上は、同法の施行により、解決に向けた大きな一歩が踏み出されている。

同法の施行は本書の存在意義にも大きく関わる問題である。本文の大幅修正が困難であれば、少なくとも著者自身において、「文庫版あとがき」ないし本文中の註記として「現在は課題を孕みつつも同法の施行により一定の対処が採られている」等の説明くらいはして欲しかった(精神科医による本書「解説」には若干の言及があるが)。

心身「耗弱」悪者説や比較法学的視点(特に律令等の過去の日本の規範との比較)については説得的であると思う。引用されている事案において被害者(及びその遺族)の心情に肩入れしている姿勢については、むしろ積極的に応援したい。

しかしながら、心神喪失者等医療観察法に関する言及
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形式: 文庫
 幾つかのレビューでも評されている通り,事実関係
の取材に対する日垣の姿勢には,他のジャーナリスト
の追随を許さないほどの徹底さが窺えます.本書に挙
げられた数多の事例はいずれも,刑法39条を考える
に当たって無視できないものばかり.資料としての価
値を否定する理由はありません.

 ただ,日垣自身が認めているように,拾い集めた事
実から結論を導き出す過程,つまり評価の過程があま
りにも杜撰で,浅薄で,この部分がどうしても,星の
数を押し下げさせてしまいます.事例紹介の後に1文,
いずれも辛辣な言葉を選んで批判を添える訳ですが,
その1文が,刑法39条とは関係のないところに向け
られているものは論外として,日垣の主張に直結しそ
うなものであっても,どのような立場を拠り所にして
いるのか,それがおよそ見えて来ないのです.

 事実の羅列からは何の評価も生まれえないのですか
ら,辛辣な言葉の裏には,何らかの価値観が伴ってい
るはずです.それにもかかわらず,刑法39条が前提
とする思想と日垣の価値観とがどのような形で衝突し
ているのか,本書は何も語っていません.現行制度を
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