"すべてはどのように終わるのか"。
まず身近なところからヒトの死。ヒトの死といっても死因はいろいろ。
どの死因がどの程度の確率で降りかかるものなのか。
さらには生物全般、地球そのもの、太陽系、はては宇宙の最期までを描く。
全12章立て、著者は天文学者だけあり、後半は主に宇宙の歩みについて語られる。
宇宙の未来となるとスケールが壮大過ぎてイメージすらわかない。
なにしろ10の500乗という数字がポンとでてきたりする。
天文に興味がない方は後半はやや退屈かもしれないが、わかりやすい語り口ではある。
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すべてはどのように終わるのか―あなたの死から宇宙の最後まで 単行本 – 2011/1/21
| クリス・インピー (著) 著者の作品一覧、著者略歴や口コミなどをご覧いただけます この著者の 検索結果 を表示 |
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あなた――人体冷凍術は不死を実現するか。
生物――10万年に1度致命的な隕石が到来。
地球――35億年後、太陽が巨大化し、焼き尽くされる。
銀河系――30億年後、隣接するアンドロメダと衝突。
宇宙――ダークエネルギーに物質が引き裂かれ、一様の混沌が残る。
「終わり」から生命と宇宙の可能性をさぐる科学ノンフィクション。
いくら考えないようにしていても、だれもがいつかは死や終わりのときに直面しなくてはならなくなる。われわれにはどんな最後が待ち受けているのだろうか。
わたしたち自身の死、ヒトという種がたどるであろう運命、太陽系の未来、宇宙が終わりを迎えるまで、天文学者クリス・インピーが、われわれを時間と空間の壮大な旅に連れていく。
永遠に生き続ける方法はあるのか。人類は今後さらに進化していくのか。地球温暖化や生物兵器で地球の生物圏が崩壊する危険性はどのくらいか。太陽が赤色巨星となり、われわれの銀河系とアンドロメダが衝突・合体したのち、銀河の星ぼしが死に絶えていく遠い未来の宇宙の姿とは。科学が紡ぎ出す深遠な終末の物語のなかに、わたしたち自身の未来が見えてくる。生命と宇宙の可能性をさぐる科学ノンフィクション。
- ISBN-104152091894
- ISBN-13978-4152091895
- 出版社早川書房
- 発売日2011/1/21
- 言語日本語
- 本の長さ477ページ
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
永遠に生き続ける方法はあるのか。人類は今後さらに進化していくのか。地球温暖化や生物兵器で地球の生物園が崩壊する危険性はどのくらいか。太陽が赤色巨星となり、われわれの銀河系とアンドロメダが衝突・合体したのち、銀河の星ぼしが死に絶えていく遠い未来の宇宙の姿とは。科学が紡ぎ出す深遠な終末の物語のなかに、わたしたち自身の未来が見えてくる。生命と宇宙の可能性をさぐる科学ノンフィクション。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
インピー,クリス
1956年イギリス、エディンバラ生まれ、ロンドン大学を卒業、エディンバラ大学で博士号を取得する。ハワイ大学、カリフォルニア工科大学、アリゾナ大学スチュワード天文台などで研究を行ない、現在アリゾナ大学の特別教授として、天文副学部長をつとめる。元アメリカ天文学会副会長。教育や啓蒙活動にも積極的で、11の優秀教育者賞を受賞
小野木/明恵
翻訳家。大阪外国語大学英語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1956年イギリス、エディンバラ生まれ、ロンドン大学を卒業、エディンバラ大学で博士号を取得する。ハワイ大学、カリフォルニア工科大学、アリゾナ大学スチュワード天文台などで研究を行ない、現在アリゾナ大学の特別教授として、天文副学部長をつとめる。元アメリカ天文学会副会長。教育や啓蒙活動にも積極的で、11の優秀教育者賞を受賞
小野木/明恵
翻訳家。大阪外国語大学英語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2011/1/21)
- 発売日 : 2011/1/21
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 477ページ
- ISBN-10 : 4152091894
- ISBN-13 : 978-4152091895
- Amazon 売れ筋ランキング: - 763,781位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 3,140位科学読み物 (本)
- - 78,260位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
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ベスト1000レビュアー
色々なものの終わり=死を解説した科学本です。
サブタイトルにあるとおり最初は人の個体から始まり、人類全体、地球の生物全体、太陽、銀河、宇宙と
どんどんスケールが大きくなっていきます。
テーマだけ見ると陰鬱な本になりそうですが、実際読んでみるとそういった印象は意外なほど受けません。
語り口が悲観的な感じでないのが大きそうです。
紹介されている知見は分野の幅がかなり広く、ほとんどトリビアな領域の話もあったりして、飽きがきません。
中にはSFの世界かと思うような話も出てきて面白いです。
理論の中身を細かく解説するような本ではないですが、
科学に興味を持たせる本として高品質な本だと思います。
サブタイトルにあるとおり最初は人の個体から始まり、人類全体、地球の生物全体、太陽、銀河、宇宙と
どんどんスケールが大きくなっていきます。
テーマだけ見ると陰鬱な本になりそうですが、実際読んでみるとそういった印象は意外なほど受けません。
語り口が悲観的な感じでないのが大きそうです。
紹介されている知見は分野の幅がかなり広く、ほとんどトリビアな領域の話もあったりして、飽きがきません。
中にはSFの世界かと思うような話も出てきて面白いです。
理論の中身を細かく解説するような本ではないですが、
科学に興味を持たせる本として高品質な本だと思います。
2011年4月30日に日本でレビュー済み
一つの分野を深く掘り下げた専門書は多いが
ひとつのテーマで学問横断的に解説した本は少ないのが現状だ。
逆に、学問横断的な本は、一般的な本とは違った視点から物事を
切り取っているので、名著であることも多い。
物事の「左右」に着目したマーティン・ガードナーの「 新版 自然界における左と右 」、
「同期」に着目したスティーブン・ストロガッツの「 SYNC 」、
「ネットワーク」に着目したバラバシの「 新ネットワーク思考―世界のしくみを読み解く 」などがそうだ。
本書の場合、「事物の終り」という珍しいテーマで、
生物個体の終わりから、宇宙の終わりまで、広くに渡って解説しているので、
世界の多様な面が知れて楽しい一冊になっている。
世界への視点の広さを育むのに、
最適なポピュラーサイエンスの一冊として、私はおすすめしたい。
ひとつのテーマで学問横断的に解説した本は少ないのが現状だ。
逆に、学問横断的な本は、一般的な本とは違った視点から物事を
切り取っているので、名著であることも多い。
物事の「左右」に着目したマーティン・ガードナーの「 新版 自然界における左と右 」、
「同期」に着目したスティーブン・ストロガッツの「 SYNC 」、
「ネットワーク」に着目したバラバシの「 新ネットワーク思考―世界のしくみを読み解く 」などがそうだ。
本書の場合、「事物の終り」という珍しいテーマで、
生物個体の終わりから、宇宙の終わりまで、広くに渡って解説しているので、
世界の多様な面が知れて楽しい一冊になっている。
世界への視点の広さを育むのに、
最適なポピュラーサイエンスの一冊として、私はおすすめしたい。
2011年12月22日に日本でレビュー済み
人間から地球、宇宙まで、どのような終わり方をするかという項で著述したサイエンス啓蒙書である。「終わり」だけでなく、物事がどのような様相であるかを記してとても勉強になった。
象や亀も長生きだが、岩礁魚や極地の海綿なども長生きで、400年以上生きた二枚貝もいるとか。
そういう生物学系統の話としては、ライオンとトラを掛け合わせた「ライガー」、シマウマとウマの「ゾース」、クジラとイルカの「ホルフィン」などがいるとか。ソ連では人間と類人猿の交配も試したとか。
人類の脅威として核兵器があるが、ちょっとの紛争で使っただけでも世界の穀倉が打撃を受けるらしい。オゾン層も壊れる。
細菌の中には、ウラン崩壊生成物からエネルギーを得る、完全に孤立して生きるものもいる。
宇宙に話を広げれば、エウロパ、タイタンなどの地球外生命の可能性は前にも耳にしたことがあった。
ブラックホールと言っても、数千キロ離れてたら恒星と変わらない影響力らしい。
やがて来る太陽の膨張を避ける手として、地球そのものを外軌道に移す手もあるが、あまりに危険らしい。
また、銀河系はそのうち別の銀河とぶつかることが予測されている。宇宙も永遠に輝くのではなく、いずれは星の死体だらけの時代がやってくる。ブラックホールは情報の極限とも言えるとか。
将来の宇宙探険は、ヒトより機械にやらせたほうが現実的だというくだりも面白かった。
本書は理系だが文系の引用も多く、なんか貫禄のある文章だった。
象や亀も長生きだが、岩礁魚や極地の海綿なども長生きで、400年以上生きた二枚貝もいるとか。
そういう生物学系統の話としては、ライオンとトラを掛け合わせた「ライガー」、シマウマとウマの「ゾース」、クジラとイルカの「ホルフィン」などがいるとか。ソ連では人間と類人猿の交配も試したとか。
人類の脅威として核兵器があるが、ちょっとの紛争で使っただけでも世界の穀倉が打撃を受けるらしい。オゾン層も壊れる。
細菌の中には、ウラン崩壊生成物からエネルギーを得る、完全に孤立して生きるものもいる。
宇宙に話を広げれば、エウロパ、タイタンなどの地球外生命の可能性は前にも耳にしたことがあった。
ブラックホールと言っても、数千キロ離れてたら恒星と変わらない影響力らしい。
やがて来る太陽の膨張を避ける手として、地球そのものを外軌道に移す手もあるが、あまりに危険らしい。
また、銀河系はそのうち別の銀河とぶつかることが予測されている。宇宙も永遠に輝くのではなく、いずれは星の死体だらけの時代がやってくる。ブラックホールは情報の極限とも言えるとか。
将来の宇宙探険は、ヒトより機械にやらせたほうが現実的だというくだりも面白かった。
本書は理系だが文系の引用も多く、なんか貫禄のある文章だった。
2011年2月13日に日本でレビュー済み
ひじょうに広い範囲の「死」についての本である。
広範な知識を実例を挙げて披瀝している。
爪楊枝は雷より危険だ、歩行者は火事より、ベッドは梯子より、蛇はテロリストより、ココナツはサメより危険である。 こういうレトリックは、興味を引くが、比較が突飛なだけである。
何より不満なのは、結論に疑問を持ってないことである。
地球温暖化は炭酸ガスが原因であり、ロブスターやサケ食べられなくなり、ワインは飲めなくなり、野球のバットの材料であるトリネコ材やクリスマスツリーは希少になるだろう。 などと言う。
IPCCの発表は100%支持されている。
なんの疑惑も反論も載せられてもないし、紹介もされていない。
グリーンピースの回し者ではないかとの疑惑が浮かぶほどである。
はじめは、カールセーガンクラスの本を期待していたが、単なる興味本位の扇動本である。
ただ挙げられている上記爪楊枝などの例は、多くの面白い例がある、酒席の話題には好適であろう。
広範な知識を実例を挙げて披瀝している。
爪楊枝は雷より危険だ、歩行者は火事より、ベッドは梯子より、蛇はテロリストより、ココナツはサメより危険である。 こういうレトリックは、興味を引くが、比較が突飛なだけである。
何より不満なのは、結論に疑問を持ってないことである。
地球温暖化は炭酸ガスが原因であり、ロブスターやサケ食べられなくなり、ワインは飲めなくなり、野球のバットの材料であるトリネコ材やクリスマスツリーは希少になるだろう。 などと言う。
IPCCの発表は100%支持されている。
なんの疑惑も反論も載せられてもないし、紹介もされていない。
グリーンピースの回し者ではないかとの疑惑が浮かぶほどである。
はじめは、カールセーガンクラスの本を期待していたが、単なる興味本位の扇動本である。
ただ挙げられている上記爪楊枝などの例は、多くの面白い例がある、酒席の話題には好適であろう。
2011年5月20日に日本でレビュー済み
本書の原題は‘How It Ends’だから、邦題はほぼ直訳である。ただ、最後がどのような様子かというのではなく、そこに至るまでの経緯はどのような過程を踏むかということを解説している。副題の「あなたの死から宇宙の最後まで」というように、地球上の生物に始まり、地球、太陽系、銀河、そして宇宙そのものの熱的死に至るまで、章を追うごとにスケールが大きくなっていく。
著者は天文学者なのだが、生物学も丹念に取材しており、記述もなめらかでわかりやすい。400頁を超えるボリュームだが、決して飽きることはないだろう。ただ、最終章(マルチバースや人間原理を解説)のみは科学ノンフィクションというより思考ゲームになっている。もっとも、それはそれでおもしろく読めた。
残念なのは、特に前半に誤植が多いようだ。増刷の際に丁寧に直してほしい。
著者は天文学者なのだが、生物学も丹念に取材しており、記述もなめらかでわかりやすい。400頁を超えるボリュームだが、決して飽きることはないだろう。ただ、最終章(マルチバースや人間原理を解説)のみは科学ノンフィクションというより思考ゲームになっている。もっとも、それはそれでおもしろく読めた。
残念なのは、特に前半に誤植が多いようだ。増刷の際に丁寧に直してほしい。
2011年9月6日に日本でレビュー済み
人の寿命、人類、地球上の生物、太陽、銀河、そして宇宙へと「終わり」というユニークな切り口から見た、生物学、天文学、物理学など現代科学を網羅する欲張りな解説書である。
身近な生命から抽象的なひも理論に至るまで最近の科学の成果がこれでもかと盛り込まれていて、引き込まれてしまう。
そして、この宇宙にはわれわれしか存在しないという「人間原理」は否定し、地球外生命の可能性への夢を語り、カリブ海での感動的な体験から、宇宙の終わりへの想像力を語ってくれる。
なかなかのロマンチストでもある。
新たな知識もいろいろ教えてもらった。
「タスマニア島に1キロ平方メートル以上に伸びている1本の潅木は樹齢4万3600年。」
「ガンマ線バーストは一日に1回は宇宙のどこかで発生している。」
「狩猟採集民の食事は低脂肪でカリウムが豊富、カロリーは低め、寄生虫も少なく伝染病にかかる率も低かった。」
「ニューロン自体は酸素の供給なしに1日は生き延びられるのに酸素が欠乏してから5分以上経過して酸素の供給を再開すると細胞が死んでしまう。時間を置いてから徐々に酸素を供給するのが有効。」
「ナンキョクオキアミは1匹の体重は1グラムだが全部まとめて測ると10億トンで全人類より重くなる。」
「あらゆる証拠を集めると、私たちは今6回目の大絶滅すなわち『大絶滅』の真っ只中にいる。」
「アメリカ国内ではウラン鉱からでた残滓は2億4500万トン、原子炉から出る高レベル使用済み核燃料は4万5000トン、プルトニウム処理後に出る高レベル廃棄物は3億4000万リットルに上りユッカマウンテンではこれを処理できない。」
「微生物の生物量は1個はわずか1000兆分の1グラムなのに総量の重さは1ギガトン。」
「ヒトのDNAはチンパンジーに比べて7倍早い速度で変化してきた。」「南アフリカの金鉱地下2.73キロの地点で発見された細菌はウランの崩壊からエネルギーを得て、酸素のない摂氏60度の中で生き延びる。」
「カーボンオフセット、植林、リサイクル、地球にやさしいライフスタイルいずれも意味のない行動だ。地球温暖化はもはや手遅れ。」
「毎日およそ100トンの宇宙ごみが雨のように降り注いでいる。微小隕石は常に我々の上に落ちてきている。」
「天の川銀河の終わりを12月31日とするとビッグバンから137億年の現在は1月1日の深夜から0.2秒すぎた時点に過ぎない。」
「宇宙には膨張を加速させているダークエネルギーがある。」
「膨張する宇宙では、今から数十億年後光子が光の膨張よりも早く離れていくために昔の宇宙が見られなくなる。さらに1兆年後光子はひとつも見えなくなる。」
「はるか遠くの未来の宇宙ではほとんどの天体は冷たくなり白色矮星になる。」
これら多くの、科学的知見を挙げながら、われわれをはるか遠い未来へと誘ってくれる。
科学はとかく物事の起源を探求することを得意としており、終わりについては空想科学の領域に入り込んでしまう。本書はあえて、現代科学で解明されている最新理論を駆使しながら、「終わり」について思い描く。
遙か遠い未来と果てしない宇宙を旅することができた。
身近な生命から抽象的なひも理論に至るまで最近の科学の成果がこれでもかと盛り込まれていて、引き込まれてしまう。
そして、この宇宙にはわれわれしか存在しないという「人間原理」は否定し、地球外生命の可能性への夢を語り、カリブ海での感動的な体験から、宇宙の終わりへの想像力を語ってくれる。
なかなかのロマンチストでもある。
新たな知識もいろいろ教えてもらった。
「タスマニア島に1キロ平方メートル以上に伸びている1本の潅木は樹齢4万3600年。」
「ガンマ線バーストは一日に1回は宇宙のどこかで発生している。」
「狩猟採集民の食事は低脂肪でカリウムが豊富、カロリーは低め、寄生虫も少なく伝染病にかかる率も低かった。」
「ニューロン自体は酸素の供給なしに1日は生き延びられるのに酸素が欠乏してから5分以上経過して酸素の供給を再開すると細胞が死んでしまう。時間を置いてから徐々に酸素を供給するのが有効。」
「ナンキョクオキアミは1匹の体重は1グラムだが全部まとめて測ると10億トンで全人類より重くなる。」
「あらゆる証拠を集めると、私たちは今6回目の大絶滅すなわち『大絶滅』の真っ只中にいる。」
「アメリカ国内ではウラン鉱からでた残滓は2億4500万トン、原子炉から出る高レベル使用済み核燃料は4万5000トン、プルトニウム処理後に出る高レベル廃棄物は3億4000万リットルに上りユッカマウンテンではこれを処理できない。」
「微生物の生物量は1個はわずか1000兆分の1グラムなのに総量の重さは1ギガトン。」
「ヒトのDNAはチンパンジーに比べて7倍早い速度で変化してきた。」「南アフリカの金鉱地下2.73キロの地点で発見された細菌はウランの崩壊からエネルギーを得て、酸素のない摂氏60度の中で生き延びる。」
「カーボンオフセット、植林、リサイクル、地球にやさしいライフスタイルいずれも意味のない行動だ。地球温暖化はもはや手遅れ。」
「毎日およそ100トンの宇宙ごみが雨のように降り注いでいる。微小隕石は常に我々の上に落ちてきている。」
「天の川銀河の終わりを12月31日とするとビッグバンから137億年の現在は1月1日の深夜から0.2秒すぎた時点に過ぎない。」
「宇宙には膨張を加速させているダークエネルギーがある。」
「膨張する宇宙では、今から数十億年後光子が光の膨張よりも早く離れていくために昔の宇宙が見られなくなる。さらに1兆年後光子はひとつも見えなくなる。」
「はるか遠くの未来の宇宙ではほとんどの天体は冷たくなり白色矮星になる。」
これら多くの、科学的知見を挙げながら、われわれをはるか遠い未来へと誘ってくれる。
科学はとかく物事の起源を探求することを得意としており、終わりについては空想科学の領域に入り込んでしまう。本書はあえて、現代科学で解明されている最新理論を駆使しながら、「終わり」について思い描く。
遙か遠い未来と果てしない宇宙を旅することができた。