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これからのエリック・ホッファーのために: 在野研究者の生と心得 (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2016/2/24

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

16人の在野研究者たちの「生」を、彼らの遺した文献から読み解き、アウトサイドで学問するための方法を探し出す。大学や会社や組織の外でも、しぶとく「生き延びる」ための、“あがき”方の心得、40選。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

荒木/優太
1987年東京生まれ。在野研究者(専門は有島武郎)。明治大学文学部文学科日本文学専攻博士前期課程修了。En‐Soph、パブー、マガシン航など、Web媒体を中心に、日本近代文学関連の批評・研究を発表している。2015年、「反偶然の共生空間―愛と正義のジョン・ロールズ」が第59回群像新人評論賞優秀作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社より

「はじめに」より

本棚遊びで英語とドイツ語を習得しつつも7歳の頃、原因不明の失明により初等教育を一切受けられなかった男がいた。

15のときに突然視力が回復したものの、両親の死によって18で天涯孤独の身となって日雇い労働で糊口を凌ぐ生活に突入し、29のときにモンテーニュの『エセー』片手に季節労働者として各地を転々と渡っていく旅路を経て、サンフランシスコの沖仲士(船から陸への荷揚げ荷下ろしを担う労働者)として働きつつ論文の執筆を始めたのが39歳のことだった。

知的な彼のことを仕事仲間は〈プロフェッサー〉と呼んだ。

そして、雑誌『コモン・グラウンド』に文章を投稿したことをきっかけに、処女作『大衆運動』(The True Believer,1951)が出版される。

後年に彼は「本を書く人間が清掃人や本を印刷し製本する人よりもはるかに優れていると感じる必要がなくなる時、アメリカは知的かつ創造的で、余暇に重点をおいた社会に変容しうるでしょう」と述べた。

誰のことか?

もちろん、エリック・ホッファー(Eric Hoffer,1902-1983)のことである。

波乱万丈な〈沖仲士の哲学者〉のことをもっと知りたければ『エリック・ホッファー自伝』(作品社)をめくるといい。

いやいや、入門としては『波止場日記』(みすず書房)も捨てがたいか。

ともかくも、羽田空港で貨物の積み下ろしの仕事に就いていた中上健次がいうように、「ホッファはまず生きている。働いている。自分と同じように生きてものを考えている沖仲士、生きてうごいている。この現実をみつめ、触わり、感じ、書く。〔中略〕ホッファの文章は、先っぽのほうまで実のはいったいんげん豆のように、確実な手ざわりがある」。

さて、世の中で世の中を学んだホッファーの「手ざわり」から私たちはなにを学ぶべきなのだろうか。

いささか噓臭くさえ思える超人的なエピソードの数々か?

悪くはないが、それにもまして大事なことがあるだろう。

すなわち、学校の外でガクモンする、という一見絶望的にも思えるけれども、その実、私たちのツマラナイ日常をオモシロで満たすための希望の道筋である。

大学や研究室や学会の外にもガクモンはあるじゃないか、本書はこの問題意識に貫かれている。

日本の学生たちは、いや、もっと狭くいって文系の大学院生は絶望の時代に生きているのだろうか。

そうかもしれない。

ポスドクだとかアカハラだとかワープアだとか、四文字に省略され軽薄極まりないカタカナ語と化したにもかかわらず、その割には、かなりリアルで重たい大学の絶望的な現状をこまごまと確認しておく必要はもうないだろう。

そんなことは、大学院重点化計画以降、様々な歪みが若手研究者を圧迫してきた状況をレポした水月昭道『高学歴ワーキングプア』(光文社新書、2007年)を筆頭にして、既に様々なメディアで喧伝されている。

単純化していえば、大学院生は大学に就職できないし、しばしば目上の教授にイジメられるし、研究活動のかたわら長いあいだフリーターや非常勤講師として時給をセコセコと稼がねばならない。

一言、大学はいま危機的だ、といえばそれで足りる。

若手が安心して研究できる場所などもうどこにも確保されていないのだ。

しかし、それで終わりだろうか?

明らかに、そうではない。

たとえ大学が終わったとしても、私たちは生きている。

生きて働いている。

そう、小さなホッファーのように。

ならば、彼がそうであったように、私たちもいまここから学問的研究への小さな一歩を踏み 出すことができるはずだ。

読み、書き、調べ、考え、まとめ、発表する一連のプロセスは、誰が許可したでもなく自生的に立ち上がる。

アカデミシャンはもしかしたら、そんなのは学問じゃないトンデモだ、と言うかもしれない。

もちろん、それは個々別々に見たときにしばしば的確な評価となるだろう。

しかし、他方で、だからといって大学が存在しなかった時代に学的営みが存在しなかったわけでは当然ない。

自生的に立ち上がった過去の研究が、あるいは、この瞬間もどこの大学に属さずに進行しているある研究が、現在の知の世界の一部分をかたちづくっていることは否定できない。

いや、もっと率直に言おう。

いいかげん、嘆き悲しみ、社会や他人のせいにするのはもうコリゴリだ。

そいつらが本当に悪いのだとしても、悪者探しと不幸自慢で一生を終えるなんて一寸考えただけでもうウンザリ。

大学なんて終わるのならば終わればいい。

でも、私たちは終わらない。

そして、私たちが愛する研究の営みも終わらない。

大学が終わるのが惜しいのならば、終わったあとに、また一から始めたらいい。

大事なのは、「廃墟と化した大学を嘆くことではなく、廃墟のあとに、いかなる未来図を描くのか」ということだ。

これからの未来を構想するためには、これまでの過去から学ぶ必要がある。

あるいは、一度として経験したことのない過去とは、現在生きる人間にとって、それ自体で既に未来的ではないだろうか?

私たちがよく注意しなかっただけで、少し振り返ってみれば、日本にもホッファーのように狭義の学術機関に頼らずに学的な営みをつづけてきた研究者たちの歴史がある。

本書はその営為を在野研究と名づけ、それに従事する者たちを在野研究者と呼び、16人の研究者のその生涯と業績をコンパクトに紹介することで、「未来図」のためのささやかな材料を提供することを目指したい。

漢語で「野」という言葉は、政府の外の民間の場所一般を指した。

「野に下る(下野する)」という表現は、官職を退いて民間の世界に入ることを意味する。

「在野」とは、だからまず第一義には、官(政府)の外の民の世界を指している。

ただ、ここでいう在野研究者とはもう少し限定した意味で用いている。

第一に、在野研究者は国立(官立)ないし私立を問わず、1819年のベルリン大学(日本では1886年の帝国大学)から始まった研究と教育が一体になった近代的大学に所属せず、そこから経済的に自立している者たちを指している。

もちろん、一口に大学に属するといっても、教授と准教授と客員教授と非常勤講師との所属の度合いはそれぞれ異なる。

本書では、生活の糧をどこから得ているかという視点を重視したい。

研究とカネというテーマが在野研究の方法に関する最大の難所であるように思えるからだ。

だからたとえ、晩年に大学の教師をしたり、大学で何度か講演をすることがあっても、生活と業績の中心が大学の外の時代にあったならば、立派な在野研究者の一人として取り上げる。

第二に、執筆された文章に論文的形式性があるものを在野研究として取り上げる。

論理的思考、先行研究、引用作法、註、参考文献などの既存論文にある形式性が一定程度認められるものを在野研究の業績として考え、小説や詩や随筆などの創作物やいわゆる政治的文書は除外する。

ただ、これは厳格に適用しない。

時代によっても分野によってもしばしば異なる(学会誌的)論文の作法にかなわない場合でも、在野の重要な知見とみなせることがあると思うからだ。

第三に、故人を取り扱う。

もちろん、現在も多くの在野研究者たちが活躍している。

現在進行形に関する興味もないではないが、この本ではある伝記的事実がその知的生活にどんな意味をもっていたのかを中心に考えてみたい。その意味を考えるには、一度終了した生(=全体像が確定した生)が格好の対象といえるだろう。

ありうる批判に先回りして応えておくならば、在野の研究生活を調べるといっても、その裏で、アカデミシャンがダメだとか、大学に行くな、などといいたいわけではない。

もし望むのであるなら、みな専任教授として働けばいい。

そのような夢を決して否定しない。

ここで取り上げるのは、比喩的にいえば、大リーグを目指していた野球少年が商社に就職し、しかしそれでもなお、休日に仲間とやる野球大会をどう計画するか思案するリーマンの話。

あるいは、アルバイトをしながら生活費を稼ぎつつ地下アイドルとしてファンたちと一緒に盛り上がる女子フリーターの話にすぎない。

といっても、その野球チームのなかにメジャーリーグでも通用する剛速球を投げる者がいることを、また、そのアイドルの歌が口コミで話題となって紅白のトリを飾ることがあることを、私は固く信じているのだが。

直感的にいえば、在野研究とは、アカデミズムに対するカウンター(対抗)ではなく、オルタナティブ(選択肢)として存在している。

そもそも、18世紀のヨーロッパでいう〈アカデミー〉とは、大学と対抗的な関係にある、新たな知を切り拓く専門家集団のことを指していた。

アカデミズムは元々、大学に飼い慣らされるものではなかったのだ。

フリードリッヒ・ニーチェ。

ご存知、24歳の若さでバーゼル大学の文献学の教授になる天才を発揮しつつも30代の半ばからは大学を辞して、みょうちくりんな文章を書きつづけた電波系哲学者の言葉を借りるならば、「まだ踏まれたことのない幾千の小径がある」。

在野研究の先達から学ぶべきは、その「小径」のためのいくつかの道しるべである。

これを在野研究の心得とし、所々で抽出してみたい。

さて、長ったらしい注意書きはもう十分だろう。

そう、私たちは御託や能書きに飽きたからこそ、改めて出発したかったのだ。

現時点での私の理解では、〈試行錯誤(トライ&エラー)〉こそが在野という場所で獲得できるもっとも力強い武器であり、〈なりたい〉よりも〈やりたい〉が先行するのが在野研究者第一の資質である。

良いも悪いも、やってみなければ分からない。

私も在野研究の末席を汚す者の一人として、専門外の知識も要求されるいささか無謀なこの書物の第一章を、「やってみなければ」の精神でいいかげん書き始めることにしよう。

最後までお付き合いいただければ幸いである。


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2018年2月26日に日本でレビュー済み
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2020年2月8日に日本でレビュー済み
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2017年3月24日に日本でレビュー済み
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2016年6月25日に日本でレビュー済み
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2019年11月24日に日本でレビュー済み
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2016年5月8日に日本でレビュー済み
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2016年4月12日に日本でレビュー済み
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2016年5月31日に日本でレビュー済み
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