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これからの「正義」の話をしよう (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 文庫 – 2011/11/25

5つ星のうち 4.0 310件のカスタマーレビュー

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商品の説明

内容紹介

『ハーバード白熱教室』NHK教育テレビにて放送中(2010年4月4日~6月20日、毎週日曜18:00~19:00、全12回)!

ハーバード大学史上最多の履修生数をほこる超人気哲学講義、待望の書籍化!

推薦:宮台真司氏



1人を殺せば5人が助かる状況があったとしたら、あなたはその1人を殺すべきか? 金持ちに高い税金を課し、貧しい人びとに再分配するのは公正なことだろうか? 前の世代が犯した過ちについて、私たちに償いの義務はあるのだろうか――。

つまるところこれらは、「正義」をめぐる哲学の問題なのだ。社会に生きるうえで私たちが直面する、正解のない、にもかかわらず決断をせまられる問題である。

哲学は、机上の空論では断じてない。金融危機、経済格差、テロ、戦後補償といった、現代世界を覆う無数の困難の奥には、つねにこうした哲学・倫理の問題が潜んでいる。この問題に向き合うことなしには、よい社会をつくり、そこで生きることはできない。

アリストテレス、ロック、カント、ベンサム、ミル、ロールズ、そしてノージックといった古今の哲学者たちは、これらにどう取り組んだのだろう。彼らの考えを吟味することで、見えてくるものがきっとあるはずだ。

ハーバード大学史上空前の履修者数を記録しつづける、超人気講義「Justice(正義)」をもとにした全米ベストセラー"Justice: What's the Right Thing to Do?"、待望の邦訳。 --このテキストは、単行本版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

「1人を殺せば5人が助かる。あなたはその1人を殺すべきか?」正解のない究極の難問に挑み続ける、ハーバード大学の超人気哲学講義“JUSTICE”。経済危機から大災害にいたるまで、現代を覆う苦難の根底には、つねに「正義」をめぐる哲学の問題が潜んでいる。サンデル教授の問いに取り組むことで見えてくる、よりよい社会の姿とは?NHK『ハーバード白熱教室』とともに社会現象を巻き起こした大ベストセラー、待望の文庫化。

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登録情報

  • 文庫: 475ページ
  • 出版社: 早川書房 (2011/11/25)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4150503761
  • ISBN-13: 978-4150503765
  • 発売日: 2011/11/25
  • 商品パッケージの寸法: 15.5 x 10.9 x 2.3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0 310件のカスタマーレビュー
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形式: 単行本
巷の噂ではものすごく売れているという政治哲学の本。ハーバード大学で政治哲学を教えているということだけど、その講義がものすごい人気で、テレビでも放送されたほど。日本でも、現在、NHK教育テレビで『ハーバード白熱教室』として放送されている。
学生時代、「正義論」については関心があったので、ロールズやノージック、ドゥオーキンらの著作は読んだけど、そんなに万人受けするものではないと思うが、テレビの影響があるとはいえ、日本でもこんなに読まれるということは、やはり、内容的にもいい本なのだろう。

読んでみると思った以上に読みやすい。翻訳者の力量もあるのだとは思うが、著者の非常に論理的な構成力と、上手に具体例を交える能力のおかげで、とても分かりやすく説得力のある内容になっている。
最も感心したのは、アリストテレス、ロック、カント、ベンサムなどの過去の哲学者から、ロールズ、ノージックといった現代の哲学者まで、彼らの主張を丁寧に紹介しながら、巧みにそれを、経済格差など現代の社会問題にあてはめ、コミュニタリアンとしての自分の主張につなげていくところ。

一時期、ロールズの正義論に魅かれていた(といってもちゃんと理解してたわけじゃないけど。)自分でも、著者の主張に肯いてしまいそうになる。

でも、ちょっと危ない。
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形式: 単行本
「検察官の兄が、殺人犯の弟を匿うべきか?逮捕起訴すべきか?」
「難破された者が生き残るために救命ボートの定員を減らすよう、殺人を起こしてもいいのか?」

など「究極の2択」を使って、哲学をしていきます。割に面白く、そしてけっこう難しい。
経済学や社会学(統計を使った)でよく使われる方法で、詳細は「ソーカル事件」でググって頂くといいのですが、この手の議論では、非常に納得できる場合ほど穴が大きく、彼の場合もまたそうだ、と言うことです。

要するに「AかBか?」で始めてるんだけど、実はすでに「A」と言う結論ありきなんですね。で森羅万象から証拠や事実を集めているように見えて、実はAにとって都合の良いモノしか集めていない。だから絶対に答えはAになる。
だから本人は「まぎれもなくAだ」と言ってるんだけど、周りから見ればだいぶズレがある、ってことは多いわけです。

問題は彼が、バリバリの共同体主義だと言うことですね。
だから「裁判官」のようにフェアに見えて、実は「検察側」なんです。で「検察側」にとって都合のいい話ばかりする、
検察官の彼に裁判官のポジション(政府の要職など)を与えれば、ズルいですよね。
弁護士側がどんなに上手に訴えても、敵わなくなる。

レト
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形式: 単行本
売れるためだと思いますが、『これからの「正義」の話をしよう 今を生き延びるための哲学』は原著者にあまりに失礼じゃないかと思います。

原著のタイトルは『Justice What's the Right Thing to do?』 つまり、『正義 正しい行いとはなにか?』「正義」とは何か?普遍的な話をしようという本であり、内容は正義とは何か?何が正しくて、何が間違いなのか?です。

そこに”これからの”「正義」、”いまを生き延びる”などという限定的な意味合いはなく、このようなタイトルはちょっといただけないと思います。

NHKの番組を一度観たことがあって面白かったので買いましたが、タイトルだけみたら胡散臭くて買わなかったと思います。

「正義」とは何か?正しい行いとは何か?に分かりやすく答えてあり、とても良書だと思います。
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形式: 単行本
NHKでの番組を視聴してから氏に興味を持ち、この本を視聴しました。政治哲学系の書物はこれが初めてです。

正直、この本を読んだ"意義"のみで言えば、躊躇なく星5をつけられるほど面白かった。私はこの本をキッカケとして、他の哲学系の本も読もうと思えた。
内容はある程度の理解力と論理的思考力があれば、それほど難しいものではないし、むしろ懇切丁寧に例題を挙げてくれるので非常にわかりやすい。

しかしこの本には欠点というか、落とし穴のような部分がある。実際に読んでいると、序盤はわりと中立的立ち位置から物事を語っているおかげで「ああ、この著者は哲学初心者に対して、哲学における様々な主義の『一長一短』を示しているんだな」というふうに理解できるのですが、それが正にこの本の落とし穴。後半になるにつれて、著者の恣意的な姿勢がだんだんと表面化してくるのです。
序盤では中立的な書き方がなされているのですが、後半になると「こっちの方が良くて、こっちの方が悪い」というような書き方が表に出てくるようになる。調べてみれば著者は共同体主義者らしく、その彼の主義に則った書き方がなされているんです。そしてそれに気づいてから慎重に読み返してみると、序盤のほうも直接には触れないだけで、彼の主義に沿うような、後半に生きてくるような書き方がなされている事にも気づいてし
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