ロックの高橋愛を聴きたいとかねてより思っていました。
そして出てきたこの曲、期待どおりでした。
前向きな歌詞と彼女の明るい前途を願うような
軽快なメロディが印象的な作品。
「どや、高橋スペシャルや!」という
つんく♂さんの声が聞こえそうなぐらいです。
最近、プロアマを問わず歌の上手い人は多くなっています。
しかにさらに一歩踏み込んで曲の世界観を伝えるために
工夫を重ねて表現者として進化する人はそうはいないものです。
彼女はつんく♂さんの「高橋スペシャル」の世界観を、
少々の切なさを織り交ぜながら前向きで自信に満ちた強い意志を
力強いヴォーカルに込めて堂々と歌い表現しています。
そんな彼女はその数少ない例の1人であると断言できます。
できれば今年中に彼女のソロアルバムを出してほしい、
つんく♂さんの作品であるか否かに関係なく
いろんなタイプの曲をしっかり歌い伝える彼女の最高傑作を
堪能したい、そんな思いが一層強くなった1曲でした。
ただ、やはりこれはCDよりもライブで聴きたい曲ですね。
手・腕・足・目・表情etc…、彼女が150cmそこそこの
小さな体をフルに使って熱唱する姿を観たときは、
これだけでもライブ会場に足を運ぶ価値があると感じたものでした。