「この世界の片隅に」
この本を山口に住む91歳のおばに送りました。まさにその時代を「すずさん」と同じように生き抜いたおば。思い出すのはつらいかな、と迷いました。祖父一家は戦前呉市に住んでおり、祖父も呉の海軍病院に入院していたり。何かこの本との繋がりを感じます。今、書いたことは私がこの本をおばに送るまでは知らなかったことであり、我が家の歴史をより知ることができました。それと同時におばは「この世界…」がいかにあの時代をそのまま表現していることに感激しています。特に下巻はどのページを開いても、当時を思い出し、「そうだった。」「そうだった。」と宝物のような本だと言っています。そしてポツリと、「すずさんん、(利き手をなくして)かわいそう」と。私は戦中のことは未知の世界なので、上巻も中巻ももちろん面白い。自分自身、子供時代、呉市に5年ほど住んでいて、とても懐かしい。でもおばは「下巻」をテーブルの脇に置いて、何度も何度も読み返しているそうです。当時を生きたおばが感動してくれたことがうれしい、そしてその機会を与えてくれた「こうの史代」先生にお礼が言いいたいです。どんな年代の方にもぜひ読んでほしい。珠玉の作品です。
この世界の片隅に 下 (アクションコミックス) (日本語) コミック – 2009/4/28
こうの 史代
(著)
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本の長さ148ページ
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言語日本語
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出版社双葉社
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発売日2009/4/28
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ISBN-104575942235
-
ISBN-13978-4575942231
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商品の説明
著者について
こうの史代(こうのふみよ)、1968年広島市生まれ。1995年『街角花だより』でデビュー。主な著作は『夕凪の街 桜の国』、『長い道』、『ぴっぴら帳』、『さんさん録』。好きな言葉は、ジッドの「私はいつも真の栄誉を隠し持つ人間を書きたいと思っている」
出版社より

大切なものを失くしても わたしはここで生きていく。
18歳で呉に嫁いだすずは、戦争が世の中の空気を変えていく中、ひとりの主婦として前を向いて生きていく。
そして、昭和20年の夏がやってきた――
戦時下の広島・呉に生きる、すずの日常と軌跡を描く物語。
<第13回文化庁メディア芸術祭 優秀賞受賞>
――――――――――――――――――――――――――――――
名作コミック、待望の劇場アニメ化!
■劇場アニメ『この世界の片隅に』
2016年11月12日(金)全国公開
原作:こうの史代 監督・脚本:片渕須直
■劇場アニメ『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』
2019年12月20日(金)全国公開
原作:こうの史代 監督・脚本:片渕須直
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.8
星5つ中の4.8
608 件のグローバル評価
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上位レビュー、対象国: 日本
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2018年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画はまだ見ていません。
絵がとにかく丁寧で、当時の暮らしぶりが手に取るようにわかります。
字だけ、画像だけで説明されるのよりもずっと当時の生活に入り込めます。
あちらこちらに「あっ、そういえば。」という仕掛けもあり、繰り返し読みたくなります。
すずさんの愚直な生き方に圧倒されます。最後は号泣してしまい、
一人で読んでいて本当によかったと思いました。
想像をはるかに超える作品でした。老若男女に読んでほしいし、会う人会う人に
すすめたくなります。
絵がとにかく丁寧で、当時の暮らしぶりが手に取るようにわかります。
字だけ、画像だけで説明されるのよりもずっと当時の生活に入り込めます。
あちらこちらに「あっ、そういえば。」という仕掛けもあり、繰り返し読みたくなります。
すずさんの愚直な生き方に圧倒されます。最後は号泣してしまい、
一人で読んでいて本当によかったと思いました。
想像をはるかに超える作品でした。老若男女に読んでほしいし、会う人会う人に
すすめたくなります。
2020年8月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こうの史代の漫画を初めて読んだのは某雑誌に載っていた短編作品で、これが”新聞に挟まってるチラシの裏に描かれた漫画”という実験作であった。実際にチラ裏に描いたかどうかは置いといて、チラシの表面に該当する部分が反転して漫画にうつり込んでいるという代物であり、面白い事をするなあという感想と同時に、このような脱構築的表現は唐沢なをきが”カスミ伝”でひたすらギャグにしつくしていたので、一歩間違うとアート気取りのスカした感じにも見えてしまうなあとも思ったのである。
このような実験的表現は本作にもみられ、利き腕を失ったすずの見る世界が”歪んだ”と表現されるように、それ以降は、文字通り漫画の背景絵の線がグニャグニャに歪んでいるのである。本作ではこのような表現も含め、あくまですずというひとりの女性の視点からのみ戦争が描かれる。原爆投下の瞬間を小さな真っ白いコマだけで表現するのはそのひとつと言える。アニメ版で一瞬閃光が走るのはどことなく恐怖を感じるが、原作では本当になんだかよくわからない事が起こったんだろうくらいにしか感じさせない。
すずという女性がどこか気の抜けたような性格であるためか、この漫画では戦時下に於ける庶民生活のしんどさを余り感じることがない。取り敢えず空襲さえしのいでしまえばそれ以外は比較的平穏な日常が続いているように見えなくもない。花輪和一の「刑務所の中」を読んで、「ムショ暮らしって案外楽しいんじゃないの?」と思うような盛大な勘違いを抱いてしまいそうになる。
敵国への怒りや恨みという感情が本作には殆ど出てこないが、これは実際に当時の人々がどうだったかを知らんのでなんとも言いようがない。現在の日本で為政者がろくでもない方針を打ち出して一部の連中がそれに同調したところで、五輪なんて最初からやろうとするな来年には出来ると思ってんのか、アベノマスクだのイソ○ンうがいだの笑えねえギャグかよ、と思う人間も居るわけだから、鬼畜米英がどーちゃら言ったところで当時の国民にもさっさと負けを認めろやハナから勝てるわけねえだろ、と思ってた人だって居るだろう。そういうひとを非国民扱いするような日本人が大好きな陰湿ムラ意識が全く描かれないのはどうかとおもうが、これもすずという女性がそういうものに頓着しない性格であったと言えばそれまでかもしれないし、後述するような理由があるのかもしれない。
そんな彼女が敗戦の事実を突きつけられて慟哭するところが本作の見どころでもある。玉音放送が全部カタカナで表現され、なにを言ってるんだかわからん感を読者にも共感させているが、つまるところは片腕や家族を失いながらも保ち続けていたよすがが、正義でもなんでもない、より強いものに屈するだけのもんでしかなかった、というのほほんとしているようでその内に溜め込んでいた感情の爆発な訳だが、アニメ版ではこの台詞が改悪されてしまい、発言の趣旨が見えなくなってしまった。変更については色んな理屈があるんだろうが、アニメ版が右派からも評価されたのはそれによってすずが何を言っているのかよく解らなかったからこそだろう。というか、自分も何言ってるのかわからなかったんだけど。
本作は一個人の主観から物語が描かれているというよりは戦時下を生きたすずという女性が自身の過去の記憶を辿るような作品なのだろう。すずの記憶を通じてみる戦中の庶民生活は、戦後の明かりが灯る朗らかな日常を失われたはずの右手で描かれたフルカラーの一枚絵で読者の感覚と繋がるという。単純に反戦と言うよりはこのような実験的表現を加えて戦時中の庶民感覚と現代を生きる読者の感覚を繋げる、戦前戦後で分断され”歪んで”しまった日本人の意識を正しく紡ぐ、といったあたりに本作の良さがあるのかとも思った。すずという女性は、未来への希望だけを伝えたく、陰湿なムラ意識も、敵国への怒りや恨みも、過去に置いておきたかったのかも知れない。
もっとも、現在のこの国の酷さを考えれば、もうそれはだいぶのんきな考えになってしまっていると思えなくもない。本作が訴求しなくなったというより、作者の想像を上回る勢いで底なし沼のどん詰まりに陥ってしまった、という事であろう。明るい未来なんぞ想像もできず、ある意味で戦時中より酷い有様になっているのかもしれないし、この先は間違いなくもっと酷くなるだろう、何かがよくなることなんて先ず無いだろう、と思うと暗澹たる気分になるね。世界の片隅で誰かが見つけてくれるだけ本作はまだ救いがある。今だったら、見つけてもらえないのは自己責任!の一言で終わりだろうな。
このような実験的表現は本作にもみられ、利き腕を失ったすずの見る世界が”歪んだ”と表現されるように、それ以降は、文字通り漫画の背景絵の線がグニャグニャに歪んでいるのである。本作ではこのような表現も含め、あくまですずというひとりの女性の視点からのみ戦争が描かれる。原爆投下の瞬間を小さな真っ白いコマだけで表現するのはそのひとつと言える。アニメ版で一瞬閃光が走るのはどことなく恐怖を感じるが、原作では本当になんだかよくわからない事が起こったんだろうくらいにしか感じさせない。
すずという女性がどこか気の抜けたような性格であるためか、この漫画では戦時下に於ける庶民生活のしんどさを余り感じることがない。取り敢えず空襲さえしのいでしまえばそれ以外は比較的平穏な日常が続いているように見えなくもない。花輪和一の「刑務所の中」を読んで、「ムショ暮らしって案外楽しいんじゃないの?」と思うような盛大な勘違いを抱いてしまいそうになる。
敵国への怒りや恨みという感情が本作には殆ど出てこないが、これは実際に当時の人々がどうだったかを知らんのでなんとも言いようがない。現在の日本で為政者がろくでもない方針を打ち出して一部の連中がそれに同調したところで、五輪なんて最初からやろうとするな来年には出来ると思ってんのか、アベノマスクだのイソ○ンうがいだの笑えねえギャグかよ、と思う人間も居るわけだから、鬼畜米英がどーちゃら言ったところで当時の国民にもさっさと負けを認めろやハナから勝てるわけねえだろ、と思ってた人だって居るだろう。そういうひとを非国民扱いするような日本人が大好きな陰湿ムラ意識が全く描かれないのはどうかとおもうが、これもすずという女性がそういうものに頓着しない性格であったと言えばそれまでかもしれないし、後述するような理由があるのかもしれない。
そんな彼女が敗戦の事実を突きつけられて慟哭するところが本作の見どころでもある。玉音放送が全部カタカナで表現され、なにを言ってるんだかわからん感を読者にも共感させているが、つまるところは片腕や家族を失いながらも保ち続けていたよすがが、正義でもなんでもない、より強いものに屈するだけのもんでしかなかった、というのほほんとしているようでその内に溜め込んでいた感情の爆発な訳だが、アニメ版ではこの台詞が改悪されてしまい、発言の趣旨が見えなくなってしまった。変更については色んな理屈があるんだろうが、アニメ版が右派からも評価されたのはそれによってすずが何を言っているのかよく解らなかったからこそだろう。というか、自分も何言ってるのかわからなかったんだけど。
本作は一個人の主観から物語が描かれているというよりは戦時下を生きたすずという女性が自身の過去の記憶を辿るような作品なのだろう。すずの記憶を通じてみる戦中の庶民生活は、戦後の明かりが灯る朗らかな日常を失われたはずの右手で描かれたフルカラーの一枚絵で読者の感覚と繋がるという。単純に反戦と言うよりはこのような実験的表現を加えて戦時中の庶民感覚と現代を生きる読者の感覚を繋げる、戦前戦後で分断され”歪んで”しまった日本人の意識を正しく紡ぐ、といったあたりに本作の良さがあるのかとも思った。すずという女性は、未来への希望だけを伝えたく、陰湿なムラ意識も、敵国への怒りや恨みも、過去に置いておきたかったのかも知れない。
もっとも、現在のこの国の酷さを考えれば、もうそれはだいぶのんきな考えになってしまっていると思えなくもない。本作が訴求しなくなったというより、作者の想像を上回る勢いで底なし沼のどん詰まりに陥ってしまった、という事であろう。明るい未来なんぞ想像もできず、ある意味で戦時中より酷い有様になっているのかもしれないし、この先は間違いなくもっと酷くなるだろう、何かがよくなることなんて先ず無いだろう、と思うと暗澹たる気分になるね。世界の片隅で誰かが見つけてくれるだけ本作はまだ救いがある。今だったら、見つけてもらえないのは自己責任!の一言で終わりだろうな。
2017年11月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ほのぼのとした筆致が丁寧に描く日常に油断していると、思いもかけないところで驚かされます
一人の人物の多面性といえば簡単ですがそれを丹念に物語るのは流石というしかありません
そんな様々な人生を持った人々が今も昔も戦時中も生きて生活していたことを
切実に感じることができる作品です
それでいて説教臭さ、押しつけがましさがなく、戦時中の物語として思い描きがちなものとも違います。
一人でも多くの人に読んでほしくなる作品です
一人の人物の多面性といえば簡単ですがそれを丹念に物語るのは流石というしかありません
そんな様々な人生を持った人々が今も昔も戦時中も生きて生活していたことを
切実に感じることができる作品です
それでいて説教臭さ、押しつけがましさがなく、戦時中の物語として思い描きがちなものとも違います。
一人でも多くの人に読んでほしくなる作品です
2021年2月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は戦争の経験はもちろん、身内にしろ外部の方にしろ経験者から戦時中の体験を口伝していただく機会すらも指折り数えるほどしかなかったような世代ですので、戦時中を舞台とした作品は、必然的に多くの人間と物語における主要人物の死が描かれ、その悲壮感と目をそむけたくなるような現実を雄弁に語るものだという先入観がありました。しかし、本作ではふわふわとした親しみのある柔らかい画風で淡々と戦時中の日常が描写されており、空襲の警報や軍艦などの描写によってようやく彼女らが戦時中にいることを思い出す、という具合です。先の先入観に強く囚われていたため、本作のテーマが、作者様の言葉を借りると「戦時の生活がだらだら続く様子」であるということに私が気づいたのは恥ずかしながら上巻の読了間際だったのです。先入観によって「今に物語が大きく、悲哀の方向へ傾くはずだ」という身勝手な緊張感のもと読み進めていたので、このテーマに気が付いた時には肩の力が抜けてゆくのを感じました。同時に、戦時中も人々は当然のように生活しており、そこには日常の規模での幸福や悲しみといったものが当たり前に存在していたのだという事実を失念してしまっていた自分に驚きを感じました。この当たり前の事実を認識できるようになり、中巻と下巻では肩肘を張らずに彼女らの日常を見守ることができました。当然、穏やかな日常ばかりが続くわけはなく、亡くなってしまう人物もいます。しかし、こうした人々の死も、読者目線においては緊張感や絶望感をおおいに残していくことはないように思えました。平和な日常と戦争による身近な被害、それらが混ざり合いながらも淡々と時間は過ぎてゆくということを、作者様は伝えたかったのだろうと思います。戦死する者、またその直接的な描写が無いのも、あくまでテーマが「戦争」ではなく「戦時中の日常」であるからではないでしょうか。作品に加え、非常に感銘を受けたのが、あとがきの最初の4行です。勝手ですが、ここに私が長年抱いていた違和感のようなものがしっかりと言語化されているように思え、この作品の意義というか、何のために生み出されたかといったものがはっきりと理解できた気がしました。まだ本作は一度しか読んでいません。読めば読むほど新たな発見があるであろう本作はもっと深く読み込んでから感想を書こうとも思ったのですが、いてもたってもいられずつたない文章で思いをつづりました。読み込んでゆく中でこの感想中の解釈違いや読みの浅い部分が出てくるかもしれませんが、とにかく何か思いを語らずにはいられませんでした。月並みな表現ですが、一人でも多くの方に読んでいただきたいと思える素晴らしい作品です。
また、本作は内容だけでなく、漫画的表現の点からみても非常に面白く、完成された作品であることが分かります。右手を失ったすずが見るゆがんだ世界の表現や、太い鉛筆で描いたように表現する頭の中の描写、等間隔にちりばめられたコマ割りなど、読み物として奥深く楽しめる技法に満ち満ちています。そうした多くの技法を扱い、各話の形態も様々な工夫が施されているにもかかわらず、作品としての一体感は失われず、むしろより強い結束を生んで一つになっている印象を受けました。
また、本作は内容だけでなく、漫画的表現の点からみても非常に面白く、完成された作品であることが分かります。右手を失ったすずが見るゆがんだ世界の表現や、太い鉛筆で描いたように表現する頭の中の描写、等間隔にちりばめられたコマ割りなど、読み物として奥深く楽しめる技法に満ち満ちています。そうした多くの技法を扱い、各話の形態も様々な工夫が施されているにもかかわらず、作品としての一体感は失われず、むしろより強い結束を生んで一つになっている印象を受けました。
他の国からのトップレビュー

Ritsuko Hirai
5つ星のうち4.0
Four Stars
2017年1月2日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
I like it very much.
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