都合が合わず、昨年の内木先生のセミナーに行けなかったので、代わりにこの本を購入しました。
結論から言うと買ってよかった!(欲を言えばセミナーにも行きたかった。)
特に良かったと思う点を、ネタバレにならない程度に3つ挙げます。
1. 英会話本というより、マインド重視
接客英会話の本なら他にもたくさんありますが、この本は内木先生のアメリカでの接客経験や、外国人の生の声をもとに「どのように接客すればお客様が喜び、お店の売上が上がるか」が書かれてあります。
逆に言えば、接客英語の部分は他の本よりかは薄い。
英語だけを知りたければ他の本をおすすめするが、外国人への接客のあり方を学びたい人には一読の本です。
2.500人の外国人街頭調査
この著者がどう思っているかではなく、実際に500人の外国人に聞き取り調査した結果を反映させているので、非常に説得力がありました。
特に、「サイズが分からない」「温かい料理なのか冷たいものなのか分からない」「椅子が小さい」という意見は、外国人ならではだと思いました。
3.接客英語をワンクリックで聞ける
通常、この手の英語本は本にCDが付いていて、それをパソコンに入れて聞くというスタイルですが、この本は音声がサーバーにアップされているので、ワンクリックで手軽に聞くことができます。これはKindleならではで画期的でした。
また、従来の英語教材は、飲食店スタッフが発する英語のみを覚えるというものでしたが、この本ではスタッフが聞いた質問(飲み方はどうしますか?等)に対してお客が何と答えるかも英語の音声で聞けるので、とても親切だと感じました。
Kindleにしては長いと感じましたが、後半はメニューの英訳と付録がメインなのであっという間に読めました。
タイトルの通り、外国人対応に困っている飲食店はこれ1冊で対応できるようになると思います。
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