この本には再現性がない。
そう考えるのには2つの理由がある。
理由1,作者の北野氏は、この本の通りの転職はしていない。
この本の転職をしたのはあくまで、作中の主人公、つまり、架空のキャラだけだ。果たして、微妙な経歴の主人公のような読者の転職がうまく行くのだろうか?
北野氏はかなりの経歴を持っているため、多くの企業から引く手あまただろう。
同じ転職本にmotoさんの本があるが、そちらは実体験に基づいている。実体験ですらサンプル数が1で再現性はないのに、この本はさらにないといえるだろう。確かに言っていることは正しいのだが、全て不可能な理想論だ。
伸びる企業に入った、はじめは専門性をつけて役職を上げる?すべて、後付から辿っただけであり、はじめからそのような線路を見つけてレールを走った人など、どこにもいない。
理由2:伸びる企業なんてわからない。
この本ののかなり大きな主張は、「これから伸びる企業へ転職する」ということだ。だが、そんなことが分かるなら、働かずに投資をしてはどうか?一生遊んで暮らせる。51%の確率で当てられるなら、の話だ。現実には、どんなプロでさえ、50%しかあたらない。つまり、予測は不可能である。
また、マッキンゼーに所属していたこともあり、伸びる企業を見分ける目を持っている。(※コンサル社員は会社の極秘資料を多数取り扱うため、インサイダー取引防止のため株式投資は禁止されている。つまり伸びる企業を見分けるプロ)※まあコンサルにも予想不可能って話もあるが。
それに対し、我々一般人は、そんな目を持ってはいない。
結論:この本には再現性がない。
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このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法 単行本(ソフトカバー) – 2018/6/21
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「with/afterコロナ」時代にも役立つベストセラー、20万部突破! ! 「転職する前に読みたかった」「大切な人に推薦したい」など反響の声、続々!
一生食えて、心から納得のいく仕事が見つかる、転職論の決定版。あらゆる不安やモヤモヤが、ストーリー形式で一挙に解決!
◆本書で解決する「悩み」→会社を辞めるべきタイミングがわからない「/年収は下がるけど、魅力的な会社」への転職はあり?/自分の市場価値をどう測るか、そしてどう高めるか「/中途で入るべき会社」と「新卒で入るべき会社」をどう見極めるか「?/本当にやりたいこと」がいつまでたっても見つからないがどうすればいいのか……etc
◆読者の声
・「もし可能ならば『キャリアがスタートするタイミング』において全ての人にこの本を手に取ってほしい。この本で説明されている内容を理解しているか否かで人生が180度変わる事だってあり得ると思うから」(20代男性・学生)
・「企業という組織の体勢、出世構造、マーケットバリューのつくりかた。1つ1つが構造化されて、文系脳でも手に取るように分かりやすく説明されています。転職した人も、これから社会に出る若者にも読んでほしい」(20代女性・メーカー)
・「小説形式だからとても読みやすかったです!
『上司ではなくマーケットを見て働く』という部分、まさに! と思いました」(30代女性・3児の母として専業主婦→HRベンチャー)※発売前モニター調査より
◆転職に必要なのは、情報ではなく思考法である
もはや終身雇用が完全に崩壊した日本。しかし、「転職」がタブー視される風潮の中で、誰にもノウハウを聞けずにさまよう「転職難民」が今、たくさん生まれています。多くの人が「とりあえず」と転職エージェントに登録し、次から次へと企業を紹介され、情報の海におぼれてしまう例が跡を絶ちません。いま本当に必要なのは、情報ではなくその情報を判断するための「思考の軸」なのだ、というのが本書のコンセプトです。
◆転職できなきゃ、自由になれない
仕事でダメな上司に付き合わないといけない、価値のない商品を嫌々営業しないといけない、予期せぬ異動や転勤に振り回される……仕事の悩みのほとんどは、「転職する確信がない」ことから生まれます。本書は、「一生食えて、心から納得のいく仕事を見つける方法」を伝授することで、すべての読者が「本当の意味で自由に働ける状態」をつくり出すための一冊です。
◆「人生を左右するほど大切だけど、誰にも聞けないこと」、教えます
【中途で入社する際の3つの「落とし穴」】
・役員が新卒社員出身で占められている
→そもそも中途が活躍できる文化がない
・自分の職種が会社の強みと一致していない
→会社の「強み」となる部署以外で入社しても裁量権を得にくい
・人材に依存せずに回るビジネスモデルである
→転職しても自身の市場価値は高まらないケースが多い
【転職エージェントの使い方】
・面接後どこがよかったかだけではなく「よくなかったところ」も聞け
→本当に優れたエージェントならフィードバックをくれる
・エージェントが強く薦める会社には気をつけろ
→単に「採用基準の低い会社」にすぎない可能性がある
・転職エージェントからの案件だけで転職を決めてはいけない
→エージェント経由の求人は全体のごく一部にすぎない……etc
一生食えて、心から納得のいく仕事が見つかる、転職論の決定版。あらゆる不安やモヤモヤが、ストーリー形式で一挙に解決!
◆本書で解決する「悩み」→会社を辞めるべきタイミングがわからない「/年収は下がるけど、魅力的な会社」への転職はあり?/自分の市場価値をどう測るか、そしてどう高めるか「/中途で入るべき会社」と「新卒で入るべき会社」をどう見極めるか「?/本当にやりたいこと」がいつまでたっても見つからないがどうすればいいのか……etc
◆読者の声
・「もし可能ならば『キャリアがスタートするタイミング』において全ての人にこの本を手に取ってほしい。この本で説明されている内容を理解しているか否かで人生が180度変わる事だってあり得ると思うから」(20代男性・学生)
・「企業という組織の体勢、出世構造、マーケットバリューのつくりかた。1つ1つが構造化されて、文系脳でも手に取るように分かりやすく説明されています。転職した人も、これから社会に出る若者にも読んでほしい」(20代女性・メーカー)
・「小説形式だからとても読みやすかったです!
『上司ではなくマーケットを見て働く』という部分、まさに! と思いました」(30代女性・3児の母として専業主婦→HRベンチャー)※発売前モニター調査より
◆転職に必要なのは、情報ではなく思考法である
もはや終身雇用が完全に崩壊した日本。しかし、「転職」がタブー視される風潮の中で、誰にもノウハウを聞けずにさまよう「転職難民」が今、たくさん生まれています。多くの人が「とりあえず」と転職エージェントに登録し、次から次へと企業を紹介され、情報の海におぼれてしまう例が跡を絶ちません。いま本当に必要なのは、情報ではなくその情報を判断するための「思考の軸」なのだ、というのが本書のコンセプトです。
◆転職できなきゃ、自由になれない
仕事でダメな上司に付き合わないといけない、価値のない商品を嫌々営業しないといけない、予期せぬ異動や転勤に振り回される……仕事の悩みのほとんどは、「転職する確信がない」ことから生まれます。本書は、「一生食えて、心から納得のいく仕事を見つける方法」を伝授することで、すべての読者が「本当の意味で自由に働ける状態」をつくり出すための一冊です。
◆「人生を左右するほど大切だけど、誰にも聞けないこと」、教えます
【中途で入社する際の3つの「落とし穴」】
・役員が新卒社員出身で占められている
→そもそも中途が活躍できる文化がない
・自分の職種が会社の強みと一致していない
→会社の「強み」となる部署以外で入社しても裁量権を得にくい
・人材に依存せずに回るビジネスモデルである
→転職しても自身の市場価値は高まらないケースが多い
【転職エージェントの使い方】
・面接後どこがよかったかだけではなく「よくなかったところ」も聞け
→本当に優れたエージェントならフィードバックをくれる
・エージェントが強く薦める会社には気をつけろ
→単に「採用基準の低い会社」にすぎない可能性がある
・転職エージェントからの案件だけで転職を決めてはいけない
→エージェント経由の求人は全体のごく一部にすぎない……etc
- 本の長さ260ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2018/6/21
- ISBN-104478105553
- ISBN-13978-4478105559
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
転職に必要なのは「情報」でも「スキル」でもなく、確かな「判断軸」である。一生食えて、心から納得のいく仕事を見つける方法。
著者について
兵庫県出身。神戸大学経営学部卒。就職氷河期に博報堂へ入社し、経営企画局・経理財務局で勤務。その後、ボストンコンサルティンググループを経て、2016年ハイクラス層を対象にした人材ポータルサイトを運営するワンキャリアに参画、サイトの編集長としてコラム執筆や対談、企業現場の取材を行う。TV番組のほか、日本経済新聞、プレジデントなどのビジネス誌で「職業人生の設計」の専門家としてコメントを寄せる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
北野/唯我
兵庫県出身。神戸大学経営学部卒。就職氷河期に博報堂へ入社し、経営企画局・経理財務局で勤務。その後、ボストンコンサルティンググループを経て、2016年、ハイクラス層を対象にした人材ポータルサイトを運営するワンキャリアに参画、サイトの編集長としてコラム執筆や対談、企業現場の取材を行う。テレビ番組のほか、日本経済新聞、プレジデントなどのビジネス誌で「職業人生の設計」の専門家としてコメントを寄せる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
兵庫県出身。神戸大学経営学部卒。就職氷河期に博報堂へ入社し、経営企画局・経理財務局で勤務。その後、ボストンコンサルティンググループを経て、2016年、ハイクラス層を対象にした人材ポータルサイトを運営するワンキャリアに参画、サイトの編集長としてコラム執筆や対談、企業現場の取材を行う。テレビ番組のほか、日本経済新聞、プレジデントなどのビジネス誌で「職業人生の設計」の専門家としてコメントを寄せる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2018/6/21)
- 発売日 : 2018/6/21
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 260ページ
- ISBN-10 : 4478105553
- ISBN-13 : 978-4478105559
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,370位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 3位転職よみもの
- - 8位キャリアデザインの資格・就職
- - 20位学生の就職 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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兵庫県宝塚市出身。神戸大学経営学部卒。就職氷河期に博報堂へ入社。ボストンコンサルティンググループを経て、2016年、ワンキャリアに参画。現在取締役として人事領域・戦略領域・広報クリエイティブ領域を統括。またテレビ番組や新聞、ビジネス誌などで「職業人生の設計」「組織戦略」の専門家としてコメントを寄せる。著書に『転職の思考法』『オープネス』(ダイヤモンド社)、『天才を殺す凡人』(日本経済新聞出版社)、『分断を生むエジソン』(講談社)がある。
カスタマーレビュー
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私自身は転職を考えていないのですが、働き方改革や転職市場の開放に関する知見を得たいと考え本書を手に取りました。本書は働き方や人生観、転職に関する考え方やスキルをストーリー形式でまとめた一冊です。要点がストーリーに沿って上手に構成されている、Amazonや各所で高評価が得られているのも納得の一冊でした。北野氏の自身のキャリアを通じて昇華されたであろう、とことん考え抜かれた熱いメッセージが所々に散りばめられており、それらを眺めてその意味について自分なりに考えるだけでも、働き方に関してよい気付きが得られると思います。転職・働き方に関する名言集です。転職市場の開放が日本の活性化につながるという北野氏のメッセージには強く同感です。環境を変えることでスキルが身に付き、個人としての自由が生まれ社会全体の生産性も向上する。私も仕事を通じて、一生食べていける英語スキルを身に着けたことで職業選択・働き方の自由が生まれ、人生のコントロールがより容易になりました。私自身は仕事自体に目標を設定し、その過程を楽しみを感じながらかつ希望するポジションを通じてスキルも習得できている、かなりラッキーなサラリーマンなのですが、思考の方法を変えることで自分が働く場所を再設定し、誰しもが輝くことが出来るというのは非常に納得感がありました。転職市場が完全に開放されたスキルに依存する社会は一見実力主義の厳しい世界に思えますが、会社に飼い殺しにされる選択肢の無い世界より、よほど優しい社会だと思います。個人的には、ストーリーが少しチープだったのと、コンサル黒岩氏の態度が役者がかり過ぎて非現実的だった点、本書のターゲットから少し自分が外れていたので★は4個とさせていただきます。しかし、自身の仕事に充実感を得られていない人で、かつ普段あまり本を読んでいない人にとっては、非常に共感を得やすいように作られた、構成が上手な一冊だと感じました。時代のニーズに即し、かつターゲット選定も完璧な一冊です。他にも、、、・現代は2人に1人が転職する時代・転職というのは多くの人にとって『初めての意思決定』・専門性のある人間にこそ、『貴重な経験』が回ってくる・他の誰かが作った船に乗り込んでおきながら文句を言うのは筋違い・成功した人の大半は才能とタイミングにたまたま愛された人間…等々、読んでいて面白かった点が多数です。いつも付箋を貼りながら読んで、最後に抜粋個所をまとめるのですが、ストーリー形式なので読むことに熱中してしまい、本書はあまり抜粋できませんでした(笑)北野氏のように、同世代が社会を良くするために全力行動しているのを見ると、自分も負けていられないなと思います。頑張ろうっと。
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2020年1月15日に日本でレビュー済み
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118人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2018年9月9日に日本でレビュー済み
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どんな本でもそうなのだけれど、読む前と読んだ後で「変化」があるものが良書だと思っている。
この本はまさに転職、ひいては仕事をすることについて変化をもたらすものであると思う。
一番印象的かつ、心に残ったのは
to do型の人間と、being型の人間がいること
と
自分にラベルを貼ること
このトピックだけでもこの本を買った価値があった。
昔から「やりたいこと」という言葉に振り回されてきたが、この本ではそれに対して結論を出している。
そして、自分がどうあるべきか、という根源的な問いを考えるきっかけをくれた。
転職に迷っている方、自分はこのままの働き方でいいのか、と考えている方におすすめ。
この本はまさに転職、ひいては仕事をすることについて変化をもたらすものであると思う。
一番印象的かつ、心に残ったのは
to do型の人間と、being型の人間がいること
と
自分にラベルを貼ること
このトピックだけでもこの本を買った価値があった。
昔から「やりたいこと」という言葉に振り回されてきたが、この本ではそれに対して結論を出している。
そして、自分がどうあるべきか、という根源的な問いを考えるきっかけをくれた。
転職に迷っている方、自分はこのままの働き方でいいのか、と考えている方におすすめ。
2019年2月13日に日本でレビュー済み
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本書のタイトルは”転職”が前面に押し出されていますが、内容は全ての仕事をしている社会人、もしくは社会に出る前の学生さんに対して、”会社で仕事をするとはどういう事か、どういう心構えを持っていれば良いか” を解りやすく物語形式で説明してくれています。
こういった類の本の多くは、”好きな事を仕事にしろ、そうすれば全てうまくいく” 的な内容が多いですが、本書は”特に好きな事、得意な事がない” 人間に対してもどういう風にキャリアを築いていけば良いのか、的確にアドバイスしてくれています。
本書の主人公が会社で経験した事は、決して大袈裟ではなく自分自身も経験した事でした。おそらく老舗、大企業、既得権益の強い業界で働いている方は、皆同じような経験があるのではないでしょうか?? 暇があれば職場の人間の噂話に華を咲かせて、誰が上司に気に入られている、誰がこんなヘマをした、、、、、本当にウンザリ。 能力もなく、ただ無駄に歳を重ね、組織にしがみ付くだけしか能がない人間が、偉そうに幅をきかせているの。。。
何よりも自分が嫌だったのは、そういう組織にいると、最終的に自分も同じ人間になってしまうのではないか? 鍵がかかっていない檻から出られない奴隷人間になってしまうのではないか??という恐怖でした。
最終的に僕は前職を辞しました。もし同じような境遇にいる方、このまま会社に残っていて良いのか日々悩まれている方がいれば是非一読をお勧めします。
こういった類の本の多くは、”好きな事を仕事にしろ、そうすれば全てうまくいく” 的な内容が多いですが、本書は”特に好きな事、得意な事がない” 人間に対してもどういう風にキャリアを築いていけば良いのか、的確にアドバイスしてくれています。
本書の主人公が会社で経験した事は、決して大袈裟ではなく自分自身も経験した事でした。おそらく老舗、大企業、既得権益の強い業界で働いている方は、皆同じような経験があるのではないでしょうか?? 暇があれば職場の人間の噂話に華を咲かせて、誰が上司に気に入られている、誰がこんなヘマをした、、、、、本当にウンザリ。 能力もなく、ただ無駄に歳を重ね、組織にしがみ付くだけしか能がない人間が、偉そうに幅をきかせているの。。。
何よりも自分が嫌だったのは、そういう組織にいると、最終的に自分も同じ人間になってしまうのではないか? 鍵がかかっていない檻から出られない奴隷人間になってしまうのではないか??という恐怖でした。
最終的に僕は前職を辞しました。もし同じような境遇にいる方、このまま会社に残っていて良いのか日々悩まれている方がいれば是非一読をお勧めします。
2018年8月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
会社勤めにモヤモヤした気持ちを抱えているなら、一度は読むことをおすすめします。
転職と銘打ってはいますが、要約すると、働き続けるための知恵を説いている本なので、生き残る術を身につけるためにも役立ちます。
会社組織は仕事をする場所であるにもかかわらず、そこにいることが目的になってしまっていないか。
どこでも通用する立ち回りを身につければ、組織のしがらみから解放されて自由になれる。
そんなことを教えてくれます。
転職と銘打ってはいますが、要約すると、働き続けるための知恵を説いている本なので、生き残る術を身につけるためにも役立ちます。
会社組織は仕事をする場所であるにもかかわらず、そこにいることが目的になってしまっていないか。
どこでも通用する立ち回りを身につければ、組織のしがらみから解放されて自由になれる。
そんなことを教えてくれます。
2019年4月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今、「自分の本当のやりたいこと」
こんな言葉が世の中に出回ってる。
「やりたいこと」やらないと、本当の人生を歩んでない。とか
「やりたいこと」が見つかれば、自信持ってやれる。とか
ものすごく、「やりたいことをやらないと、ダメですよ」
というメッセージをメディアを通じて、今の自分のキャリアに不満を
植えつけられてることが多々あると個人的には感じてる。
だから、天職を探して転職を考える人が増えてるのも分かる。
まず、転職して自分が満足することをする、というのは悪くないこと
だけど、本当にやりたい事を追いかけたり、存在しない理想の環境を求めたり
するとなれば、青い鳥を追いかけるのと同じで、辛いだけ。
どうして、最終章から読めばいいと思ったか。
まず「転職」という言葉に引っかかった人がこの本を読むと思う。
それで考えるのが、「今のままで本当にいいのか」や
「そもそも、やりたいこと」とかが初めの疑問点になると思う。
その答えを教えてくれるのは最終章だと思う。
だから読み始めは最終章がいいかな・・・と
自分の話ですが、この本の他に
村山昇箸 働き方の哲学 にも、同じ答えが書いてたので
自分探しとか、「やりたいこと」探しに過剰にならず
人生を謳歌したいと思う。
今のこの世界で、この本を読んだ人は労働生産年齢の間の人だと思う。
どんな人なのか分からないけど、自分が生きた時代の人達で
同じ話題や苦労や喜びをちょっとは共に味わってる仲。
恥ずかしい気もするが、なんと言うか、お互い幸せになろう。
こんな言葉が世の中に出回ってる。
「やりたいこと」やらないと、本当の人生を歩んでない。とか
「やりたいこと」が見つかれば、自信持ってやれる。とか
ものすごく、「やりたいことをやらないと、ダメですよ」
というメッセージをメディアを通じて、今の自分のキャリアに不満を
植えつけられてることが多々あると個人的には感じてる。
だから、天職を探して転職を考える人が増えてるのも分かる。
まず、転職して自分が満足することをする、というのは悪くないこと
だけど、本当にやりたい事を追いかけたり、存在しない理想の環境を求めたり
するとなれば、青い鳥を追いかけるのと同じで、辛いだけ。
どうして、最終章から読めばいいと思ったか。
まず「転職」という言葉に引っかかった人がこの本を読むと思う。
それで考えるのが、「今のままで本当にいいのか」や
「そもそも、やりたいこと」とかが初めの疑問点になると思う。
その答えを教えてくれるのは最終章だと思う。
だから読み始めは最終章がいいかな・・・と
自分の話ですが、この本の他に
村山昇箸 働き方の哲学 にも、同じ答えが書いてたので
自分探しとか、「やりたいこと」探しに過剰にならず
人生を謳歌したいと思う。
今のこの世界で、この本を読んだ人は労働生産年齢の間の人だと思う。
どんな人なのか分からないけど、自分が生きた時代の人達で
同じ話題や苦労や喜びをちょっとは共に味わってる仲。
恥ずかしい気もするが、なんと言うか、お互い幸せになろう。
2018年9月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主は転職、キャリアの考え方に関する本ですが、転職に限らず人生についても話が及びます。読んでみて、「社会人になる時点で読みたかった」と感じました。
印象的であったのは下の点です。
・転職に必要なことは、知識でも情報でもなく、どう選べばいいかという判断基準『思考法』である。
・特別な才能を持たないほとんどの人間にとって重要なのは、どの場所にいるか、つまり『ポジショニング』である。
・「どんな人でありたいか、どんな状態でありたいか」を重視するbeing型の人間にとって重要なことはマーケットバリューを高めることである。
・仕事のライフサイクルを考慮し、自分の強みに軸足を残しながら、もう片足を今後強くなる仕事に少しずつずらしていく。
私は転職を考えてはいませんが、「転職できる価値を持つこと」が重要であると認識しました。現在の会社でしか存在できないのではなく、どこでも活躍できるような状態であること。これにより、自分と素直に向き合いながら仕事を進めることができるようになると考えます。
印象的であったのは下の点です。
・転職に必要なことは、知識でも情報でもなく、どう選べばいいかという判断基準『思考法』である。
・特別な才能を持たないほとんどの人間にとって重要なのは、どの場所にいるか、つまり『ポジショニング』である。
・「どんな人でありたいか、どんな状態でありたいか」を重視するbeing型の人間にとって重要なことはマーケットバリューを高めることである。
・仕事のライフサイクルを考慮し、自分の強みに軸足を残しながら、もう片足を今後強くなる仕事に少しずつずらしていく。
私は転職を考えてはいませんが、「転職できる価値を持つこと」が重要であると認識しました。現在の会社でしか存在できないのではなく、どこでも活躍できるような状態であること。これにより、自分と素直に向き合いながら仕事を進めることができるようになると考えます。
2018年10月3日に日本でレビュー済み
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本書冒頭に出てきます
「大企業で何となく20年働き、深い専門性がないわりにプライドだけは高い人」
にドンピシャリな私です。
30代後半より人生もろもろの軌道修正を試み、
おおむね成功していますものの、転職だけは上手くいきません。
転職ハウツー本は読む気がしなかったのですが、
Webサイトで筆者のコメントを拝見した際、
(なんかあまり耳にしない意見だな)と興味がわき本書を手に取りました。
本書では私の中でモヤモヤとしていた転職に対する不安と期待の正体の大半が
うまく言語化されており、読後に(やっぱり私は転職しよう)という気持ちを
新たにすることになりました。
読書前後で自分が変わってしまう可能性を秘めた良書です。
「大企業で何となく20年働き、深い専門性がないわりにプライドだけは高い人」
にドンピシャリな私です。
30代後半より人生もろもろの軌道修正を試み、
おおむね成功していますものの、転職だけは上手くいきません。
転職ハウツー本は読む気がしなかったのですが、
Webサイトで筆者のコメントを拝見した際、
(なんかあまり耳にしない意見だな)と興味がわき本書を手に取りました。
本書では私の中でモヤモヤとしていた転職に対する不安と期待の正体の大半が
うまく言語化されており、読後に(やっぱり私は転職しよう)という気持ちを
新たにすることになりました。
読書前後で自分が変わってしまう可能性を秘めた良書です。
2018年6月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
転職を既に考えてる人だけでなく、そもそもお金以外に働く意義を見出せない人や働いたことがない就活生にも読んでほしい一冊。「仕事とは」「生きるとは」から考えさせられるます。(後半部分で触れてるので、そこから読んでも良いかと。)
決して強みを活かす転職のノウハウが書かれているわけではなく、強みも経験もない、やりたいこともわからない、そんなごくごく“普通の人”に向けたメッセージがたくさんあります。
個人的には「やりたいこと」や「やりがい」を求められる社会の風潮が嫌いだし、考えることも避けていました。本書では「すべての人がやりがいを求めなければいけないわけではない」という視点に立ちつつ、それでもなおやりがいを求めることがどう大事なのか、優しく教えてくれました。「重要なのは、どうしても譲れないくらい『好きなこと』など、ほとんどの人間にはない、ということに気づくことなんだよ。」という切り口もよかったです。
もちろん“普通の人”に向けた具体的なノウハウも詰まっており、普通の人は成長産業に身を置くことが大事という切り口から成長産業(会社)の見つけ方に多くのページ数を割いて解説しています。
転職するしないに関わらず、“いつでも転職できる”という選択権を持つことで人は自由になれる、という著者の思いを感じながら読んでほしいです。
決して強みを活かす転職のノウハウが書かれているわけではなく、強みも経験もない、やりたいこともわからない、そんなごくごく“普通の人”に向けたメッセージがたくさんあります。
個人的には「やりたいこと」や「やりがい」を求められる社会の風潮が嫌いだし、考えることも避けていました。本書では「すべての人がやりがいを求めなければいけないわけではない」という視点に立ちつつ、それでもなおやりがいを求めることがどう大事なのか、優しく教えてくれました。「重要なのは、どうしても譲れないくらい『好きなこと』など、ほとんどの人間にはない、ということに気づくことなんだよ。」という切り口もよかったです。
もちろん“普通の人”に向けた具体的なノウハウも詰まっており、普通の人は成長産業に身を置くことが大事という切り口から成長産業(会社)の見つけ方に多くのページ数を割いて解説しています。
転職するしないに関わらず、“いつでも転職できる”という選択権を持つことで人は自由になれる、という著者の思いを感じながら読んでほしいです。