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くもはち (カドカワコミックスAエース) コミックス – 2005/12/22

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商品の説明

内容紹介

怪談の夏。ポップでおちゃめな新・妖怪ノベルズの誕生

義眼で三文文士の妖怪くもはちと挿絵描きののっぺらぼう・むじな。ラフカディオ・ハーンに田山花袋、柳田國男の秘話がいま二人のずっこけ妖怪コンビによって明らかに…

--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

本格妖怪小説!怪談作家くもはちと、のっぺら坊のむじなが大活躍!私があの男と初めて出会ったのは私がまだのっぺら坊であった頃の話だ。いや、のっぺら坊になったばかりと言った方が正確なのかもしれないが、気がつけばその時、私はのっぺら坊になっていたのである。その男は私の顔を初対面にしてはいささか不作法にしげしげと見つめると「ひょっとして君はのっぺら坊なんじゃないかい?」と屈託なく言ったのだ。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

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登録情報

  • コミック: 201ページ
  • 出版社: 角川書店 (2005/12/22)
  • ISBN-10: 4047137812
  • ISBN-13: 978-4047137813
  • 発売日: 2005/12/22
  • 商品パッケージの寸法: 17.6 x 12.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5 2件のカスタマーレビュー
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形式: 単行本
 のっぺら坊になってしまった駆け出しの挿絵画家むじなが、怪談作家くもはちと赤坂の紀伊国坂で出会うところから物語は始まる。その日は怪談で有名な小泉八雲の葬儀が行われていた。三流怪談作家であるくもはち小泉の死を怪談仕立てにした小説を書かねばならないため、二人は葬儀を取材する必要があったのだ。二人は首尾よく葬列に紛れ込むが、むじなが葬列を監視する男を発見する。男はなんと神経症のあまり小泉八雲に雇われた探偵に追われていると錯覚する帝大教師夏目金之助だった。
 売れない二人は怪談の種を、出版社とのつてを、また小遣い稼ぎにと東奔西走するが、その度に奇妙な人々と出会う。怪談の種を売ろうとする不気味な文学青年に、不思議な力を持つ法制局参事官、大手出版社博文館の編集主任にして女学生に取り憑かれた自然主義文学の先駆者。そして妻が妖精にさらわれたという英国人アーサー氏。二人の妖怪をめぐる冒険が始まる。
 妖怪というと恐ろしさを感じさせるために殺伐とした描写が多くなりそうなものだが、内容は表紙のイラストのようにユーモラスそのもの。歴史的事実かどうかはさておき、裏付けがなされた文士たちは一人一人特徴的でどのキャラクターも印象的である。また、登場する妖怪たちもいかにも『出そう』な時代が与えられた上、様々な資料から推し量られた妖怪の正体や能力は荒唐無稽な存在に一定のリアリズムを与える事に成功
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形式: 単行本
ラフカディオ・ハーンの葬儀の場で出会う、のっぺらぼうのむじなと、正体不明のくもはち。二人の役回りは大塚作品を読んでいる人ならなじみの深いものである。もしかしたら、京極夏彦の京極堂シリーズの読者にもすっと入りやすいものかもしれない。
個人的な好みとしては木島日記などのほうが面白いと思ったのだが、くもはちの正体には思わずうなってしまった。そこは間違いなく面白かった。
あの時代の複雑な著名人の交友関係をうまく利用しているなと思った。
国語便覧などを読んでから読むとより面白く感じるかもしれない。
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