「がんを生きぬくお金と仕事の相談室」とありますが、5つの章のうち、お金の話としては、2・4章のみ。
仕事の話は3章のみ。
ごく当たり前に使うことができた高額療養費や傷病手当金も大切ですが、家計のことで悩んでいる者にとっては、難しい障害年金の話や住宅ローンの返済の話が、とてもあっさりしすぎていました。
結局、他のサイトやパンフレットを物色することになりました。
ちなみに1・5章は、告知の話や医療の選択の話でした。
こういう話を筆者が伝えたいのはわかりますが、私が知りたかったのはお金の問題なので、そっちに紙面を割いてほしかったと思い、とても残念でした。
結局、お金の話が2章分しかなかったので、評価も★2個分で評価させていただきます。
この商品をお持ちですか?
マーケットプレイスに出品する

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません 。詳細はこちら
Kindle Cloud Readerを使い、ブラウザですぐに読むことができます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
がんを生きぬくお金と仕事の相談室 単行本 – 2019/2/22
購入を強化する
がん患者が直面する経済的不安をどう解消すべきか。誰も教えてくれなかった、「お金・暮らし・仕事・気持ち」の備え方、乗り越え方。
- 本の長さ200ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2019/2/22
- 寸法13.1 x 1.7 x 18.9 cm
- ISBN-104309287212
- ISBN-13978-4309287218
この商品を見た後に買っているのは?
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
父親を肝臓がんで見送り、みずからも乳がんを発症。カラダと心の痛み、家族とのコミュニケーション、治療費の工面、仕事・収入の悩みをどうしたらいい…。つらい体験をのりこえ、相談支援の豊富な実績をもつ著者ならではの貴重な知恵&情報!不安をとり除き、自分の思う人生を歩むための必読書!!
著者について
CNJがんナビゲーター。ファイナンシャルプランナー。大手金融機関での営業などに約30年従事。43歳で乳がんを発症した経験から、備えることの大切さを伝える活動をスタート。個別相談やセミナーも行なう。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
辻本/由香
兵庫県生まれ。企業の会計や大手証券会社・都市銀行での営業などに約30年従事。2015年2月、奈良県に「つじもとFP事務所」を開業。地方自治体・医療機関・士業対象の研修でセミナー講師を務める。32歳で父をがんで亡くし、自らも43歳で乳がんを発症した経験をふまえ、ライフワークの「がんと向きあうFP」として講演や執筆をおこなっている。CNJがんナビゲーター、CFP(ファイナンシャルプランナー)、キャリアカウンセラー、医師事務作業補助者、両立支援コーディネーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
兵庫県生まれ。企業の会計や大手証券会社・都市銀行での営業などに約30年従事。2015年2月、奈良県に「つじもとFP事務所」を開業。地方自治体・医療機関・士業対象の研修でセミナー講師を務める。32歳で父をがんで亡くし、自らも43歳で乳がんを発症した経験をふまえ、ライフワークの「がんと向きあうFP」として講演や執筆をおこなっている。CNJがんナビゲーター、CFP(ファイナンシャルプランナー)、キャリアカウンセラー、医師事務作業補助者、両立支援コーディネーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Kindle化リクエスト
このタイトルのKindle化をご希望の場合、こちらをクリックしてください。
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。
このタイトルのKindle化をご希望の場合、こちらをクリックしてください。
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2019/2/22)
- 発売日 : 2019/2/22
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 200ページ
- ISBN-10 : 4309287212
- ISBN-13 : 978-4309287218
- 寸法 : 13.1 x 1.7 x 18.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 694,387位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 1,009位ガン関連
- - 5,384位家事・生活の知識 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

FP(ファイナンシャルプランナー)・キャリアカウンセラー・相続手続きカウンセラー
野村證券やりそな銀行など、お金に関する仕事に約30年従事。暮らしにまつわるお金について知識を得ることは人生を豊かにすると知る。27歳で阪神大震災、43歳で乳がんを発症。初めての経験で戸惑うなかで、精神的・体力的なダメージだけでなく、お金のことについても悩んでいる人にたくさん出会った。がん経験者であり、すでにFPとして知識を得ている私なら、信頼して相談いただけるのではないか。そんな思いから、備えることの大切さや、できる工夫を伝える活動を始める。現在は、お金のことで人生をあきらめないために、がん患者が集まる会や医師・看護師が参加する研修、FPや弁護士など士業向けの研修、企業の経営者へのセミナーも行なっている。また、「子どものいないご夫婦(DINKS・事実婚)」や「おひとりさま」、「がん患者とそのご家族」の相談業務、執筆も行っている。
カスタマーレビュー
5つ星のうち3.6
星5つ中の3.6
9 件のグローバル評価
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。

経験者の本も沢山ある中で、メンタルだけが支えになるんじゃなくて、本来直面する『お金』という面でも、サポートになる一冊だと私にとっては力になった本。私はお勧めだなぁ!と、思う。
このレビューの画像
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2021年1月18日に日本でレビュー済み
違反を報告する
Amazonで購入
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2019年2月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
家族にがん患者がいるので読んでみました。
がんとお金の話については、高額療養費制度を始めとして、各種の制度についてまんべんなく押さえられているので参考になります。
ただし、著者のプライベートな経験や判断で不思議な点がいくつかあり、読んでいて共感しにくいので、星をへらしました。
例えば、次の点です。
・がん治療の関係で生理が止まり、これから子供が産めないとわかったので、婚家の母(義母)にお詫びに行った。
・高額療養費制度が改定されて、年収が1,160万円以上の人の枠ができ、負担が増えたことに怒り、同情している。
・生命保険の相談に行って、「がんは何年経っても再発するものだ」と言われて激怒する。
これらから、「嫁は子供を生むのが当たり前」という風土の、裕福な家で育ったプライドの高い方なのではないかと思われます。
たとえば、高額療養費制度の件について言えば、年収370万円で月8万円の負担なのですから、年収1,160万円で月25万円という負担が重いというのは言い過ぎでしょう。
また、編集作業でも見落としがあり、公務員の方の例なのに「会社で」とか書かれています。そこは、「勤め先」で良いでしょう。
大変役に立つ、良い本なのですが、こういうところがトゲのように残るので、楽しく読み通せません。私は3回手を止めて、休み休み読みました。
筆者と編集者の力関係もあるのでしょうが、テーマは良いので、もう少し読みやすい方向に仕立ててくれれば良かったのに惜しいなあと思わずにはいられません。
がんとお金の話については、高額療養費制度を始めとして、各種の制度についてまんべんなく押さえられているので参考になります。
ただし、著者のプライベートな経験や判断で不思議な点がいくつかあり、読んでいて共感しにくいので、星をへらしました。
例えば、次の点です。
・がん治療の関係で生理が止まり、これから子供が産めないとわかったので、婚家の母(義母)にお詫びに行った。
・高額療養費制度が改定されて、年収が1,160万円以上の人の枠ができ、負担が増えたことに怒り、同情している。
・生命保険の相談に行って、「がんは何年経っても再発するものだ」と言われて激怒する。
これらから、「嫁は子供を生むのが当たり前」という風土の、裕福な家で育ったプライドの高い方なのではないかと思われます。
たとえば、高額療養費制度の件について言えば、年収370万円で月8万円の負担なのですから、年収1,160万円で月25万円という負担が重いというのは言い過ぎでしょう。
また、編集作業でも見落としがあり、公務員の方の例なのに「会社で」とか書かれています。そこは、「勤め先」で良いでしょう。
大変役に立つ、良い本なのですが、こういうところがトゲのように残るので、楽しく読み通せません。私は3回手を止めて、休み休み読みました。
筆者と編集者の力関係もあるのでしょうが、テーマは良いので、もう少し読みやすい方向に仕立ててくれれば良かったのに惜しいなあと思わずにはいられません。
2019年2月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「相談室」とあるように、読みながら著者の方の声が目の前から聞こえてくるような気がする本です。
おそらく、がんサバイバーとして、数多くの方の相談の実績があるためか、紹介された事例にリアリティがあります。
妊孕性の問題など、当事者でないと気づきにくい点を指摘されているので一読の価値ありです。
何より、病気に負けず「生き抜く」のだ、という強い思いが全体から感じられたのが、たとえ当事者ではなくても、読んで励まされました。
おそらく、がんサバイバーとして、数多くの方の相談の実績があるためか、紹介された事例にリアリティがあります。
妊孕性の問題など、当事者でないと気づきにくい点を指摘されているので一読の価値ありです。
何より、病気に負けず「生き抜く」のだ、という強い思いが全体から感じられたのが、たとえ当事者ではなくても、読んで励まされました。
2019年2月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
重いテーマですが軽タッチでわかりやすく、多くの役立つ情報や知恵が載っていたので興味深く読みました。
がん告知されると、精神的なダメージは大きく、その後の治療、暮らし、家族、仕事、そしてお金の問題など、
将来への不安や悩みは尽きないと思います。
そんな不安への心の持ちようや暮らしとどう向き合っていくかを、作者自身や家族の経験、多くの体験者への
ヒアリングなどによる実例、医療関係者や支援団体への直撃取材、社会保障制度や各種支援制度の紹介等を交えて、
アドバイスしてくれています。最新情報も盛りだくさんです。
がんと向き合う勇気と知恵が湧いてくると思います。
がん告知されると、精神的なダメージは大きく、その後の治療、暮らし、家族、仕事、そしてお金の問題など、
将来への不安や悩みは尽きないと思います。
そんな不安への心の持ちようや暮らしとどう向き合っていくかを、作者自身や家族の経験、多くの体験者への
ヒアリングなどによる実例、医療関係者や支援団体への直撃取材、社会保障制度や各種支援制度の紹介等を交えて、
アドバイスしてくれています。最新情報も盛りだくさんです。
がんと向き合う勇気と知恵が湧いてくると思います。
2021年1月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
経験者の本も沢山ある中で、メンタルだけが支えになるんじゃなくて、本来直面する『お金』という面でも、サポートになる一冊だと私にとっては力になった本。
私はお勧めだなぁ!と、思う。
私はお勧めだなぁ!と、思う。

経験者の本も沢山ある中で、メンタルだけが支えになるんじゃなくて、本来直面する『お金』という面でも、サポートになる一冊だと私にとっては力になった本。
私はお勧めだなぁ!と、思う。
私はお勧めだなぁ!と、思う。
このレビューの画像

2019年2月27日に日本でレビュー済み
父を10年前にがんで見送り
5年前に母もがんにかかりました
当時は(特に父の時)は病気に対する自分自身の知識もほぼなく
医師の言葉一つ一つに一喜一憂していたように思います。
その後の母のがん。
冷静に対処できたかというとそうではありませんでした。
患者一人一人取り巻く環境が違うからです。
今回本を読んで、まさしくそうだな・・と実感しました。
お金や治療に対する不安、患者さんの思い
私たちの知らない知識。
当時、この本を読むことができていたら
どんなに心が楽になっただろう、
余計な不安を感じず、もう少し冷静に受け止められたのではないか
と思わずにはいられませんでした。
また著者ご本人もがんサバイバーであり、
当時の告知された時や治療中での心の動き、
またご家族のサポートについても書かれており
共感できることも多く読ませていただきました。
患者さん、ご家族、医療従事者関わる全ての方に
読んでいただきたいです。
5年前に母もがんにかかりました
当時は(特に父の時)は病気に対する自分自身の知識もほぼなく
医師の言葉一つ一つに一喜一憂していたように思います。
その後の母のがん。
冷静に対処できたかというとそうではありませんでした。
患者一人一人取り巻く環境が違うからです。
今回本を読んで、まさしくそうだな・・と実感しました。
お金や治療に対する不安、患者さんの思い
私たちの知らない知識。
当時、この本を読むことができていたら
どんなに心が楽になっただろう、
余計な不安を感じず、もう少し冷静に受け止められたのではないか
と思わずにはいられませんでした。
また著者ご本人もがんサバイバーであり、
当時の告知された時や治療中での心の動き、
またご家族のサポートについても書かれており
共感できることも多く読ませていただきました。
患者さん、ご家族、医療従事者関わる全ての方に
読んでいただきたいです。