平成30年(2018年)5月に亡くなられた著者のかこさとし(加古里子)さんの著作が気になってAMAZONにて確認したところ、幼稚園児~小学校低学年の頃に読んだこの絵本「かわ」がまだ売っていることに驚き思わず買ってしまった。
内容はこの私が初めて読んだガキの頃とほぼ同じ。山から海までの川の流れと、川沿いの風景が絵巻風に描かれていて、かこさんの斬新な発想に感服。しかも表紙・裏表紙の地図と、絵本の内容が連動していることも面白く、この私と同様、子どもが地図に触れ合う最初の機会になれる本としても非常に意味がある「超お勧め本」だ。
川沿いには蒸気機関車が走り、川で洗濯する人、牛馬で畑を耕す人、ボンネットのトラック、勝鬨橋風の可動橋、プロペラ機が飛んでいるなどこの本が作られた昭和40年頃の古き良き日本の風景が描かれており、これはこれで味わい深い絵だとは思うが、さすがに平成末期の現代にはちょっと古すぎな風景であることは否めない。かこさんの意思を受けついだ作家さんの現代の風景にマッチしたリニューアル作品が作られることを期待するべきか。
か わ (こどものとも絵本) (日本語) 単行本 – 1966/9/1
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商品の説明
内容紹介
高い山の雪どけ水や、山に降った雨から生まれた小さな流れは、谷川となって山を下ります。小さな流れは、ダムに貯められて発電所で電気を起こしたり、激しい水の勢いで岩をくだいて小さな石ころにしたりします。そして、やがて平野に出るとゆるやで大きな流れになります。田んぼを潤し、水遊びや魚釣りの場となり、いつしか大きな川になって、最後に海へとそそぎます。一つの川をめぐる自然と人間の営みを横長の画面いっぱいに細部まで描き込んだ絵本です。
出版社からのコメント
「だるまちゃんシリーズ」でお馴染みの加古里子さんの二作目の絵本です。表紙が地図として描かれていますが。これは科学者でもある加古さんの得意技を編集者が見抜いて考えだしたものです。また、表紙に描かれている二人の子ども、実は加古さんの娘さんです。加古さんは、忙しかったから子どもとなかなか遊んでやれず、自分は良い父親ではないとおっしゃっていましたが、お子さん想いの加古さんの姿がここに垣間見られます。 『絵巻じたて ひろがるえほん かわ』と合わせてお楽しみください。 読んであげるなら:4才から
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