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からのゆりかご―大英帝国の迷い子たち 単行本 – 2012/2/10

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商品の説明

内容紹介

英国ノッティンガムでソーシャルネットワーカーとして働くマーガレットが次々と訴えられたことは、「私」を探すことであった。幼い頃、家族が死亡したと言われて施設に預けられた記憶を持つ人、大きな船にのって子どもばかりのところにいたという幼い頃の記憶を持つ人など、様々な不思議な幼少期の物語を語られたマーガレット。その一つひとつの話を丁寧に聞くうちに頭の中で構築されたストーリーは、「想像もできないほど多くの子どもたちが、大きな船に乗せられてオーストラリアに送られていた」というもの。
にわかにはそのストーリーが信じられなかったマーガレットではあるが、地道な調査を始めるうちに行き着いた結論は、1970年代まで英国では、施設に預けられた子どもたちを福祉の名のもとにオーストラリアに移民として送って過酷な労働を強い、またそこでは無残な虐待が行われていたという事実であった。親の許可もないまま、ある時には親は死んだと偽ってまで移民させられた子どもの数は実に13万人にものぼるという。長きにわたって親は子を探してその安否に心を痛め、子は親を、また自分自身を探し続けているという事実に驚愕し、一人ひとりから聞き取りを行い、人生を取り戻してもらうために奮闘するマーガレット。時に権力の側から妨害を受け、脅迫に脅えながらも、真実を求めて果敢に立ち向かうマーガレットの姿を描いた感動の実話。
この児童移民の事実については、2009年11月にオーストラリア首相が、2010年2月にイギリス首相が事実を認め、正式に謝罪をしている歴史的事事実である。
この本を基にした映画「オレンジと太陽」が2012年4月より全国で順次公開。

出版社からのコメント

本書は映画『オレンジと太陽』の原作である。著者はイギリスのノッティンガムに生まれて育って、ソーシャル・ワーカーをしているマーガレット・ハンフリーズという女性である。
一頁目には「すべての児童移民とそのご家族に本書を捧げます とりわけ、長きにわたり沈黙のうちに苦しんでこられた方々に 敬意と賞賛の思いを込めて」という献辞がある。
続けて1938年に西オーストラリアのパース大司教が述べた「児童移民歓迎の辞」が引用されている。「ゆりかごが空であることが過疎の一因となっている時代には、供給源を外部に求める必要があります。そしてもしこの不足を我々と同じ人種で補うことができなければ、我々は近隣地域に住む多産な無数のアジア諸種族の脅威に自らの身をさらすにまかせることになるはずであります」。なんと人権意識のない民族差別的な挨拶であることか。
児童移民の実態はあまりにも悲惨であり、国家的策略と慈善団体、キリスト教会の過ちそのものであったことをマーガレットたちは突き詰めていく。児童移民はオーストラリアだけでなくカナダ、ニュージーランド、ローデシアにも送り出されていた。1681年にヴァージニアに入植した子供から始まり、1967年まで続いていた。子供たちが送り込まれたのは強制労働と虐待、飢え、劣悪な環境、レイプといったおぞましいことに満ちたところだった。そこで子供たちは自分のアイデンティティを奪われ、自尊心を消されていったのだ。その数は13万人ともいわれている――。

この本を基にした映画「オレンジと太陽」は厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財として決定。

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登録情報

  • 単行本: 379ページ
  • 出版社: 近代文藝社; 改訂版 (2012/2/10)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4823108760
  • ISBN-13: 978-4823108761
  • 発売日: 2012/2/10
  • 商品パッケージの寸法: 19 x 13.8 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.9 7件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 447,956位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップカスタマーレビュー

形式: 単行本
今春、この作品を基にした映画「オレンジと太陽」が公開される。

映画紹介より(一部改)
ソーシャルワーカーとして働くマーガレットは、ある日、見も知らぬ女性に「私が誰なのか調べて欲しい」と訴えられる。幼い頃、養護施設にいた彼女は、4歳の時にたくさんの子供たちとともに、船でオーストラリアに送られ、自分がどこの生まれなのか母親がどこにいるのかも判らないという。子供だけで船に乗せられるなんて、最初はその話を信じられなかったマーガレットだが、ある出来事を契機に調査を始める。やがて彼女はこのような子供たちが数千にも上り、中には親は死んだという偽りを信じて船に乗った子供たちさえいたことを知る。そしてその強制的な“児童移民”が政府によって行われていたことも……。ごく最近の1970年まで、イギリスは、親にも知らせずに恵まれない施設の子供たちをオーストラリアへと大量に送っていた。“オレンジと太陽”を約束されながら、実際に子供たちを待っていたのは、過酷な労働や虐待だった……。にわかには信じがたい、この真実。本作はこの真実を明らかにした実在の女性、マーガレット・ハンフリーズの物語である。

この児童移民はオーストラリアやカナダ、ローデシア(ジンバブエ)などの英国領の白人人口増を狙ったものだった。子供ならば旅費や生活費が低く抑えられること、成人に比べ順応性も
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形式: 単行本
失われた人口の穴埋めとして、農業や家事の担い手として、あるいはそのような子ども達を施設で養育することに対する助成金の「あて」として、そして孤児、浮浪児、私生児等のやっかい払いとして、イギリスとオーストラリアの政府は、「社会政策」としての児童移民計画を進めた。子ども達は「最高の移民」となった、なぜなら、子どもは不平を言えないからであった。

イギリス・ノッティンガムの一介のソーシャル・ワーカーだったマーガレット・ハンフリーズが、自分の親を捜しているオーストラリアのクライアントと出会ったのは1987年のことだった。類い希なる組織的虐待に立ち向かったひとりの女性の軌跡であるこの本が上梓されたのは、1993年のことであるが、著者であるマーガレットは、エピローグの中でこう語っている。
「今から7年前、私はなじみのない町のなじみのない家の入り口に立って、それまで一度も会ったことのない一人の年輩の女性と顔を合わせていた。この時は自分が英国とオーストラリアの社会史の中のもっとも恐ろしく、恥ずべき出来事の上にかぶせられていた蓋を持ち上げようとしているのだとは、まったく理解していなかった。」

そう、この児童移民政策は、まったく恐ろしく、恥ずべきものであった。イギリスから数万人に及ぶと推定される子ども達−しかもほぼすべての子ども達が孤児でも浮浪児でもな
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形式: 単行本 Amazonで購入
子供をもつ母親として、我が子に置き換えて読んでしまい、大変辛くなりました。児童移民の中には3歳に満たないような幼児もおり、オムツも替えてもらえず常におしっこで濡れたマットレスで寝ていたという話しや、おもちゃを買ってあげる代わりに歌を歌うよう誘い出された男児が、男性たちによりレイプされ泣き叫ぶのだが、その嘆きはおもちゃをもらえなかったことに対してのものだった、という話しが特に辛く、母親として耐え難い程でした。人生は辛いこともあり大人になればなる程悩みも重くなりますが、せめて子供時代だけはどの子供も保護者の愛情を受け安全に過ごさなければいけないという気持ちになりました。マーガレット・ハンフリーさんは自らの家庭を犠牲にしてまでも使命を果たさずにはいられなかったのでしょう。その責任感にただただ感服すると同時に、本来は国が責任をもって解決すべきだろうという憤りでいっばいになりました。母親が読むには辛いですが、多くの方に読んで頂きたいです。
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形式: 単行本
本書は、イギリスの児童移民について書かれたノンフィクションである。著者のマーガレット ハンフリーズはノッティンガムでソーシャルネットワーカーとしての仕事を通して、偶然に、“かつて、イギリスからオーストラリアへ、子どもだけで強制的に移民させられたひとがいるのではないか”ということに気付く。それは、調べれば調べるほど・・・国家的といってもいい大規模な政策であることが明らかになっていく。著者自身がこの真実にふれていく過程が時系列で詳細に記述されているので、読む者には実にスリルを感じさせる。
この政策は・・・本国の児童養護施設などにあふれる子どもを、英国領の白人の数を増やすために送り込めば、一石二鳥といった思惑から生まれた”児童移民“である。この政策において・・・子どもは適応力かある、費用もかさまないという発想があった。また、イギリスにいては貧しい将来しか望めない子どもが、新天地で農業実習などの教育を受ければ幸せになれる・・・といった理屈もあったようである。
しかし、実際には・・・多くの子どもたちが、強制労働をさせられたり、教会で性的虐待を受けていたことがわかる。
この事実がオーストラリアのテレビで放送されるや、テレビ局の電話は鳴りっぱなしになったという。著者は、一人でも多くの人が、親きょうだい、親戚に会えるようにと、組織を立ち上げた。本書における・・・児童移
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