ケイトが過去に戦地で事故に遭い一過性の記憶喪失になった際に起こったできごとなど、現実的できれいごとでばかりで済ませないヒストリカルであるところはよかったです。
私も戦地でのアンリはそれほど悪い人かな、と思いました。けっこうケイトに本気だったとしたら、ポイと捨てられてかわいそう。
ジャックも美しい顔と足に癒えない傷を負っていますが、不器用なふたりが惹かれあっていく過程はおもしろかったです。
難を言えば、全体的に文章が軽くて、深まりが今一つだと随所で感じたところ。例えば先ほどのアンリの件などもですが。
せっかくのいい内容なのにそこがちょっと残念でした。
かぐわしき天使 ((通常版)) (日本語) オンデマンド (ペーパーバック) – 2008/6/1
アン・グレイシー
(著)
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本の長さ384ページ
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言語日本語
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出版社ハーレクイン
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発売日2008/6/1
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寸法11.4 x 2.21 x 17.7 cm
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登録情報
- ASIN : B00J1G5306
- 出版社 : ハーレクイン (2008/6/1)
- 発売日 : 2008/6/1
- 言語 : 日本語
- オンデマンド (ペーパーバック) : 384ページ
- 寸法 : 11.4 x 2.21 x 17.7 cm
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Amazon 売れ筋ランキング:
- 1,585,697位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 7,066位ロマンス (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.4
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ページ数が多いですが、テンポよく読めました。
凛とした登場人物が多く、読後は爽やかでした。
でも。。。
アンリって、そんなに悪い人なのかなと思いました。
彼なりの想いがあっての行動ではなかったのかと。
捕虜になってしまった若い女性で、情婦ではなく、娼婦にされてもおかしくない状況。
敵味方なく看護する芯の強い女性に心惹かれて、離したくないという思いから、指輪を与えて、夫婦と偽って庇護したようにも読めました。
アンリも幸せになっているといいな。
凛とした登場人物が多く、読後は爽やかでした。
でも。。。
アンリって、そんなに悪い人なのかなと思いました。
彼なりの想いがあっての行動ではなかったのかと。
捕虜になってしまった若い女性で、情婦ではなく、娼婦にされてもおかしくない状況。
敵味方なく看護する芯の強い女性に心惹かれて、離したくないという思いから、指輪を与えて、夫婦と偽って庇護したようにも読めました。
アンリも幸せになっているといいな。
2008年3月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦争で、ハンサムな顔と足に傷を負い、心がすさみ、引きこもりのジャック。
戦争で、心と身体に傷を負い、プライドひとつをもって生きていこうとするケイト。
二人が出会ったら 灰色の毎日が 急にカラフルに!!
ジャックは レディと思えないほど頑固で、下働きの仕事をこなすケイトに
日々「いまいましい」と連発しているが、心を揺さぶられ、振り回され、
そのうちに自分を取り戻していく。
ジャックにとってケイトは、いきなり舞い降りてきて光の世界へ連れ出して
くれた天使。
ケイトは、その壮絶な過去の経験から、ジャックの見せる態度の裏にある本当の
やさしさを見抜き、彼を心から愛してしまう。でも彼女の秘密は誰にも受け入れ
られるはずがないと考えているから、彼とはもちろん誰とも結婚できないし、
現実的に生計を立てるすべを探している。
彼女はどんなに厳しい現実でも自分の足で歩こうとする。
ケイトの秘密は最初のほうでジャックの祖母に告白しているため、読者はケイトの
言動をいろんな場面で一つ含みをもって読むことができる。
ジャックとの会話(喧嘩?)はなおさら彼の勘違いに噴出すところも・・・
何度も何度も読み返しました。
ステキでせつないストーリー。
心がくすぐったくなって、
目頭が熱くなって、
ケイトの血を吐くような台詞に胸が締め付けられて、
また読みたくなる。
とってもおススメです。
なんで文庫にならないのかなあ。
ああ、今からもう一度読もう・・・
戦争で、心と身体に傷を負い、プライドひとつをもって生きていこうとするケイト。
二人が出会ったら 灰色の毎日が 急にカラフルに!!
ジャックは レディと思えないほど頑固で、下働きの仕事をこなすケイトに
日々「いまいましい」と連発しているが、心を揺さぶられ、振り回され、
そのうちに自分を取り戻していく。
ジャックにとってケイトは、いきなり舞い降りてきて光の世界へ連れ出して
くれた天使。
ケイトは、その壮絶な過去の経験から、ジャックの見せる態度の裏にある本当の
やさしさを見抜き、彼を心から愛してしまう。でも彼女の秘密は誰にも受け入れ
られるはずがないと考えているから、彼とはもちろん誰とも結婚できないし、
現実的に生計を立てるすべを探している。
彼女はどんなに厳しい現実でも自分の足で歩こうとする。
ケイトの秘密は最初のほうでジャックの祖母に告白しているため、読者はケイトの
言動をいろんな場面で一つ含みをもって読むことができる。
ジャックとの会話(喧嘩?)はなおさら彼の勘違いに噴出すところも・・・
何度も何度も読み返しました。
ステキでせつないストーリー。
心がくすぐったくなって、
目頭が熱くなって、
ケイトの血を吐くような台詞に胸が締め付けられて、
また読みたくなる。
とってもおススメです。
なんで文庫にならないのかなあ。
ああ、今からもう一度読もう・・・
2008年6月12日に日本でレビュー済み
身分的にはレディでありながら、
天涯孤独で財産もないケイト。
ところが母親の名付け親である伯爵夫人が
強引に彼女を、孫・ジャックの館に連れて去った。
戦争で身も心も傷ついたジャックが
ケイトとのケンカで発奮するのを見た伯爵夫人は
ケイトをジャックの館の家政夫として引きとめたが。。
牧師である父親について、スペイン戦争の現場にいたケイトは
その地で起きた出来事のため、未来や人との関わりを悲観しつつも
たくましく自立しようとします。
ジャックはその戦争で顔と足に傷を負い、婚約者に逃げられ
父親は彼を勘当したまま亡くなってしまいます。
不幸続きのため、すっかり引きこもっていた彼ですが
ケイトとのケンカややりとりで、だんだん覇気を取り戻します。
そしてひかれていく二人は、お互いに相手の負った傷を癒し、
そのために自分も強くなっていきます。。
はじめは二人とも、問題が山積みのところから始まり
ラストは予想を超える大団円で幕をとじる、幸せなお話。
二人の抱えている問題は深刻ですが、
ぽんぽんと言い合う二人の会話は明るく、元気。
恋の力を感じる、素敵なお話でした。
天涯孤独で財産もないケイト。
ところが母親の名付け親である伯爵夫人が
強引に彼女を、孫・ジャックの館に連れて去った。
戦争で身も心も傷ついたジャックが
ケイトとのケンカで発奮するのを見た伯爵夫人は
ケイトをジャックの館の家政夫として引きとめたが。。
牧師である父親について、スペイン戦争の現場にいたケイトは
その地で起きた出来事のため、未来や人との関わりを悲観しつつも
たくましく自立しようとします。
ジャックはその戦争で顔と足に傷を負い、婚約者に逃げられ
父親は彼を勘当したまま亡くなってしまいます。
不幸続きのため、すっかり引きこもっていた彼ですが
ケイトとのケンカややりとりで、だんだん覇気を取り戻します。
そしてひかれていく二人は、お互いに相手の負った傷を癒し、
そのために自分も強くなっていきます。。
はじめは二人とも、問題が山積みのところから始まり
ラストは予想を超える大団円で幕をとじる、幸せなお話。
二人の抱えている問題は深刻ですが、
ぽんぽんと言い合う二人の会話は明るく、元気。
恋の力を感じる、素敵なお話でした。
2008年11月3日に日本でレビュー済み
面白かったです。
戦争で足が不自由になったヒーローと戦争で心と身体に傷を負ったヒロイン。
足の怪我や財産損失で婚約者を失ったヒーロー、家族と純潔を奪われたヒロイン。
個人的にはヒロインの方がかなり悲惨的です・・・。
しかしヒロインは身体に傷を持ちながらも心は立派なナイチンゲールに見えました。
傷を負いながらもまっすぐに見つめる凛とした姿が素敵です。
又2人の機知に富んだ会話と、恋愛下手な2人の勘違いが面白かったです。
そして最初からヒーローの祖母が仕組んだ策略は見事でしたね。
そして最初は祖母がヒロインを誘拐し、最後はヒーローがヒロインを誘拐して締めくくるのは面白かったです。
戦争で足が不自由になったヒーローと戦争で心と身体に傷を負ったヒロイン。
足の怪我や財産損失で婚約者を失ったヒーロー、家族と純潔を奪われたヒロイン。
個人的にはヒロインの方がかなり悲惨的です・・・。
しかしヒロインは身体に傷を持ちながらも心は立派なナイチンゲールに見えました。
傷を負いながらもまっすぐに見つめる凛とした姿が素敵です。
又2人の機知に富んだ会話と、恋愛下手な2人の勘違いが面白かったです。
そして最初からヒーローの祖母が仕組んだ策略は見事でしたね。
そして最初は祖母がヒロインを誘拐し、最後はヒーローがヒロインを誘拐して締めくくるのは面白かったです。
他の国からのトップレビュー

Rani
5つ星のうち3.0
3 Stars
2019年2月20日に英国でレビュー済みAmazonで購入
There was some nice writing in this and some instances of good/amusing banter.
This book is pretty big on angst at least when it comes to the male lead – at times he felt a little too petulant and broody – feeling this way may just been the mood I was in but at times it got a bit much.
When Kate Farleigh is kidnapped by Lady Cahill, her deceased mother’s godmother, and brought to a dilapidated, dirty house owned by Lady Cahill’s grandson she doesn’t quite know what to make of this turn in circumstances. Trying to make the best of things and feel like she is contributing, Kate cleans the filthy kitchen and cooks the first real meal she’s had in ages only to find it being eaten by the man of the house – grumpy Jake Carstairs. To say the first meeting isn’t smooth sailing would be no exaggeration, they butt heads quite a bit.
I can understand Jack’s anger – he has been injured in war, disinherited and jilted by his heartless and vapid fiancée. And I usually love myself a tortured, scarred hero but ugh after the zillionth time I just wanted Jack to stop with the petulance, insults and stomping off, getting drunk and then mumbling an apology once he’d sobered up a bit.
Kate I really liked she never gives up, and has a lot of fire. Although I did feel she always forgave Jack a tad too quickly.
This book is pretty big on angst at least when it comes to the male lead – at times he felt a little too petulant and broody – feeling this way may just been the mood I was in but at times it got a bit much.
When Kate Farleigh is kidnapped by Lady Cahill, her deceased mother’s godmother, and brought to a dilapidated, dirty house owned by Lady Cahill’s grandson she doesn’t quite know what to make of this turn in circumstances. Trying to make the best of things and feel like she is contributing, Kate cleans the filthy kitchen and cooks the first real meal she’s had in ages only to find it being eaten by the man of the house – grumpy Jake Carstairs. To say the first meeting isn’t smooth sailing would be no exaggeration, they butt heads quite a bit.
I can understand Jack’s anger – he has been injured in war, disinherited and jilted by his heartless and vapid fiancée. And I usually love myself a tortured, scarred hero but ugh after the zillionth time I just wanted Jack to stop with the petulance, insults and stomping off, getting drunk and then mumbling an apology once he’d sobered up a bit.
Kate I really liked she never gives up, and has a lot of fire. Although I did feel she always forgave Jack a tad too quickly.

ARC
5つ星のうち5.0
Great Romantic Story
2019年8月6日に英国でレビュー済みAmazonで購入
His is well worth a read. It's fun, has compelling leads in Jack and Kate. Loved their stubbornness and following their journey to each other.

Thor
5つ星のうち5.0
A Loving Story
2018年7月8日に英国でレビュー済みAmazonで購入
It is about survival, both having to overcome different problems and this makes them strong an draws them to each other.

YN
5つ星のうち5.0
If you love a good regency romance then you’ll love this
2020年2月23日に英国でレビュー済みAmazonで購入
Well worth a read, well written and lovely story, highly recommended book plus would recommend you try other books by this author

Dutch Biker
5つ星のうち4.0
Well worth a read
2015年2月8日に英国でレビュー済みAmazonで購入
On one level this story is much like others and yet it does have some original ideas. In any case it is very well written and an entertaining read that only lasted me a day as I failed to put it down for very long. I plan to read more from Anne Gracie.