「火事で家も物も失ってしまった女の子の話を書いてください」
そう言われたとして、こうなる作家さんが他にいるかしら…。
表紙から放たれているものはとても幸せで温かいオーラです。
そしてそのままの温かさで、とてもそんな女の子のお話とは思えない数ページ。
温かい黄色を背景に、どこまでも明るく、温かく、美しいバラ柄のいす(ソファー)。
そこから語られる火事のこと、読んでるほうもショックを受けるのだけど、
なのに最後まで貫かれ、心に残るのは、温もりと幸福。
何度読んでも読むたびに温かい発見があります。
火事の当日、親子が身につけているものは少し高価そうなものです。
いすを買いに行く日、母親が身につけているのは同じ服です…。
ちゃんと描かれている。現実も。
なのに ひしひしと伝わってくる温もりと幸せ。
こういうの、本当に力のある絵本だと思います。
(うんと沢山本を読んでもらってきた子で年長位から。普通は小学2年生くらいからがお勧め)
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