お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 (GA文庫) (日本語) 文庫 – 2019/6/14
佐伯さん
(著)
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本の長さ280ページ
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言語日本語
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出版社SBクリエイティブ
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発売日2019/6/14
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ISBN-104815602484
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ISBN-13978-4815602482
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
著者について
出版社より
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藤宮周(ふじみや あまね)主人公。進学して一人暮らしを始めた高校一年生。家事全般が苦手で自堕落な生活を送っている。ぶっきらぼうで友人も少なく、自己を卑下しがちだが、優しく思いやりのある性格。 |
椎名真昼(しいな まひる)周のマンションの隣人でクラスメイト。学校一の美少女で、品行方正、成績優秀。学校ではいつも微笑みをたたえ天使様と呼ばれているが、普段の姿は素っ気なく、若干毒舌。周と同じく一人暮らしで、家事は完璧にこなしている。 |
……なにやってるんだ」 なるべく素っ気なく声をかけると、水分でずっしりと重くなっていそうな長い髪を揺らして、こちらを向く。 今までまったく関わりのなかった人間からの接触に、カラメル色の瞳にうっすらと警戒が滲んだ。 「藤宮さん。私に何かご用で?」 |
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「熱を測っておいてください」 「ん」 シャツの前を開けて体温計を取り出したところで、真昼がばっと顔を逸らす。 「私が部屋を出てからにしてくださいっ」 声をほんのりと荒らげた真昼を見れば、うっすらと頬が赤くなっている。 |
「じゃあ作り始めますので、あなたはリビングで待つなり部屋で待つなりしていてください」 (……なんつーか、奥さん持った気分) 「……何か変な事考えてません?」 「妙な憶測はやめろ」 |
扉の向こうに広がっていたのは――ベッドの縁に背中を預け、クッションを膝に抱えている、美少女の姿。 それも、瞳を閉じて一定のリズムで小さな呼吸を繰り返す……有り体に言えばうたた寝をしている真昼の姿だった。 「あらやだ周ったら、こんな可愛い彼女作っちゃって!」 |
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登録情報
- 出版社 : SBクリエイティブ (2019/6/14)
- 発売日 : 2019/6/14
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 280ページ
- ISBN-10 : 4815602484
- ISBN-13 : 978-4815602482
- Amazon 売れ筋ランキング: - 17,934位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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キッカケから世話を焼かれる関係になり、少しずつ距離が縮まっていく話。すごくスローテン
ポながら、それがいい。繊細かつ悶死するような愛らしい描写も相まって退屈とは無縁の出来
だ。
雰囲気的にはファミ通文庫の某作家さんの作品に似ている気もするが、唐突に惚れられる話で
も無く、互いに積極的でも無く、しかし着実に仲が深まり互いに意識し出す様がより好みであ
った。しかもクラスでは完璧美少女を演じているのに、自分にだけはそれ以外の表情を見せて
くれるなど、最高のご褒美では無いか!
今時絶滅危惧種な2人ではないかと思わないでも無いが、小説の中だけでも夢があってよろし
い。好感度MAXだ。あと、登場人物たちがいい人ばかりで、主人公●ねとか全く思わないし(
多少は羨ましい気はするが)、温かく見守っていきたいとのみ思わせる、恋愛モノでは秀作で
した。
このヒロインに癒されるかどうか――この一点だけで考えれば★4つである。面白いかどうかだと、★1つ。
内容は日常モノで、ストーリーに大きな起伏はないし、他に目を引く要素も見当たらなかった。
そして、ズボラでやさしいだけの主人公に面白味がない。
「~だが、~だった」といった地の文が多くみられ、とにかくワンテンポ遅らせるような文体が鬱陶しくて退屈です。45ページ目の「本当に的確に当たっていた」とか、文章がちょっとおかしい部分もあったり。セリフで言ったことと同じ内容を地の文で繰り返すことが多いし、地の文の内容も同じように繰り返すことがあるのでリズムが非常に悪く感じました。
あと、真昼がなぜ公園のブランコでずぶ濡れでいたのかの理由は、この一冊ではわからないのが消化不良。
恋愛・青春モノとしては物足りなくて、続きが気にならない。
なので、過度な期待はせずに、移動中とか待ち時間の暇なときに読むのがイイと思います。
あと、タイトルが微妙にしっくりこない。主人公最初からダメ人間だったろ……。
この絵に描いたようなご都合主義的とっかかりと、1冊まるまるかけても「付き合い」が始まらない超微速展開さえ気にならなければ、微笑ましい2人の日常は読んでいて心が癒やされること間違いない。
人付き合いは苦手だが、そこそこ成績が良かったり、「眼鏡を取れば美少女」的な男子主人公のエクステリアに共感を覚えられないという感想もあるが、彼のいちばんの長所は、そうした自分の良い点に気付いていないがための奢りとは無縁な謙虚な性格と、自分の想いは二の次にして常に他人(少女)の気持ちを優先しようとする、思いやりを忘れない優しさだろう。強いてクレームを付けるなら、セリフ回しが少々おっさんくさく、高校生らしくないところか。
2人の関係を空想の産物とする意見もあるが、現実の世界で長続きしている仲睦まじいカップルの多くは、この作品の2人のように、相手を思いやる気持ちを互いに持ち続けているからだということにも、この本は気づかせてくれた。
色んな味付けで麻痺してきた舌にも、たまには素朴でありながらも最上な素材で癒しを与えるのもいいと思えた。
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