次巻があればシザーが選ばれるかと踏んでいたけれど外してくれました。
2冊目はマイケルとウェンディの物語です。
個別ルートの内容を重ねているようにみえて、ちょこちょこと手を加えています。
ゲームをプレイしていて掴んでいる人ならば、こんなイベントが実際あったかも知れないと思わせるものなので、安心して最後まで読み切ることができました。
細かくいえば、(期待していたので)マイケルが良心的で、ゲームの方が色々とドキドキさせられたかな、と。
ピーターたちメインキャラは、クセがある持ち味は相変わらずに総出演で登場してくれるので、
皆に会えるところなどは何気にゲームが好きな人には嬉しいところだと思います。
(頭ひとつぶんシザーが他のキャラクター達よりも登場回数多く映りました。)
巻末に挿入されていた短編(ネバーランドで過ごすまえのマイケル視点の物語)もあって、
小説版はウェンディたちが想いが通じ合ったというより、マイケルの片思いが実ったことで結び終えた印象がありました。
ただ、後半からエピローグにかけて慌ただしく展開が切り替わるので味気なさは残ります。
ゲームと違って文章を頼りに想像していく小説で、あれは、いただけないです。
と、すこし辛めに書いてしまいましたが、ゲームのテキストと変わらない筆力で丁寧に書き上げた姿勢は、1冊目のフック同様変わらないところなど私は好感を持っています。
これからもシリーズが続くことを祈って、(今回も)甘く☆4個で。
最後に。マイケルの姉思いが最初から最後までひたすら貫かれているところはイチオシです☆
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