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お好み焼きの物語 執念の調査が解き明かす新戦前史 単行本 – 2019/1/19
購入を強化する
ビートたけし談
調査期間5年以上、調査資料2500冊以上、執念の調査がお好み焼きの歴史を書き換える。
・お好み焼きは明治の末に東京下町で生まれた
・ソース焼きそばはお好み焼きの一種
・人形焼や鯛焼がお好み焼き誕生に関係
・幻のお好み焼き「エチオピア」「寄せ鍋」「籠の鳥」
・世間を震撼させたお好み焼き死亡事件、桃色遊戯事件
・お好み焼きに影響を与えた「洋食屋台」とは
・間違いだらけの日本ウスターソース史
・戦前のウスターソースの主原料は醤油
・現在のもんじゃ焼きは戦前には存在しなかった
・麩の焼はお好み焼きとは関係ない
- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社新紀元社
- 発売日2019/1/19
- 寸法13.4 x 2.4 x 19.4 cm
- ISBN-104775316672
- ISBN-13978-4775316672
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
著者について
2011年より、それまで手薄だった日本近代食文化史の研究を専業として開始。2018年に電子書籍「お好み焼きの戦前史」を出版するとともにTwitter等で成果を発表、豊富な資料で俗説を次々と覆す姿勢が大きな反響を呼ぶ。
「近代食文化研究会」はわかりやすさを優先して付けられたペンネーム。
Twitter ID:@ksk18681912
登録情報
- 出版社 : 新紀元社 (2019/1/19)
- 発売日 : 2019/1/19
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 320ページ
- ISBN-10 : 4775316672
- ISBN-13 : 978-4775316672
- 寸法 : 13.4 x 2.4 x 19.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 346,607位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 7,666位日本史一般関連書籍
- カスタマーレビュー:
著者について

お好み焼きの戦前史 エピローグより抜粋
今から50年ほど前までは、明治の東京を知る人々が、お好み焼きがいかにして文字焼から生まれたかを知る証人たちが、まだ多く生きていた。
もし昭和40年代に本書のようなお好み焼きの歴史に関する本が企画されていたならば、生き証人をたどることで、より正確でより詳細な歴史を描くことができたであろう。
しかし、それはもうかなわない願いである。明治の生き証人が他界すると同時に、その知識も失われてしまった。残された手段は、明治以降の膨大な記録の中に埋もれた断片的な知識をかき集めて、再構成する以外にないのだ。
江戸時代に比べると、明治時代以降の食文化の研究は、あまりに進みが遅い。その原因は、資料が多すぎることにある。
お好み焼きの歴史研究をはじめてから5年以上、その時間の多くは、明治から大正に生まれた人々の回想録や自伝的エッセイを手当たり次第に読み込む作業に費やされてきた。
プロローグに出てきた、大人がお好み焼きを焼く最古の事例、浅草の橘屋の事例は、この地道な作業によって発掘されたものである。
「発掘」という言葉を使ったが、近代食文化の研究アプローチは、史学というよりは考古学のアプローチに近いと考える。
この地表の全ての構築物を破壊し、全ての地表を露わにして、その地下に眠るものを全て発掘できれば、考古学は飛躍的な発展を遂げるであろう。
だがそれは不可能な話である。発掘可能な土地を探し、予算内で可能な限りの発掘作業をすすめていくより、他に方法はない。
近代食文化の研究も、考古学と同じである。明治時代以降の膨大な記録を全て読み込んで整理することができればよいが、そのようなことは不可能である。可能な範囲で、手当たり次第に文献を読み整理していくしか、方法はないのだ。
カスタマーレビュー
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
近年、特に文系界隈ではプロの学者でも貧弱かつ偏った文献を頼りにするのはまだ良い方で、適当な思い込みで本を書く人も多い中、ここまで真摯に資料に当たって執筆する人がまだいるという事実に救われる。
所詮素人が書いた云々等の言葉はこの本を批判する際には使わない方が良いだろう。確かに文や体裁に拙い点は見られるが、その「素人」以下の学者や物書きが多すぎる世の中なのである。爪の垢を煎じて飲んでほしい。
お好み焼きの物語という題名に惹かれて読んだ。
お好み焼きの系統だった研究や本がないことから、2500冊近くの本を読み、徹底的なお好み焼き研究調書。とにかく、文献をあたり時代考証をする。しかし、文献だけでこれを構成するのは少し惜しい感じもする。また、視点を変えることで、同じ文献が出てくることで、繰り返し感が強いのは残念。もう少し、スマートに編集できないかなと思う。
お好み焼きとどんどん焼きについて調べる。どんどん焼きは、子供の食べ物で、お好み焼きは、大人の食べ物だったという。そこから、子供のこずかいはいつから発生したのかを考察する。
1820年頃(文化文政期)から、人口増加が始まり、江戸の様々な食べ物が生まれた。「食文化豊かな江戸」となり、大道芸的食べ物屋台で、文字焼きが生まれたという。もんじゃ焼きは、文字焼きのことだった。当初は、子供相手に、銅板に小麦粉を溶かしたものを文字を書いたり、亀の形を焼いた。それを文字焼きといった。屋台は動かなかった。そこから、屋台が動くようになり、鉄板となっていく。文字焼きから、人形焼などが派生していた。洋食屋台となり、レパートリーが広がっていく。イカ天、エビ天、あんこてん、牛天などが生まれていく。なぜ「天」というのか?①天かすを入れる②具をてっぺんにのせる③天ぷらから由来する。どうも、天ぷらから来ているらしい。天ぷらとは、その頃はさつま揚げの練り物のようなものだった。
なぜお好み焼きは洋食なのかといえば、ソースを使うものが洋食とされていた。ソースは、イギリスから来たが、ベースは醤油だった。戦後になって、今のソースの形ができていく。
それまでは、東京中心であったが、大正期に全国に広がった。大阪焼き、広島焼きと根付いていく。
お好み焼き店は、大阪が一番多いが、広島は人口に対して多く、2000店舗あるという。お好み焼き数を推定すると約2500万枚以上と言われる。ここでは、たこ焼きについて考証がないのが残念である。
著者は「近代食文化研究会」とあるが、これはただのペンネームであって集団ではなく、取材から執筆まで著者1人によって行われているようだ。また情報源は原則として書籍のみであり、実際に昔のお好み焼きを知る人へ取材を行ったりはしていない。本文で何度も登場する浅草の老舗「染太郎」についても、「シュウマイ」のちょっとした食レポはあるが、店主への直接取材は行っていないようだ。この点は本書の大きな特徴で、同時に欠点でもあるだろう。
情報源となる書籍はノンフィクションのみならず、高見順の「 如何なる星の下に 」などの小説も対象となっている。左記では前述の「染太郎」をモチーフにした店が登場し、昭和12年ごろの同店のメニューなどがそのまま登場しているので重要な資料となるようだ。
もともとは蜜を混ぜた小麦粉で作られていてた江戸時代の「文字焼き」が、天ぷらなどの模倣料理として様々な具を取り込み、ソースをかけた洋食もどきとなり、屋台から駄菓子屋、さらに花街まで進出し、全国、とりわけ関西方面に拡散して、今日イメージされるような「お好み焼き」が生まれた。こうやってまとめても意味がわからないだろうが、本書ではその経緯について、膨大な資料の裏打ちからまとめられている。
少し意外だったのは、家庭料理としてのお好み焼きというのがほとんど扱われていない点。芥川龍之介が息子のために家庭用お好み焼き機を買い与えたという話はあるのだが、一般的な家庭料理としてのお好み焼きは最後まで登場しない。材料自体はごくありふれていてフライパン(鉄鍋)さえあれば簡単に作れそうな料理で、現在は家庭料理として定着しているが「外で食べるもの」だった時代が長かったようだ。
内容とは関係ないが気になった点。2ページにある図表は、解像度の低い画像を引き伸ばしたようで文字がピンボケして見栄えが悪い。ちゃんとDTPしたものに差し替えたほうがいいと思う。あと「子供/子ども」のように、単語の表記が引用文以外でも統一されていないのも気になった。
ともかくも、お好み焼きについて本気で研究した書籍としては本書がおそらく最初なのだと思われる。今後のお好み焼き研究においては「鉄板」となる1冊だろう。
続いて戦後編が出来上がることを楽しみにしております。








