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おわりの雪 (白水Uブックス) がカートに入りました
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おわりの雪 (白水Uブックス) 新書 – 2013/5/11

5つ星のうち 4.3 15件のカスタマーレビュー

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商品の説明

内容紹介

「ささやかではあるが、奇跡的な出来事が、たしかに、自分のなかで起きたという実感が、胸の内に広がっていく。たとえば、この世からもはやいなくなった、親しい誰かとの触れあい。遠い夏の朝の、まぶしい木漏れ日。飼っていた動物の声。冷えた寝床の手触り。はじめて見た雪景色。人の世の寂しさ、そして美しさを、私たちの記憶のなかで、『おわりの雪』は、しずかに蘇らせてくれる。」(いしいしんじ)

「トビを買いたいと思ったのは、雪がたくさんふった年のことだ。そう、ぼくは、その鳥がどうしてもほしかった」
雪深い山間の小さな町で、病床の父と、夜留守がちな母と三人で暮らす〈ぼく〉は、養老院にいる老人たちの散歩に付き添い、小銭をかせいでいる。
ある日、少年は古道具屋の鳥籠に一羽のトビを見つけ、すっかり心を奪われる。毎夜、トビの話を父親に語って聞かせ、その物語が二人の絆を強めていく。少年はどうしてもトビを手に入れ、家に連れ帰りたいと願うが、自分の稼ぎでは足りない。ついに少年は辛い〈仕事〉を引き受けることに……。
初めての執着、いくつもの別れ、孤独と恐怖、空想と記憶――季節の移ろいの中で、静謐かつ繊細な筆致で描かれる、生と死をめぐる美しい寓話。流麗な訳文で贈るマンガレリ作品の最高傑作。

出版社からのコメント

~「トビを買いたいと思ったのは、雪がたくさんふった年のことだ。そう、ぼくは、その鳥がどうしてもほしかった。[…]それまでぼくは、なにかをどうしてもほしいと思ったことなど、まだいちどもなかった」  舞台は国境に近い山間の、雪深いフランスの小さな町。いつの時代の話かは、明確には示されない。このおとぎ話のような物語の主人公は、古道具屋の鳥~~籠に入れられた一羽のトビを見つけ、それを手に入れることだけを夢見るようになる。少年は寝たきりの父親が受け取る年金を補うため、養老院で散歩の付き添いをしてわずかな金を稼いでいた。だが、トビを買うには、いま以上に稼がなくてはならない。  家に戻ると、少年は毎晩のように自分で創作したトビを捕る男の物語を、繰り返し父親に話して聞かせる。父~~はその話にすっかり魅了され、トビの存在は二人の絆をいっそう強くする。  しかし、父の死期は迫っていた。早く必要な額を揃えなければ、トビも寒さで凍え死んでしまう。少年はいくつかの辛く残酷な「仕事」を引き受けなくてはならなかった……  あらゆる装飾を取り除き、純粋なエッセンスだけを残した物語設定の中で、少年と父親の繊細なかかわりや、少~~年の日常に潜む生や死のドラマ、恐怖や孤独の影でひっそりと光を放つ空想や記憶の甘美さが、沈黙の中に、あるいは沈黙にきわめて近い、つぶやきのようなものによって描かれ、深く心につきささる。2003年度メディシス賞受賞作家による、胸に迫る中編小説。~ --このテキストは、単行本版に関連付けられています。

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登録情報

  • 新書: 157ページ
  • 出版社: 白水社 (2013/5/11)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4560071829
  • ISBN-13: 978-4560071823
  • 発売日: 2013/5/11
  • 商品パッケージの寸法: 17.6 x 11 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3 15件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 1,033,825位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

投稿者 Myu 投稿日 2005/8/16
形式: 単行本
最後のページを終えたとき、なぜかまったく解らないのに涙が出ていた。物語はあくまでも静かに静謐で、しんとした雪原に自分自身が立っているようでもあり。そして語っているのは少年であり、父であり、老人でもある。消えてゆく命、助けることのできない命。けれども少年は自分だけが助けることのできる命のために、精一杯の力で自分の真っ白なこころを犠牲にする。読後、すべての生きているものを思って、ただ涙が流れるのではなく、声をあげて泣いた。
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形式: 単行本 Amazonで購入
「トビを買いたいと思ったのは、雪がたくさんふった年のことだ。そう、ぼくは、その鳥がどうしてもほしかった」
冷たい真っ白な世界。静寂な世界のなかで、「ぼく」は病気の父さん、心から愛する父さんの死をみつめることになる。「ぼく」のことも心から愛してくれた父さん。でも少年の「ぼく」には、父さんを救う力がない。「ぼく」にできることは、死んでいく父さんによりそい、今までどおり、、父さんと作り話しを続けることだけだ。屋根裏部屋のベッドから動けない父さんは、「ぼく」の話を待っている。「ぼく」はすばらしい話を思いついた。それは、トビ採りの話だ。父さんは、「ぼく」にあわせてトビの話を聞きたがった。
秋のことだった。母さんと声をもらさないで泣いていたときだ。「トビが空を翔るあのすばらしいすがた」が目に浮かんだ。「トビはまだ飛んでいた。母さんが自分のベッドへ行ってしまっても、ずっと飛びつづけていた。トビは湖面に映った自分の姿を見下ろしながら飛ぶ。その湖水はおだやかで、草むらにおかれた鏡のようだった」その次の日、すこし雪がふった。そして秋が終わった。
冬になり、トビに、父さんを思う、けなげな少年の心が炸裂する。少年は、悲しいアルバイトをしてトビを手にいれ、父さんのところに持ってくる。少年の祈りのうえに雪がふりつもる。たくさん、たくさん。雪がふりおわったときに、間もなく父さんは死
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投稿者 ヤヤー 投稿日 2005/1/7
形式: 単行本
決して、あわてて読まないで下さい。
自分の心に余裕がないときに、読まないで下さい。
トビを買いたい少年の気持ちが、父親を思う少年の気持ちが、伝わりませんから。
雪の季節から雪解けの季節へと移り変わるように、厳しくも穏やかな時間を綴った佳作。
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投稿者 su-mika 投稿日 2005/8/17
形式: 単行本
文章は簡潔で飾りが無い。
著者は自分の頭の中に映った風景をただ黙々と文字に起こしているのだろう、と思える。
少年は養老院で老人の散歩を手伝ってお金をもらっている。
少年の父は病気だ。
少年はトビを買いたいと思っている。
今こう書いていて「これ見てこの本読んでみたい!」って思ってくれる人いないだろうなあ、と悲しくなって来た。
あらすじを説明すればする程ドツボにはまりそうだ。
それほどドラマチックな展開と程遠い物語なのだ。
それでも、その淡々とした文章の中からズーンと胸の奥に突き刺さってくる何かがあるのです。
それは突き刺さって抜けていくんじゃなくて、そのままズンズンと重たい雪のように胸の中に溜まって息苦しいくらいです。
少年が音を立てずに泣くというシーンがあるんだけど、この本を読んだ後私も声を立てずに泣いていた。
別に悲しいわけでも辛いわけでもなく、ただ、しんと涙が出た。
泣いたらちょっと胸が軽くなった。
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投稿者 ひこ・田中 トップ500レビュアー 投稿日 2011/3/13
形式: 単行本
 とてもピュアな物語。フランスの小さな町。寝たきりの父親の年金で生きている父と息子。少年は、少しでも生活費を捻出するために、養老院で散歩の付き添いをしている。
 古道具屋で出会ったトビに少年は魅せられる。でも買うことはできない。欲しい。
 少年はトビの物語を父親に聞かせる。それを好きになる父親。話はどんどんふくらんでいく。でも、寒さが近づき、早くトビを買わないと死んでしまう。
 少年は、本当はやりたくはない仕事を引き受けることに。
 と、ストーリーを説明しても仕方がないのかもしれません。この静かな物語を読んでもらわないことには。
 ミニマリストっぽくみえますが、そうではありません。濃密な父と息子の時間を描くために採られた手法です。
 訳文もいいのでしょう。しみます。
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投稿者 真琴 投稿日 2007/1/12
形式: 単行本
こういう小説はいつも読みたいと渇望しつつなかなか出会うことができないので、まず手にとれたことに感謝しました。

しんしんと降る雪のように、はかなくて重い言葉で綴られた文章は、果てしなく無垢でありながら、どこか何かを諦めたようなアンニュイさもわずかにたたえています。

ストーリーのおもしろさなどを求めるならまったくおすすめできません。

読み終えた後に何かを考えたりするのはむしろ不粋です。

私はただひたすらに、心に降る雪の音に耳をすましていたいと思いました。
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