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おろしや国酔夢譚 (文春文庫 い 2-1) 文庫 – 1974/6/25

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商品の説明

内容紹介

鎖国日本に大ロシア帝国の存在を知らせようと一途に帰国を願う漂民大黒屋光太夫は女帝に謁し十年ののち故国に帰った。しかし幕府が報いたものは終身幽閉だった。歴史文学の力作長篇。解・江藤淳

内容(「BOOK」データベースより)

天明二年、紀伊家の廻米を積んだ神昌丸は伊勢・白子の浦を出港し、江戸へと向かった。まもなく激しい嵐に遭遇、船頭・大黒屋光太夫以下17名の乗員は舵を失った船で漂うこと8カ月、ようやくアムチトカ島に漂着する。孤島での4年間の生活の中で一行は次々と斃れ、残るは9名。光太夫は流木を集めて船を組み、カムチャッカ半島へ向う決意を固めた。オホーツクからヤクーツク、イルクーツク、さらに女帝エカチェリーナ2世に帰国願いの直訴をすべく、西の果ての都ペテルブルグへと、厳寒のシベリアを越えてソリの旅が続く。女帝の前で卑屈になることなく堂々と謁見を了えた光太夫は、許されて遂に故国の土を踏む。あの嵐の日から実に10年。しかし、鎖国の世に〈世界〉を見てしまった男を待ち受けていた運命は…。かつて日本人はかくも輝いていた。大歴史小説。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。


登録情報

  • 文庫: 382ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (1974/6/25)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4167104016
  • ISBN-13: 978-4167104016
  • 発売日: 1974/6/25
  • 商品パッケージの寸法: 15.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6 31件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 182,641位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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形式: 文庫
天明2年(1782年)12月、伊勢の白子の浦を江戸へ向かって出た貨物船神昌丸は、嵐にあって漂流し、八ヶ月に渡って海上を漂ったのち、アリューシャン列島に漂着した。船長大黒屋光太夫以下16名の船員たちは、日本に戻るべく必死の努力を重ねるが、年月は過ぎ、ロシアの厳しい冬に一人ひとりと倒れていく・・・。数奇な運命をたどった日本人の実話に基づく冒険譚。

人の感情は根っこの部分で共通すればこそ、女帝エカチェリーナが光太夫の数奇な運命を聞き「ベドニャシカ(可哀相なこと)」と言い、読者もまた光太夫に共感できるのではないでしょうか? 100%善意から出たのではないにしても、漂流民の身柄を守り、日本に送り還す労を取るロシアの人びとの暖かさは、太古から脈々と人間性、というものが生きつづけてきた証しではないか、そんな希望を持ちました。

一方で、帰国する、という目標に彼らを駆りたてたものは何だったのか? 残ったものと、帰ったものと、それぞれの人生の意味は何だったのだろう、と生の虚無感にとらわれます。結局、与えられた条件の中で、最大限自分のやりたいように生を組み立てる、それ以上でもそれ以下でもないのではないか、そんなことを考えさせられました。

惜しむらくは当時の日本のシステムや人びとの生活に現代的な視点から疑義をはさんでいること。西欧中心主義の
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形式: 文庫
光太夫自身が書き綴った『北槎聞略』と読み比べてみてください。
この小説が,光太夫の記録そのものから,人物について,風景について,
イメージを膨らませていったものであることがよく分かります。
そして,それこそが作家の仕事なんだなあ,としみじみ感心しました。
『北槎聞略』は,光太夫が過酷な状況に臨んで発揮した特異な判断力と記憶力とで成り立った記録ですが,
それが刺激となって,作家は豊かにイメージを膨らませ,一つの物語にまでまとめてくれました。
そっけないぶんリアリティのある『北槎聞略』と,
物語として洗練された『おろしや国酔夢譚』と,
両方を読み比べることのできるこの贅沢。
光太夫も井上靖もありがとう。
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形式: Kindle版 Amazonで購入
皆さまが書かれているすばらしいレビューの通りだと思います。
北海道は最果てに住む者として,寒さの厳しさはよく分かります。
まして食料や被服,言葉,文化,宗教がみな違う異国での漂流生活は察して余るものがあります。
映画でも視聴しましたが,やはり原作の本を読んだほうが苦境がよく伝わります。

磯吉とともに帰国を果たすも無念の死を遂げた小市の墓が根室にあるのでお参りに行ってきました。
墓参する者もなく,ひっそりとした目立たない所にありました。

市内の港からはラクスマンが停泊した弁天島をすぐ近くに望むことができます。
資料館には大黒屋光太夫の記録などもありますので,機会があればぜひ根室まで足を伸ばして下さい。
根室のお盆は7月です。墓参した様子の画像をアップします。
ロシアと同じ亜寒帯湿潤気候という気候ですので,観光気分とは離れたそれなりの覚悟が必要です。
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形式: 文庫
まずは本作品の元となった漂民中の船頭光太夫の記録文書の精密さに驚いた。物語として、作者の膨らませ方がどの程度なのか知る由もないが、足掛け10年に渡る人物・風景・社会観察の結果が余す所なく記されている。賞賛に値する人物である。読みながら、「酔夢譚」にしては過酷な試練の連続だと思ったが、これは光太夫達が帰日してからの回顧としての感慨であろう。ここに皮肉がある。

内容も盛り沢山である。数奇な運命に翻弄される漂民達の姿がメインであるのは勿論だが、その中で各人各様の個性が見事に浮き彫りにされている。常に冷静沈着で帰郷の念を強く抱き続け仲間を統率する光太夫。怪我のため、あるいは愛人のためロシア正教に帰依してロシアに帰化する者。心身の衰弱とイルクーツクの住み易さのために望郷の念が薄らぐ者。ロシアの学者に弟子入りするような形でロシアの生活・学問に積極的に溶け込む者......。光太夫以外は、次第に「運命に身を委ねる」心境に変わって行く様子が巧みに映し出されている。また、本作が漂流当初は若年であった者達の成長物語となっている点も見逃せない。

一方、当然ではあるが当時のロシア社会の模様が詳細に描かれているという点で興味深い。ロシアが日本を狙っていた事も物語の端々から窺えるが、その懸念を持っていたのは光太夫唯一人だけだった点も彼の特異な洞察力を示している。単なる冒険譚ではなく、人間にとって故郷(母国)あるいは運命とは何かを考えさせる秀逸な作品だと思う。
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