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おじさん仏教 単行本 – 2016/11/24
メディア掲載レビューほか
晩年の死生観
子どものころ、大人は立派だと思っていた。自信たっぷりで、怖いものなさそうで。ところが自分が中高年になってみてわかった。ほんとうの中高年は、不安と後悔と嫉妬と怒りでいっぱいなのだ。 小池龍之介『おじさん仏教』は、若い僧侶が悩める中高年男性に助言する本である。第一部で「おじさん」の具体的な悩みに答え、第二部で仏教理論と悩みの関係を解説する。第三部には蛭子能収との対談を収録。 第一部のお悩み相談がリアルだ。「誰からも評価されていない」と嘆くOA機器会社の50歳。起業して成功した元同僚に嫉妬するIT会社の45歳。妻が大切にしてくれない、家庭での地位はペット以下だとぼやく地方公務員51歳。新橋あたりの居酒屋で、隣のテーブルから聞こえてきそう。 こうした悩みに対して著者は、自分が置かれている状況を直視して相対化する方法をユーモラスに説く。煩悩にどっぷり漬かっているからつらいのである。 ストレスの元は煩悩だ。主要な煩悩は「欲」「怒り」「無知」の三つ。さらに欲の一種として「見」と「慢」。無知とは感覚のセンサーが鈍く、目の前の現実に興味をもたなくなること。いま・ここに集中すれば、煩悩を振り払うことだってできそう。坐禅なんて組めそうにないけれども、つらいとき「これは煩悩だ」と思えば楽になる。仏教は意外と役に立つ。 異色の僧侶として知られる著者は78年生まれ。38歳の若造ならぬ若僧にオレの何がわかるか、と反発するおじさんもいるかもしれない。でも、酒を飲んで暴れたり薬に頼るより、まず一読を。
評者:永江朗
(週刊朝日 掲載)内容(「BOOK」データベースより)
著者について
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
1978年生まれ。山口県出身。僧侶。月読寺(神奈川県鎌倉市)住職。東京大学教養学部卒。2003年、ウェブサイト「家出空間」を立ち上げる。2003年から07年まで、お寺とカフェの機能を兼ね備えた『iede cafe』を展開。それ以後、自身の修行を続けながら一般向けに坐禅指導を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
- 本の長さ247ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日2016/11/24
- 寸法13 x 1.7 x 18.8 cm
- ISBN-104198642958
- ISBN-13978-4198642952
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登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (2016/11/24)
- 発売日 : 2016/11/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 247ページ
- ISBN-10 : 4198642958
- ISBN-13 : 978-4198642952
- 寸法 : 13 x 1.7 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 701,542位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4,811位仏教入門
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著者について

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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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人間は外界からの「快」「不快」の反応とそのパターンを繰り返す、
煩悩等によって、自分の反応パターン等が見えにくくなる。
坐禅瞑想等を通じ、自分のセンサーの感度を上げ、その苦しみを洞察する。
という、著者の仏教修行の成果を通じて、色々な心情や、悩みの分析をする。といったものが多いように思われます。
そうした著者の仏教的視点から、今回は「おじさん」をテーマとして取り上げています。
第一部は「おじさん」の悩みと、それの仏教的視点からの回答
第二部は「おじさん」的な悩みから脱却を図るための、八正道、実践法の紹介
第三部は漫画家の蛭子能収さんとの対談です。
本書における「おじさん」は、現代の日本的な社会にあふれる価値観、環境、刺激、等々を通じて
経年変化的に生じた一種の「結果」のようなものとして表されます。
究極的にはおじさんであることは別に良くも悪くもないのでしょうが、
世の中では「おじさん」であることは往々にして否定的に扱われがちです。
本書は、そうした「おじさん」を通じた仏教入門であると思います。
著者は『「おじさん」がおじさんから脱却するための本』と本書の前書きで述べていますが、
著者の本当の眼目は、「おじさん」をキーワードに仏道を紹介し、
それにより生じる苦しみや、生きづらさから楽になる見方を提供したい、というあたりではないかと感じました。
ユーモラスで、やや緩い感じでありながら、
鋭い分析や観察の結果が提示されるところは、この著者の特徴的なところであり、今回も健在です。





