いつだったか、NHKで特集されていた歌人の笹井宏之さんの
ベスト版短歌集。
もともと単行本だったのが、文庫化されたのを最近知り、購入。
短歌という短い詩を書いてます。
という言葉から、広がる彼の世界はとても広く
なのにフッと頷いてしまったり、
妙に残ったり、でも通りすぎたり。
ほんと短い中に色んなものが見えてくる。
短歌がこんなに身近に感じたのはチョコレート革命以来かな。笑
音読するとなおいい。
えーえんとくちから。。。。。と始まります。
えーえんとくちから (ちくま文庫) (日本語) 文庫 – 2019/1/10
笹井 宏之
(著)
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本の長さ197ページ
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言語日本語
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出版社筑摩書房
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発売日2019/1/10
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ISBN-104480435751
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ISBN-13978-4480435750
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
「えーえんとくちからえーえんとくちから永遠解く力を下さい」「「はなびら」と点字をなぞる ああ、これは桜の可能性が大きい」―この世界への鋭敏で繊細なまなざしから生まれたやさしくつよい言葉たち。彗星のように短歌界にあらわれ、二〇〇九年、惜しまれながら二十六年の生涯を閉じた夭折の歌人のベスト歌集が没後十年を機に未発表原稿を加え待望の文庫化。
著者について
1982年佐賀県生まれ。2004年より作歌をはじめる。2005年、連作「数えてゆけば会えます」で第4回歌葉新人賞を受賞。2007年、未来短歌会に入会、同年度の未来賞を受賞。2008年、第一歌集『ひとさらい』(Book Park)刊行。2009年1月24日、自宅にて永眠。2011年、『えーえんとくちから笹井宏之作品集』(PARCO出版)を刊行。第二歌集『てんとろり』刊行、併せて『ひとさらい』再刊(ともに書肆侃侃房)。2018年、その早逝を惜しむ声を受けて、書肆侃侃房が短歌新人賞として笹井宏之賞を創設。第1回受賞者が2019年2月に短歌ムック『ねむらない樹』vol.2にて発表される。ブログ「些細」
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
笹井/宏之
1982年佐賀県生まれ。2004年より作歌をはじめる。2005年、連作「教えてゆけば会えます」で第4回歌葉新人賞を受賞。2007年、未来短歌会に入会、同年度の未来賞を受賞。2008年、第一歌集『ひとさらい』(Book Park)刊行。2009年1月24日、自宅にて永眠。2011年、『えーえんとくちから 笹井宏之作品集』(PARCO出版)を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1982年佐賀県生まれ。2004年より作歌をはじめる。2005年、連作「教えてゆけば会えます」で第4回歌葉新人賞を受賞。2007年、未来短歌会に入会、同年度の未来賞を受賞。2008年、第一歌集『ひとさらい』(Book Park)刊行。2009年1月24日、自宅にて永眠。2011年、『えーえんとくちから 笹井宏之作品集』(PARCO出版)を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2019/1/10)
- 発売日 : 2019/1/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 197ページ
- ISBN-10 : 4480435751
- ISBN-13 : 978-4480435750
- Amazon 売れ筋ランキング: - 34,960位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
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26歳で早世した歌人の短歌等を収める。未発表原稿として掲載された俳句や詩と比べると、著者にとっては短歌が一番ぴったりした表現形式だったのだなと実感する。
相聞歌かはともかく、「あなた」の入った短歌が結構ある中で、私が気に入ったもの5首。
きんいろのきりん あなたの平原で私がふれた唯一のもの
ねむらないただ一本の樹となってあなたのワンピースに実を落とす
晩年のあなたに窓をとりつけて日が暮れるまで磨いていたい
泣きそうな顔であなたが差し出したつきのひかりを抜くピンセット
風。そしてあなたがねむる数万の夜へわたしはシーツをかける
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