基本的には好きです。基本的には好きなんです。ホントですよ?
好みな「すこしふしぎ」系の作品です。絵柄は整っているし、ねこマタのにゃーすけも可愛い。
設定は今一つ定まっておらずふんわりしていて、読者の中にあるテンプレや想像に当てはめていく感じ。
で、シナリオがイマイチと言わざるを得ない。何故か?
話的には「日常系」に属し、山とか谷とかは無くほぼほぼ平坦なお話ばかりとなります。それは構いません。
「起承転結」的な概念が無く、全ての話は「これこれこんな事が…」で構成されています。
「…でした」みたいな着地点が無いので、毎回「それでどうだったの?」という締まりの悪さを感じます。
良かったのか悪かったのか、楽しかったのか悲しかったのかという〆の言葉が無い感想文の様な感じ。
また、アキラは(誰にも見えてない?)猫の存在を元々知っていましたが、誰にも話していなかった様です。
「おじいちゃんの猫、ウチで引き取る?」みたいに話して親に変な顔されそうなものですが。
作者が描きたかった事を何となく描き連ねました、という感じの作品だと思います。
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