中学2年生の孫娘にプレゼントしようと思って買ったのだが、内容を読んでやめておいた。
孫娘はお金に全く関心がなく、もらったお小遣いも自分で使ったことはほとんどない。
むしろ、学校の勉強や部活動に夢中になっている。それはそれで、結構なことだと思っている。
しかし、そんな子供に「お金は稼いで貯めて回す。儲かったらまた回す。」なんていうことを教えてなんになるのだろう。学校生活を十分にエンジョイしながら、大人になるにしたがってお金のこともだんだん覚えてくるのが自然だと思う。著者のように「子供の時からお金を貯めるのが趣味」で守銭奴みたいになってもらっては困る。
まして、中学生のころから株式投資の期待値や損失のリスク、仮想通貨のことまで学んで一体なにになるのだろう。
著者は2006年にライブドア事件に関連してインサイダー取引で30億円という巨額のもうけをだし、東京地検に逮捕され実刑判決を受けている。
この事件を契機としてか、ファンドマネジャーとしての仕事を退き、個人でのもうけを追及するようになった。
最近は罪滅ぼしのためか、慈善事業に寄付するなど、金もうけ一辺倒の姿勢を正しつつあるようだが、それでも子供の時から身についた金権体質は抜けきらないようだ。
そんな人物の書いた金儲けの本(お金の話ではない、金もうけの話だ)を子供たちに読ませたくはない。
大人の株式投資の本としては物足りないところもあり、読者対象が絞り切れていない。
変わった本を出版して世間の耳目を集めている幻冬舎社長に口説き落とされて書いた本だろうが、お勧めできない。
- 【*期間限定なし*この商品の特典】Amazon.co.jpが販売する【A】SUUMO住宅情報誌と【B】対象の本をまとめて同時にご購入いただくと、注文確定時に合計金額から最大370円OFFに。詳しくは こちら 詳細はこちら (細則もこちらからご覧いただけます)
-
クリスマスギフト2019>ベビー・おもちゃ・ゲーム
|
家電・カメラ・PC
|
ファッション
|
ホーム&キッチン・ペット
|
ビューティー
|
スポーツ&アウトドア
|
本・DVD・ミュージック
|
食品・飲料・お酒