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いま世界の哲学者が考えていること 単行本(ソフトカバー) – 2016/9/9
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●IT革命とBT革命が人類の未来を変える?
●世界が再び宗教へと回帰していくのはなぜなのか?
●資本主義は21世紀でも通用するのか?
――世界の難問がこの一冊でクリアに解ける!
マルクス・ガブリエル、カンタン・メイヤスー、リチャード・ローティ、
ユルゲン・ハーバマス、ダニエル・デネット、ニック・ボストロム、
ベルナール・スティグレール、トマス・マシーセン、マウリツィオ・フェラーリス、
ピーター・スローターダイク、アマルティア・セン、ダニ・ロドリック、
チャールズ・テイラー、ジル・ケペル、ビョルン・ロンボルク、
ブライアン・ノートン、ベアード・キャリコット、ウルリッヒ・ベック……
登場するのは世界最前線の哲学者たち。
いつまでも「哲学=人生論」と思っているのは日本人だけ!
◎ゲノム編集、生命延長……人間の身体はどこまで改変できるか
◎脳科学が犯罪者になる人間を予測する?
◎人類絶滅以後の世界を思考する「21世紀の時代精神」とは
◎IT社会の実体――シノプティコン(多数による少数の監視)とはなにか
……いま、世界の哲学者が考えている人類の未来の姿とは?
- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2016/9/9
- ISBN-104478067023
- ISBN-13978-4478067024
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商品の説明
メディア掲載レビューほか
世界はどうなるか
20代のころは、「現代思想」や「エピステーメー」などの雑誌を、「流行通信」や「ブルータス」と同じような気分で買い、最新流行の思想をチェックしていた。30年以上も昔のことだ。書店も思想・哲学の棚は熱気を発していた。ニューアカ・ブームなんていわれていた時代だ。 最近はどうなっているのだろうと思い、岡本裕一朗『いま世界の哲学者が考えていること』を読んでみた。世界の哲学の最前線について、わかりやすく、網羅的に紹介した本である。門外漢に向けたガイドブックだ。 いやはや、世界は(あるいは人類は)とんでもないことになっています! 人間が置かれている環境がこの数十年で大きく変わり、哲学者たちが考えるべき深刻な課題もたくさん出てきている。 たとえばIT革命とBT(バイオテクノロジー)革命。IT革命で便利になったことは多いが、世の中が監視社会化するなどの問題も抱える。人工知能が進化して人間の能力を超えたとき、人類は、そして世界はどうなるのか。 BTによって医療は急速に進歩している。ぼくらの寿命は延び続け、不老不死へと近づいている。「生」と「死」、「人間」という概念そのものが変更を強いられている。 そのほか、資本主義は21世紀でも通用するか、宗教はどうなるのか、地球環境はどうなるのか、考えるべきことがたくさんある。 本書を閉じて思った。日本の哲学者たちも社会の諸問題について、積極的に発言して欲しい。メディアも哲学者の意見をもっと紹介して欲しい。彼らの意見は、ぼくらが考える補助線になるのだから。
評者:永江朗
(週刊朝日 掲載)出版社からのコメント
▼第1章 世界の哲学者は今、何を考えているのか
◎ポストモダン以後、哲学はどこへ向かうのか
◎「真理」はどこにも存在しない
◎人間消滅以後の世界をどう理解するのか
◎道徳を脳科学によって説明する
▼第2章 IT革命は人類に何をもたらすのか
◎人類史を変える二つの革命
◎スマートフォンの存在論
◎シノプティコン――多数による少数の監視
◎ビッグデータと人工知能ルネサンス
◎人工知能によって啓蒙される人類?
▼第3章 バイオテクノロジーは「人間」をどこに導くのか
◎「ポストヒューマン」誕生への道
◎人間のゲノム編集はなにを意味するのか
◎クローン人間の哲学
◎不老不死になることは幸せなのか
◎犯罪者には道徳ピルを飲ませる?
▼第4章 資本主義は21世紀でも通用するのか
◎近代が終わっても資本主義は終わらない?
◎格差は本当に悪なのか
◎自由主義のパラドックス
◎フィンテック革命と金融資本主義の未来
◎グローバリゼーションのトリレンマ
▼第5章 人類が宗教を捨てることはありえないのか
◎多文化主義から宗教的転回へ
◎多文化主義モデルか、社会統合モデルか
◎宗教を科学的に理解する?
◎グールドの相互非干渉の原理
◎創造説とネオ無神論
▼第6章 人類は地球を守らなくてはいけないのか
◎経済活動と環境保護は対立しない?
◎環境プラグマティズムは何を主張しているのか
◎地球温暖化対策の優先順位は?
◎終末論を超えて
内容(「BOOK」データベースより)
著者について
1954年、福岡に生まれる。九州大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。九州大学文学部助手を経て、現在は玉川大学文学部教授。西洋の近現代思想を専門とするが、興味関心は幅広く、領域横断的な研究をしている。
著書に、『フランス現代思想史―構造主義からデリダ以後へ』(中公新書)、『思考実験―世界と哲学をつなぐ75問』(ちくま新書)、『12歳からの現代思想』(ちくま新書)、『モノ・サピエンス―物質化・単一化していく人類』(光文社新書)、『ネオ・プラグマティズムとは何か―ポスト分析哲学の新展開』(ナカニシヤ出版)、『ヘーゲルと現代思想の臨界―ポストモダンのフクロウたち』(ナカニシヤ出版)、『ポストモダンの思想的根拠―9・11と管理社会』(ナカニシヤ出版)、『異議あり! 生命・環境倫理学』(ナカニシヤ出版)、共著に『ヘーゲル入門』(河出書房新社)、『差異のエチカ』(ナカニシヤ出版)、共訳にトマス・ネーゲル『哲学ってどんなこと?―とっても短い哲学入門』(昭和堂)などがある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
1954年、福岡に生まれる。九州大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。九州大学文学部助手を経て、玉川大学文学部教授。西洋の近現代思想を専門とするが、興味関心は幅広く、領域横断的な研究をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2016/9/9)
- 発売日 : 2016/9/9
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 320ページ
- ISBN-10 : 4478067023
- ISBN-13 : 978-4478067024
- Amazon 売れ筋ランキング: - 23,116位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 47位現代思想
- - 64位哲学・思想の論文・評論・講演集
- - 133位哲学 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について

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カスタマーレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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そんな中で本書はタイトルの通り「いま」の動向を知ることができ、個人的には得るものが多かった。
しかし、すでに多く指摘されているように、内容が充実しているとは言い難いと思う。
初学者向けの本のようであるが、決してわかりやすくはない。平易な文章に見えるのは「ですます」調であるからにすぎない。引用部分についての説明が少なく、また紹介している概念もあまり噛み砕かれてはいない。
そのため、本のタイトルや紹介文が醸し出しているような知的興奮は、得られないかもしれない。
帯に文句を言うのは野暮だが、"「世界最高の知の巨人たち」が現代のとけない課題に答えをだす"というのは正確ではない(出ていたらもっと話題になるだろう)。
本書を通じて知ることができるのは、テクノロジーの進歩によって、従来の哲学が依拠してきた前提がいままさに揺るがされていて、そのことがどのような難問を提起しているのか、ということだと思う。
例えば、ITやバイオテクノロジーの進歩が人間のあり方にどのような影響をおよぼすのか。
そういったことに関心があるならば、一読する価値はあるのではないか。
・ポスト構造主義以降の哲学がどう分岐しているのか、ざっくり知ることができた
・ただし、浅すぎて不足を感じることも多い
・「いろいろ引用するので、興味を持った著書を別途読んでください」というスタンス
・具体的な内容は、やはり原著に触れないと掴めない
●表紙のアオリ文が、本書のターゲット層を完全に間違えている
・哲学初心者向けではまったくない
・「え?『哲学=人生論』じゃないの?」なんて反応をするレベルの読者では、第1章で転び、第2章で完全に詰む
・そもそも「とけない課題に答えをだす」のは哲学者の仕事ではない
・あとがきで筆者自身が「哲学者たちがそうした具体的な問題に、直接答えているわけではない」と書いている
●本書の読みにくさ
・多くの説を引用するが、それを噛み砕いて例え話に換言するようなことは全くされない
・「大衆が理解しやすいが語弊の多い言葉」より、「切れ味の鋭い用語」をそのまま使うことを指向している
・引用文の多くは、前後の文脈が無い、または単純に言い回しが複雑なせいで、理解しづらい
・その後に筆者の解説が続くので、あまり引用文の理解にこだわらないほうが懸命
●第1章と第2章を読み解くには、近世~ポスト構造主義までの哲学史を確実に理解している必要がある
・この本の主題は「20世紀後半にポスト構造主義ブームが終わってから、哲学はどう分かれていったか」
・「ポスト構造主義に至るまでに、どんな概念が提唱され、どう否定されてきたか」を理解していないと、現在進行系のストーリーも理解できない
・専門用語に関する解説はほぼ皆無(または極めて簡素)
●第3章以降は、ニュースで見かける問題に対する論説を紹介しており、身近なぶん誰にでも読みやすい
●第3章以降、社会問題に対して多くの人物の学説がピックアップされているが、そのチョイス基準が不明
・「ベストセラーの著作がある人物」は分かりやすいが、それ以外の人物はどれくらい影響力があるのか不明
・最初にテーマに関する論を1つ引用し、次にそれに反対する論を引用する、という形で進んでいるが、それぞれどういう根拠で選んだのか判然としない
・単に筆者の趣味でチョイスしているような部分も
●第2章では、思想の歴史や流派が図示されているが、第3章以降パッタリ無くなる
・全体像を分かりやすく説明したいなら、やはり図示するべきだろう
また、第1章と第2章以降は、別の本と理解した方が良いと思います。
【第1章:直近50年くらいの哲学の流れをマッピング】
45ページの中にかなりの内容がギュッと詰め込まれているように思います。
書名や本の装丁から軽い気持ちで手に取ると、読み進めるのが辛いと思います。扱う内容は、本来45ページに収まるわけがないものと思います。
【第2章以降:身近な話題を元にあてはめ】
いきなりくだけた感じになり、読み易くなると思います。第1章で苦戦の予感がしたら、我慢して読み続けたり、本を閉じるのではなく、さっさと第2章に行くのが良いと思います。
【本書の価値は第1章】
ただし、通して読んだ印象では、本書の価値は第1章にあると思います。また、全体を通して、少ないページ数で丁寧に説明しようというのが著者の本書に対する考えにあると思います。
しかしこれはマッピングなので、第1章だけ読んでも、言葉の羅列に近く、いまの哲学について深く理解できないというのは当たり前だと思います。
【大学の一般教育科目の教科書的なもの】
大学の一般教育科目の講義で使うのであれば、それぞれにつき説明を加えることで、深掘りができるでしょうし、我々普通の読者なら、気になったところを自分で深掘りしていけば良いのだと思います。
そもそも、300ページ程度の本に、1つの学問分野の最新動向を理解したと言える内容とするのは無理だと思います。
【タイトルと帯の文句はビジネス的に絶妙】
その意味で、本書の題名である「いま世界の哲学者が考えていること」というのも、絶妙なネーミングに思います。
いまの哲学の内容そのものではなく、哲学者が考えているテーマについての本であり、これを読んだからといって、いまの哲学を理論的に理解できるものではないと予め断っているように思います。
よって、帯の文句『「世界最高の知の巨人たち」が現代のとけない課題に答えを出す』というのは、明らかに逸脱しているように思います。
丁寧な本文を書く著者なので、これは別の人がつけた売るためのキャッチーな言葉だと思います。
【結論】
本書は、大学の一般教育科目のテキストだと位置づけた上で読むのが良いと思います。
…本書を読んで、私は以上のように思いました。





