ヘタウマ系の味のある絵(料理がうまそう)に、「中華料理屋で定番メニューを頼まない」という縛り設定。面白くなりそうなのに、何か物足りないのはなぜだろう。全国各地の中華料理屋の変わったメニューをネットで調べて赴き、「うまい、うまい」と言って食べ、料理のルーツを店の人に聞いて終わりというのが基本パターン。でも、「大阪の中華料理屋のカツ丼はなぜあんかけがかかっているのか」とか「神戸ではなぜ牛バラ煮込みを『シチュー』と呼ぶのか」とか、そこそんなに知りたいですかね?しかも大抵は店員に聞いた挙句、「いやー、よくわかんないですね。ずっとこう呼んでたんで」で終わる。うーん...。
4話の「中華そば みたか」の話はちょっと面白い。ラーメンを食べようとふらっと入ったら、ほかの客はラーメンの具をつまみにビールを飲んでいるのに気づく。次に行ったとき、真似して自分もチャーシューとビールを頼んでみる。そしたら今度は常連客が「モヤピー」だの「ワンタン皿」だの、裏メニューを頼んでいるのを耳にし、「なんだそれ」と思いながら、通い詰めて少しずつ裏メニューを開拓していく。そういうストーリーというか、ささやかな食のドラマがある話がもっとほしかった。価格もちょっと高い。
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