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[入不二基義]のあるようにあり、なるようになる 運命論の運命
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あるようにあり、なるようになる 運命論の運命 Kindle版

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商品の説明

内容紹介

「すべての出来事は、あらかじめ決まった因果関係により、必然的に起きている!」 というのが運命論者である。そんなバカな、と思うか、そうかもしれないと納得するか、人類は運命論・反運命論に分かれて論争してきた。これは、じつは、過去・現在・未来を問い直す時間論であり、因果関係を見直す論理の問題でもある。運命論をスリリングな哲学として展開する快著!

内容(「BOOK」データベースより)

「すべては必然的に起こる」のだろうか?人間の運命を哲学する!アリストテレスからダメットまで、時間と論理の哲学世界を博捜し、新たな運命論の地平を切り開く快著!

登録情報

  • フォーマット: Kindle版
  • ファイルサイズ: 2547 KB
  • 紙の本の長さ: 349 ページ
  • 出版社: 講談社 (2015/7/28)
  • 販売: 株式会社 講談社
  • 言語: 日本語
  • ASIN: B0142O1DYG
  • X-Ray:
  • Word Wise: 有効にされていません
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0 2件のカスタマーレビュー
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形式: 単行本 Amazonで購入
 本書は単独作としては6年ぶりとなる入不二基義の哲学書である。前作『足の裏に影はあるか? ないか?』が随想集であったことを思えば、『時間と絶対と相対と』以来実に8年ぶりの哲学書ということになる。しかし待った甲斐があり、入不二本人があとがきで「主著」と位置づけているくらい、量的にも質的にも入不二哲学の集大成とも言うべき内容に仕上がっている。
『時間と絶対と相対と』の最終章「運命論から何を読み取るべきか」をさらに展開し徹底したこの作品は、もともと講談社の月刊情報誌『本』に連載されたものであったが、単行本化の過程で大幅な加筆・修正がなされており、入不二哲学初心者はもちろんのこと、連載を読んでいた読者にとっても買って損のない一冊となっている。
 冒頭のプロローグからして気合が入っている。「概念を動かしてみる」と題されたそれは、それだけで一篇の哲学論文とも呼べるほどクオリティーの高いものである。もっとも運命論とは関係ないようにも見えるその導入部に、読者は一瞬戸惑うかも知れない。しかし冒頭で入不二が宣言しているように、本書は単なる運命論の本ではない。運命という概念が覆されるほどの破壊力を持った、正に副題「運命論の運命」にふさわしい革新的な哲学書である。
「運命」とは不思議な言葉である。「運」とは偶然であり、「命」とは必然である。排他的とも思える二つの語が結合して一
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形式: 単行本
偶然は,次のように定義できます;
(偶然性の定義) Pが偶然である【これを「▽P」と表記します】とは,Pであることが可能でありしかもPであることは必然でない【◇P∧¬□P】ということである.
この偶然の定義は,永井均『転校生とブラックジャック』(岩波書店)の161ページから採りました.さて,運命の定義は以下のようなものです;
(運命の定義) Pが運命的である【▲P】とは,Pが偶然でない【¬▽P】ことである.
要するに,運命とは偶然に生じるものではないということです.偶然の定義と運命の定義から,
(運命命題1)Pが運命的である【▲P】とは,Pであることが可能でありPであることが必然でない,というのではない【¬(◇P∧¬□P)】ことである
が言えます.ド・モルガンの法則と(直観主義論理ではなくて古典論理で成り立つ)二重否定除去の法則を使うと,運命命題1より,
(運命命題2) Pが運命的である【▲P】とは,Pであることが不可能であるかまたはPであることが必然である【¬◇P∨□P)】
が言えます.さらに,様相論理では¬◇Pと□¬Pは同値ですので,選言肢の順番を入れ替えると次のことが言えます;
(運命命題3) Pが運命的である【▲P】とは,Pであることが必然であるかまたはPでないことが必然である【□P∨
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