きちんと構築されたものもあり、あるいは1ページ程の散文もあり。全体に飾り気のないマイペースな筆者の性格が出ていて、読んでいて和みます。
着眼点のユニークさと、些細な事でも詳細に説明したがる理屈っぽさがおもしろい。先輩レビュアーのいう「理系的」に同感です。
商品説明の文章とはやや違った感じを受けました。個人的に「うつつと幻のあわいの世界」は、やや形容が過ぎるかなと。アッチに行ってしまっているのではなくて、「現実の中のちょっとした空想」程度に感じました。
テーマはさまざまで、過去作品を寄せ集めた感はありますが、エッセイ集としてはページ数も多めですし、気分転換におすすめです。
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あるようなないような 単行本 – 1999/11/1
川上 弘美
(著)
- 本の長さ255ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日1999/11/1
- ISBN-104120029484
- ISBN-13978-4120029486
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
うつろいゆく季節の匂いが呼び覚ます懐かしい風景。うつつと幻のあわいをゆるやかに紡ぐ不思議な味わいのエッセイ集。
登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (1999/11/1)
- 発売日 : 1999/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 255ページ
- ISBN-10 : 4120029484
- ISBN-13 : 978-4120029486
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,171,191位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 17,110位近現代日本のエッセー・随筆
- - 96,647位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1958年生まれ。1996年「蛇を踏む」で芥川賞。1999年『神様』で紫式部文学賞。2000年『溺レる』で伊藤整文学賞と女流文学賞。2001年『センセイの鞄』で谷崎潤一郎賞。2007年『真鶴』で芸術選奨を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 パスタマシーンの幽霊 (ISBN-13: 978-4838721009 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年9月15日に日本でレビュー済み
コーヒー片手にぼんやりと読む。
楽しい。
特にドキドキもワクワクもしませんが,楽しい。
そして次に読みたい本をメモる。
小さいエピソードが胸に響く。
楽しい。
特にドキドキもワクワクもしませんが,楽しい。
そして次に読みたい本をメモる。
小さいエピソードが胸に響く。
2004年5月1日に日本でレビュー済み
いきなりカワカミさんの小説を読まずにこのエッセイから入ってしまいましたが、これを読んだら、カワカミさんの小説読破したくなりました。
感性や感覚だけで書かれたエッセイではないのは確か。(エッセイってどうも感覚だけ、っていうの、多いんですよね)五感だけじゃなくて脳みそも使いつつ、考えつつ、でも感覚も使ってる。それは、狙ったような、異次元的不思議世界。川上さん、書いてるの楽しんでるな、と思わせる書き方。人を喰ったような面白いエッセイです。
確かに理系人間的発想といえばそうかも。でも大丈夫、もろ文系人間の私でもはまりましたから。
感性や感覚だけで書かれたエッセイではないのは確か。(エッセイってどうも感覚だけ、っていうの、多いんですよね)五感だけじゃなくて脳みそも使いつつ、考えつつ、でも感覚も使ってる。それは、狙ったような、異次元的不思議世界。川上さん、書いてるの楽しんでるな、と思わせる書き方。人を喰ったような面白いエッセイです。
確かに理系人間的発想といえばそうかも。でも大丈夫、もろ文系人間の私でもはまりましたから。
2022年9月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古書を購入したのですが、評価が良いとされていたのにぼろぼろなものが届いてガッカリしました。
2004年7月18日に日本でレビュー済み
川上氏の小説は、どこかのんびりしていて、どこか幻想的で不思議な味わいなのですが、このエッセイ集もそんな雰囲気が漂ってきます。言葉にならない感情を文字にしてしまう、川上氏は玄妙なワザを持っているのかもしれません。とかく、説明のつかない懐かしさがこみ上げてくる、お勧めの一冊です。
2004年11月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
川上弘美さんの本を読むと、現実と折り合いをつけるのに疲れたら、思いっ切り自分の世界に浸ってもいいんだ、という気になります。
このエッセイも、いいんだ、自分がこんなに変でも、いいんだ、いろんなことが不器用でできなくても。という気になりました。
驚きは、作文が苦手だったこと。高校3年で、創作で内容をでっちあげる?までは、えんえん赤ちゃんだった弟さん(当然どんどん大きくなっていく筈なのに)のことを書き続けていた、それほどまでに作文が苦手だったということです。
また印象的な話は、「こまること」で、春になってしたくないのについつい春の陽気につられて挨拶してしまってきまづく世間話をするくだりもかかれており、正直だし、いいな、と思ってしまいました。
このエッセイも、いいんだ、自分がこんなに変でも、いいんだ、いろんなことが不器用でできなくても。という気になりました。
驚きは、作文が苦手だったこと。高校3年で、創作で内容をでっちあげる?までは、えんえん赤ちゃんだった弟さん(当然どんどん大きくなっていく筈なのに)のことを書き続けていた、それほどまでに作文が苦手だったということです。
また印象的な話は、「こまること」で、春になってしたくないのについつい春の陽気につられて挨拶してしまってきまづく世間話をするくだりもかかれており、正直だし、いいな、と思ってしまいました。
2021年2月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日常の何気ない出来事を掬い取る、ないようなことをあるように、文章化するほんわかした思考。この世界に浸れば、暫し落ち着いた心持になります。






