町の獣医さんの日常、日々考えたことがつづってあります。飼われている動物たちを“うちの子"と表現されている著者の優しい心が伝わってくるようなほのぼのとした内容で、どの話も短く、挿絵も可愛くてたくさんあり、読みやすいエッセイ集でした。
著者の飼っている供血犬アルフの病気のところでは、短いコラムなのにいつの間にか「アルフ、がんばれ!」って、心の中で思っていて、ウルウルしていました。
「もしも地球上に動物がいなかったとしたら?」という言葉が掲げられていますが、自分も自分の飼い犬のことをどのくらい考えて、どんな思いを込めて、どのくらい覚悟して飼っているのかなーと、改めて考えさせられました。寂しい時、犬に癒してもらっているけど、短い間しか一緒にいられないんだから、私も自分の犬の癒しの存在になってあげられたら・・・と思いました。
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