多くの癌患者を助け、生きる勇気を与えてこられた市川加代子先生の2013年3月の講演を書籍化したものですが、30数年に渡る植物を使った手当法と食事療法の実践成果から、病院以外に治療できる自然療法があることを実感できる優れた実録書です。
その自然療法は身体が本来持っている力を呼び起こす療法であり、本のタイトル『あなたの体の設計にミスはない』に繋がります。
神戸サラシャンティでの野坂礼子さんの講演後の懇親会で市川先生とお話させて頂く機会がありましたが、とても優しくそれでいて人間の深みと知識・経験のある素晴らしい方でした。
惜しむらくは抗がん剤治療と化学療法で父を亡くした後に市川先生に出会ったことですが、以下に文中から印象に残った言葉を抜粋いたしますので、気になられた方はぜひ本書と食材の活用法が詳述された『台所はくすり箱』をご一読ください。
・自然界には薬理作用があるものがたくさんありますから、それを利用した食事や手当をすることです。
・体にはあらゆる機能が備わっているんです。大事なのは、それを使えるかどうかなんです。
・体というのは絶対に良くできているから、まともなものを食べれば、本当に素晴らしいことになっていくんです。
・病院で「このままいったらこうなります」と診断された場合でも、それであわてる必要はないとうことです。みんな体に機能が備わっているのだから、その症状になった原因をたどっていって、そこを改善していけばいいんです。
・キャベツで胃の痛みが楽になったり、こんにゃくをあてると膝の水がとれたりする。
・牛乳というのはカルシウム・パラドックスともいわれ、牛乳を飲む国に骨折や骨粗しょう症が多いというデータがあります。
・無農薬にこしたことはありませんが、無農薬でなくても、命の強そうなものを選ぶのが大事なところです。
・無農薬でなくふつうに作られていても、毒物を外に出してくれる玄米を食べるということが大事なんです。
・治るか治らないかと考えるのではなく、「体の設計にミスはないんだ」ということに自分の意識をむけて、元気になろうとすることです。そうしなかったら何も治りません。これがいちばんのミソなんです。
・医者に言われたからそれで終わりということじゃないんです。あらゆることができるんです。
・なぜだかはわかりませんが、治らないと思ってやっている人は、そこへ向かっていくんです。大事なことは、治るということが自分の中で腑に落ちているかどうかなんです。
・薬は症状を抑えるだけですから、薬を飲むだけではだめなんです。食物を変え、暮らしを変えないといけません。ほんとうに治すことをやっていかないといけないんです。
・パソコンを夜の11時以降見ていたら乳癌になるリスクが高くなるデータがあります。
・愛の行動というものが実はとても命を救うんです。一番みなさんに問いかけたいのは、「自分自身を愛していますか?」ということです。自分を愛してはじめて、自分を愛するように人を愛することができるんです。
・他人からの愛を求めるのではなく、まず自分の命を大事にし、自分に思いやりをもって行動しないと、体は60兆個の細胞をもっていますから、自分を大事にしているかどうか、すぐ見破るんです。
・本当に自分がやりたいと思うことをやり、社会でも役に立って、自分のため、世のため、人のために行動することが、本当にこの世界の愛の行動だと思うんです。
・笑顔って本当に素晴らしいんです。笑うことは、自分のためにもすごくいいことなんです。
・病気になったら、私たちは「おめでとう」って言うんです。「あなたの人生を変えるチャンスがきましたよ」と。
あなたの体の設計に、ミスはない ペーパーバック – 2013/7/13
市川 加代子
(著)
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本の長さ64ページ
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出版社新日本文芸協会
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発売日2013/7/13
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ISBN-104906977022
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ISBN-13978-4906977024
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商品の説明
著者について
市川加代子 (いちかわ かよこ)
自然療法研究家、食養料理研究家、乳幼児教育研究家
1949年生まれ。京都在住。家族のガン、自らの病気、子供の死をきっかけに中国伝統医学、米国分子矯正栄養学、各種療術法(ヨガ、気功、森手技など)、心理学等を学び、ビワの葉やこんにゃく、生姜などを使った民間療法を始める。以来、多くのガン患者を助け、生きる勇気と力を引き出してきた。人間を深く愛する心と、あくなき研究心を持ち続けて「治る力手当て」を確立。京都を中心に手当てを指導するほか、全国で実習会を行っている。著書に『治る力』(共著・人間出版)、『台所はくすり箱』(銀河出版舎)。
自然療法研究家、食養料理研究家、乳幼児教育研究家
1949年生まれ。京都在住。家族のガン、自らの病気、子供の死をきっかけに中国伝統医学、米国分子矯正栄養学、各種療術法(ヨガ、気功、森手技など)、心理学等を学び、ビワの葉やこんにゃく、生姜などを使った民間療法を始める。以来、多くのガン患者を助け、生きる勇気と力を引き出してきた。人間を深く愛する心と、あくなき研究心を持ち続けて「治る力手当て」を確立。京都を中心に手当てを指導するほか、全国で実習会を行っている。著書に『治る力』(共著・人間出版)、『台所はくすり箱』(銀河出版舎)。
登録情報
- 出版社 : 新日本文芸協会; A5版 (2013/7/13)
- 発売日 : 2013/7/13
- ペーパーバック : 64ページ
- ISBN-10 : 4906977022
- ISBN-13 : 978-4906977024
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Amazon 売れ筋ランキング:
- 1,152,447位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
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