相変わらず身につまされるようなお話が続きますが、今回ちょっと展開が動きます。
お互い既婚同士の、だけど不憫な2人が急速に近づいていきます。
みちと新名さんには幸せになって欲しいけど、今の時点では2人の関係は不倫になってしまうので乗り越えなきゃいけない問題が多くてまだまだ大変そう。
そして主要人物4人のそれぞれを描いてるので、展開の進みの遅さにちょっともどかしさを感じますが、それがこの状況をより理解しやすくなってるのだと思います。
みちは素直で優しいが故にちょっと脆さも見えて、もしこの先周囲が敵になった時折れてしまいそうな弱さがあるので、この物語を読むときはいつもハラハラしながら読むことになるんですよね(笑)。
みちの旦那さんは、一番ずるくて自分が不倫しときながら逃げてスルーしてホント卑怯だなーと思うんだけど、一番リアルでありがちな人間像なのかなとも思います。
そして不倫相手の同僚の彼女、こんな人が相手でちょっと気の毒…。でもこの人もこの先まだ何かありそうですね…!
新名さんの奥さんの描写もあって、この人も不器用な人だなとも思うんだけど、この奥さん側の伏線が今後の波乱の展開を匂わせてますね。
そして新名さん!とうとうその言葉伝えてしまいましたね。今後新名さんの言動が鍵になっていくのかなー。
次巻は今年冬頃の予定だそう。
ますます目が離せない展開になっていきそうです…!
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