さくっと読める。
挿絵や行間、遊びの風景を捉えた写真もあり、リズム良く読み切れる。
第2章「あそびの風景」が良かった。
遊びの種類?(共通項?)と具体的な場面、そのときにかけたいことばが載っている。
くり返しのある遊び
本物との出会いから生まれる遊び
あこがれのある遊び
チャレンジのある遊び
「今」の楽しさを感じる遊び
アイディアの広がる遊び
自立のある遊び
人と人がつながる遊び
第3章でおとなの関わり方について触れられている。
信じて待つこと、褒めるのではなく言葉にすることなど、今日から心がけたい。
キッザニアでの一場面。
一律に「すごいね」「がんばったね」ではなく、「練習の時から真剣にやっていたね」「手がまっくすぐ伸びてかっこよかったですね」
一人一人に違う言葉をかける。
そのためには、こどもをよく見る必要がある。
“結果よりも過程を大切にしてきるこどもに共感し、過程の楽しみやがんばりに目をとめて、言葉をかけましょう”
こういった本の端々にある言葉が、教訓たらしくなく、すっと入ってくるのは、なぜだろう。
抜粋して、ふとこの文章だけ読むと入ってこないが、本書を開いて読むと、そうだよなぁと思う。
具体的なことばがけの記載や実践例を伴って語られているからなのかもしれない。
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