この本は村木さんが冤罪にて逮捕された事件のみならず、働きながら2人のお子さんを育てられた一人の女性の姿を見せてくれています。
現在、仕事と子育てのバランスが崩れ自信喪失中の私はとても勇気付けられました。
また検察組織、マスコミに対して私たち国民がもっと声を上げる事の必要性を感じました。
村木さんのようにしなやかに日々丁寧に生きていく事を目標にしたいです。
あきらめない 働く女性に贈る愛と勇気のメッセージ (日経ビジネス人文庫) (日本語) 文庫 – 2014/12/2
村木 厚子
(著)
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本の長さ256ページ
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言語日本語
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出版社日本経済新聞出版
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発売日2014/12/2
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ISBN-10453219749X
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ISBN-13978-4532197490
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商品の説明
出版社からのコメント
NHK「あさいち」著者出演!
残業時間月200時間、女性職員はお茶汲みが当然という職場で、
結婚、出産。子連れでの地方赴任、52歳で局長就任。
そして突然の逮捕と拘留生活。無罪判決を経て釈放。
著者の壮絶な経験が淡々としたタッチで語られます。
著者を支えた夫と娘の証言、『花さき山』『一日一生』など
拘留生活を支えた149冊の本リスト付き。
残業時間月200時間、女性職員はお茶汲みが当然という職場で、
結婚、出産。子連れでの地方赴任、52歳で局長就任。
そして突然の逮捕と拘留生活。無罪判決を経て釈放。
著者の壮絶な経験が淡々としたタッチで語られます。
著者を支えた夫と娘の証言、『花さき山』『一日一生』など
拘留生活を支えた149冊の本リスト付き。
内容(「BOOK」データベースより)
霞ケ関を上り詰めた「働く女性の希望の星」が、虚偽公文書作成の容疑で逮捕。164日間の勾留の後、無罪を獲得。彼女が決してくじけなかったのはなぜか。すべての働く女性にエールを贈る感動作を文庫化。勾留生活を支えた149冊の本リスト付き。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
村木/厚子
厚生労働事務次官。1955年高知県生まれ。高知大学卒業後、78年に労働省(現・厚生労働省)入省。障害者支援、女性政策などに携わり、雇用均等・児童家庭局長などを歴任する。2009年の郵便不正事件では虚偽公文書作成容疑等で逮捕・起訴されるも、10年9月の裁判で無罪確定、1年3カ月ぶりに職場復帰。13年7月、厚生労働事務次官に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
厚生労働事務次官。1955年高知県生まれ。高知大学卒業後、78年に労働省(現・厚生労働省)入省。障害者支援、女性政策などに携わり、雇用均等・児童家庭局長などを歴任する。2009年の郵便不正事件では虚偽公文書作成容疑等で逮捕・起訴されるも、10年9月の裁判で無罪確定、1年3カ月ぶりに職場復帰。13年7月、厚生労働事務次官に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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2014年12月13日に日本でレビュー済み
検察官の職務とは「刑事について、公訴を行い、裁判所に法の正当な適用を請求し、且つ、裁判の執行を監督し、又、裁判所の権限に属するその他の事項についても職務上必要と認めるときは、裁判所に、通知を求め、又は意見を述べ、又、公益の代表者として他の法令がその権限に属させた事務を行う」と検察庁法にある。簡単に言えば、犯罪者に刑の執行をするよう裁判所に要請するのが検察官の仕事である。その検察官から無実の罪をでっちあげられ、逮捕、勾留された厚生労働省の現役の女性局長。そんな村木さんが無罪判決になった報道されたとき、私は、担当した検察官に腸が煮えくり返る思いをしたと同時に、村木さんの生き方に大きな感銘を受けた。
この本は、村木さんが自己の経験を通してつかんだあるべき生き方が随所に何気なく述べられており、注意深く読めば、はやりの「自己啓発書」よりずっと心に訴えかけてくる。自己啓発書が鉢植えの植木だとすれば、この本は大地に根を張って生きる樹木といえよう。たとえば、学生のころのアルバイトの経験や、労働省に就職してお茶くみから始まった仕事などを振り返り、つぎのように述べている。
「自分に合った仕事」を探すことはもちろん大切ですが、結局仕事なんてやってみないと分かりません。自分のこともまだよ く分らないときに、分からない仕事のことを考えても、「分からないの2乗」になって答えはより遠くなるし、そこで「どうしよう」とうろうろしても仕方がないと思うんです。……どんな仕事が向いているか、この仕事でうまくやっていけるかどうかというのは、就職するときにきまるのではなく、それから先、自分がどう働くか、誰と出会うかという中で決まってくるように思います。……自分さがしもいいけれど、頭の中で悶々と考えているだけでは答えにはたどりつけません。最後はやってみるしかないのです。しかも、本気でやってみる。それが、自分を発見する切り口になると思います。」
また、こんな記述からも村木さんらしさが読み取れよう。
「あるとき、こんな出来事がありました。当時住んでいた公務員宿舎には畳一畳くらいの花壇があって、私はそこに花を植えていました。春になると、チューリップの花が咲きました。長女は、「赤と黄色のお花が咲いたよ」と教えてくれました。色のことを教えた覚えもないのに、よく知っているなと感心しました。一方、次女は「お花が3つ咲いたよ」と、数を数えて教えてくれたのです。感激しました。同じ親から生まれてきた姉妹なのに、同じものを見ても違うことを言うんだなと。親が一緒でもこれだけ違うのだから、持って生まれたものは人それぞれ違って当たり前だということを改めて実感しました。この出来事を通じて、部下に対して「私の思うとおりに動いてほしい」というような思いが消えて、怒ることがなくなりました。「人それぞれ」なのだから、個性も仕事のやり方もいろいろあっていい。その多様性を、本当の意味で自分の中で受け入れられたのだと思います。」
この本は、村木さんが自己の経験を通してつかんだあるべき生き方が随所に何気なく述べられており、注意深く読めば、はやりの「自己啓発書」よりずっと心に訴えかけてくる。自己啓発書が鉢植えの植木だとすれば、この本は大地に根を張って生きる樹木といえよう。たとえば、学生のころのアルバイトの経験や、労働省に就職してお茶くみから始まった仕事などを振り返り、つぎのように述べている。
「自分に合った仕事」を探すことはもちろん大切ですが、結局仕事なんてやってみないと分かりません。自分のこともまだよ く分らないときに、分からない仕事のことを考えても、「分からないの2乗」になって答えはより遠くなるし、そこで「どうしよう」とうろうろしても仕方がないと思うんです。……どんな仕事が向いているか、この仕事でうまくやっていけるかどうかというのは、就職するときにきまるのではなく、それから先、自分がどう働くか、誰と出会うかという中で決まってくるように思います。……自分さがしもいいけれど、頭の中で悶々と考えているだけでは答えにはたどりつけません。最後はやってみるしかないのです。しかも、本気でやってみる。それが、自分を発見する切り口になると思います。」
また、こんな記述からも村木さんらしさが読み取れよう。
「あるとき、こんな出来事がありました。当時住んでいた公務員宿舎には畳一畳くらいの花壇があって、私はそこに花を植えていました。春になると、チューリップの花が咲きました。長女は、「赤と黄色のお花が咲いたよ」と教えてくれました。色のことを教えた覚えもないのに、よく知っているなと感心しました。一方、次女は「お花が3つ咲いたよ」と、数を数えて教えてくれたのです。感激しました。同じ親から生まれてきた姉妹なのに、同じものを見ても違うことを言うんだなと。親が一緒でもこれだけ違うのだから、持って生まれたものは人それぞれ違って当たり前だということを改めて実感しました。この出来事を通じて、部下に対して「私の思うとおりに動いてほしい」というような思いが消えて、怒ることがなくなりました。「人それぞれ」なのだから、個性も仕事のやり方もいろいろあっていい。その多様性を、本当の意味で自分の中で受け入れられたのだと思います。」