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【PS4】The Last of Us Part II 【CEROレーティング「Z」】
プラットフォーム :
PlayStation 4
|
CEROレーティング:
18才以上のみ対象
参考価格: | ¥7,590 |
価格: | ¥3,368 |
OFF: | ¥4,222 (56%) |
この商品は、Amazon.co.jp が販売、発送します。
- 『The Last of Us Part II』2020年6月19日発売予定。
- 心をえぐられる凄まじい経験を経て、エリーは復讐のために再び旅立つ。 その行いがもたらす恐るべき連鎖に心と身体を揺さぶられながら――この旅を見届けろ。
- 謎の感染爆発によって変わり果てたアメリカを横断した危険な旅路から5年、エリーとジョエルはワイオミング州ジャクソンで暮らしていた。生き残った者たち(生存者たち)によるコミュニティーは順調に発展し、二人は安らぎと落ち着きを取り戻したかのように見えた。もちろん、さまざまな危険は存在する。感染者とそれ以外――惨めな境遇にいる他の生存者たちだ。そして、あるすさまじい出来事が平和を崩壊させたとき、エリーの無慈悲な旅が再び始まる。裁きを下し、すべてを終わらせるために。ひとり、またひとりと、標的を追い詰めてゆくエリーが見出したのは、自らの行いによって生み出された、心と身体を揺さぶる凄惨な連鎖だった。
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登録情報
機種・種類:1) 通常版 | エディション:1) 通常版- Rated : 18才以上のみ対象
- 梱包サイズ : 16.8 x 13.6 x 1.8 cm; 144 g
- 発売日 : 2020/6/19
- ASIN : B07YC9WLXD
- 製造元リファレンス : PCJS-66061
-
Amazon 売れ筋ランキング:
- 468位ゲーム (の売れ筋ランキングを見るゲーム)
- - 44位PS4ゲームソフト
- カスタマーレビュー:
商品の説明
機種・種類:1) 通常版
|
エディション:1) 通常版
【早期購入特典】プロダクトコード ●「装弾数増加*1」エリーが持っているピストルの装弾数を増やすアップグレードを解除します ●「工作サバイバルガイド*1」工作サバイバルガイドを解除して、新たな作り方やアップグレードを利用できるようにします* *作り方・技能・アップグレードの解除には「部品」が必要です。 *1パッケージ内に同梱されるプロダクトコードをPlayStation™Storeで使用して入手します。プロダクトコードは2021年2月20日までにご使用ください。プロダクトコードのご利用にはPlayStation™Networkのアカウントとインターネット接続が必要です。
型番 : PCJS-66061
メーカーより



THE LAST OF US PART II
謎の感染爆発によって変わり果てたアメリカを横断した危険な旅路から5年、エリーとジョエルはワイオミング州ジャクソンで暮らしていた。生き残った者たち(生存者たち)によるコミュニティーは順調に発展し、二人は安らぎと落ち着きを取り戻したかのように見えた。もちろん、さまざまな危険は存在する。感染者とそれ以外――惨めな境遇にいる他の生存者たちだ。そして、あるすさまじい出来事が平和を崩壊させたとき、エリーの無慈悲な旅が再び始まる。裁きを下し、すべてを終わらせるために。ひとり、またひとりと、標的を追い詰めてゆくエリーが見出したのは、自らの行いによって生み出された、心と身体を揺さぶる凄惨な連鎖だった。
生き延びるために戦え - ゲームプレイを紹介
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---|---|---|
複雑で感情を揺さぶる物語復讐を求めるエリーの無慈悲な旅は、さまざまな正義や道徳との対立を生み出し、激化させてゆく。もたらされた暴力の連鎖は、あなたが持っていたはずの考えを激しく揺さぶり、飲みこむだろう。何が正しく、何が間違っているのか。どちらが正義で、どちらが悪なのか。誰が主人公で、誰が悪役なのか。 |
緊迫感あふれる、命がけのアクションとサバイバル進化した新しいゲームプレイシステムが、敵だらけの世界でエリーが経験する命がけの旅をあなたに体験させる。濃密な近接戦闘や流れるような動きの連鎖、ダイナミックステルスなどの新たなシステムが、生きるためのエリーの苦闘を感じさせてくれるだろう。さらに、多様な武器や工作、スキル、アップグレードで自分のスタイルに合わせてエリーの装備を作り上げることもできる。 |
美しく、危険に満ちた世界エリーの旅の舞台となるのは、ジャクソンの安らぎに満ちた山岳や森林から大シアトル圏の緑に覆われた廃墟まで。新たな生存者のグループや、慣れない土地の危険な環境、変異が進んだ感染者たちが待ち受けている。開発会社ノーティードッグ製の最新エンジンで命を吹き込まれ、「敵」と彼らが生きる世界は、かつてないほどリアルさを増し、危ういほどの細やかさで作り込まれている。 |
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年6月20日に日本でレビュー済み
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機種・種類: 1) 通常版エディション: 1) 通常版
【追記あり】ネタバレあり!注意!
製作者は自分たちの作りたいものを作る権利があると思うし、あまり言いたくはないのだが、やはりプレイヤーがラスアスに求めていたのは、「ジョエルとエリーが織りなす物語」であって、どこの馬の骨とも分からない奴らの物語ではない、ということだ。
開始早々私達プレイヤーが愛したジョエルというキャラクターはゴルフクラブで無残に撲殺される。
そしてその後のストーリーでは、ジョエルを殺した張本人であるアビーというキャラクターをかなりの時間操作しなければならない。
そしてその時間がとてつもなく長い。
ゲーム全体の40%くらいの時間はあるのではないか。
そして挙げ句にはエリーと戦わさせられる始末。
プレイヤーが意図するしないに関わらず、エリーの顔面をボコボコに殴らなければならないのだ。
このゲームの主人公は誰だ?
ジョエルを殺した人間のバックグラウンドをプレイヤーに理解させたいのだろうが、アビーに興味も無ければ何の思い入れも無いので、こちらとしてはただ不快なだけである。
水族館で彼氏といちゃつくパート、病院に手術道具を取りに行くパート、セラファイトの本拠地にレブを連れ戻しに行くパート、その全てが、アビーに興味がない自分にとってはただの作業だった。
一つ言っておくが、私は単に「ジョエルが死ぬという展開が嫌だったから」という理由でこの作品への不満を述べているわけではない。
初めは、数多くのプレイヤーに愛された前作の主人公を殺すまでするのだから、前作での思い出そしてジョエルとエリーが築き上げてきた関係をぶち壊すだけの価値があるようような、何か特別な物語が待っているのだろう、と期待していた。
ストーリー、シナリオが秀逸であれば、ジョエルが殺されるという望まない展開であったとしても楽しめただろう。
しかし蓋を開けてみれば復讐が復讐を呼ぶというなんとも陳腐なお話。それも中途半端な。
テーマは否定しないけれども、ラスアスのそれもナンバリングで取り上げる必要あったのか…。
外伝とかサイドストーリーでも良かったのでは。
他の方々が述べているように色々と何もかもが中途半端であり、ご都合主義。
復讐を遂げるはずが最後にはアビーを見逃してやるという不始末さ。
プレイヤーはアビーを操作するから彼女のバックグラウンドを知っているけれど、エリーはアビーの経歴や事情のことなど全く知らないはずだ。
それなのにプレイヤーのアビーに対する情状酌量がエリーの意思に介入するかのように、エリーは最後になって復讐を取りやめる。
一段落してパートナーと幸せそうな生活を送れていたのに、トミーに煽られてこのままじゃ終われないと言い出し出立、アビーを追い詰めるも最後はやっぱりやーめた。
エリーさんよ、お前には一貫性が無さすぎる。
そんなものだったのか、ジョエルが殺されたことに対する憎しみは。
もし殺されていたのがお前で、復讐するのがジョエルだったならジョエルは絶対お前の仇を打ったはずだ。
結局何も成し遂げずに終わっただけじゃないか。
それに性的マイノリティに感化されてからレズの描写がとても目立つ。
開発者がフェミニストに感化され、作品を私物化したからだろう。
そんな映像求めていない。
ユーザーはジョエルとエリーのやり取りを見たかっただけなのに。
ポリコレに配慮し過ぎであり、そういう方面からの支持を取り付けたいがためにジェンダーを利用したとしか思えない。
設定も所詮は続編を作る上での後付けで、なにか前作の伏線が回収されたりということはゼロとは言わないまでもほぼ無いと言ってよい。
こんな不始末、陳腐で一貫性のない話を作るためだけに、前作の主人公が雑に殺されたということが胸糞である。
前作が傑作とされたのは、当時としては卓越したグラフィックの良さ、限られた物資弾薬で攻略するというよりリアルなゲーム性が評価されたことなどがある。
そしてそれ以上に「荒廃し人々が残酷になった世界でも、愛する人がいる、守りたい大切な人がいる。」
「最愛の娘を失い、人を愛することを忘れてしまった一人の男が、地獄のような世界の中でエリーという新たな光を見出し、互いが支え合いながら成長していく」という人間ドラマが評価されたからにほかならない。
今作では、そういった温かみのある描写はほぼ皆無。
唯一つエリーの誕生日に博物館に行くシーンを除いて。
今作を通じて、製作者は何を伝えたかったのだろうか?
ジョエルが死んで、ジェシーも死んだ。
大切な人を殺された。
復讐を誓い、道中散々アビーの仲間を殺した。
当のアビーを最後には見逃した。
ジョエルの遺したギターも弾けなくなった。
エリーもアビーもそれぞれの大切な人を失っただけ。
辛いこと以外何もなかった物語。
誰も報われない物語。
私にはNaughty DogがThe last of usと言う作品の未来を自ら手で潰してしまったのだと、そう思えてならない。
【追記】
評価も出揃ってきたので追記。
私の言いたい事まとめ。
他の人と被っているところもある。
そもそもこの世界に秩序なんてものは無いに等しく、数多くの人間が色々なところで殺し合っている。
したがって復讐という行為も特別に焦点を当てて描くほどの珍しい行為ではなく、この世界観で人殺しへの倫理観を問われたり、問題提起をされても何か心に抱いたりするということがない。
要するに説得力がない。
今まで散々モブを殺してきたわけで、今更何を思えと言うのだという感じ。
主人公がエリーであれアビーであれ、復讐というありきたりな、そしてこの世界観で語られても説得力に欠けるものをシナリオの軸に据えた時点で、この物語はB級映画程度の魅力しか持ち得なかったのだと思う。
前作は何かをプレイヤーに訴えかけるというようなものではなく、感想はプレイヤーによってそれぞれ異なり、十人十色というような感じだったが、今作は製作者の価値観をプレイヤーに押し付けるような作品になっている。
グラフィックや音楽、UIに対しては不満は無くむしろ満足してはいるのだが、やはりそれ以上に事前の情報やPVとは大きく異なるゲーム内容に対して騙されたという感じが拭えないのと、説得力に欠ける中途半端なシナリオを総評して、思い切って星1をつけた。
最後に。
星1のレビューに対して「浅はかだ」「考えが及んでいない」「本物のラスアスファンとは言えない」そして挙げ句の果てには「バカが、そうじゃねえだろ」などと言って、感想そのものを否定するものが一部ではあるもののいくつか見受けられる。
レビューとは作品に対して各々が思ったことや感じたことを自由に発言できる場である。
しかしその自由は、自分と意見が異なる人を攻撃していい自由ではない。
金という対価を払って商品を購入した以上、購入した人にはその人の思ったことを自由に述べる権利がある。
新規購入者はそれら数あるレビューの中から情報を取捨選択し、最終的に各人が買う買わないを判断すればいい。
星5の評価をつけている人達にも、それぞれの意見がある訳で、それはそれで当然結構。
しかし誰一人として自分と異なる意見や考えを貶したり、罵ったりするようなことはしてはならない。
製作者は自分たちの作りたいものを作る権利があると思うし、あまり言いたくはないのだが、やはりプレイヤーがラスアスに求めていたのは、「ジョエルとエリーが織りなす物語」であって、どこの馬の骨とも分からない奴らの物語ではない、ということだ。
開始早々私達プレイヤーが愛したジョエルというキャラクターはゴルフクラブで無残に撲殺される。
そしてその後のストーリーでは、ジョエルを殺した張本人であるアビーというキャラクターをかなりの時間操作しなければならない。
そしてその時間がとてつもなく長い。
ゲーム全体の40%くらいの時間はあるのではないか。
そして挙げ句にはエリーと戦わさせられる始末。
プレイヤーが意図するしないに関わらず、エリーの顔面をボコボコに殴らなければならないのだ。
このゲームの主人公は誰だ?
ジョエルを殺した人間のバックグラウンドをプレイヤーに理解させたいのだろうが、アビーに興味も無ければ何の思い入れも無いので、こちらとしてはただ不快なだけである。
水族館で彼氏といちゃつくパート、病院に手術道具を取りに行くパート、セラファイトの本拠地にレブを連れ戻しに行くパート、その全てが、アビーに興味がない自分にとってはただの作業だった。
一つ言っておくが、私は単に「ジョエルが死ぬという展開が嫌だったから」という理由でこの作品への不満を述べているわけではない。
初めは、数多くのプレイヤーに愛された前作の主人公を殺すまでするのだから、前作での思い出そしてジョエルとエリーが築き上げてきた関係をぶち壊すだけの価値があるようような、何か特別な物語が待っているのだろう、と期待していた。
ストーリー、シナリオが秀逸であれば、ジョエルが殺されるという望まない展開であったとしても楽しめただろう。
しかし蓋を開けてみれば復讐が復讐を呼ぶというなんとも陳腐なお話。それも中途半端な。
テーマは否定しないけれども、ラスアスのそれもナンバリングで取り上げる必要あったのか…。
外伝とかサイドストーリーでも良かったのでは。
他の方々が述べているように色々と何もかもが中途半端であり、ご都合主義。
復讐を遂げるはずが最後にはアビーを見逃してやるという不始末さ。
プレイヤーはアビーを操作するから彼女のバックグラウンドを知っているけれど、エリーはアビーの経歴や事情のことなど全く知らないはずだ。
それなのにプレイヤーのアビーに対する情状酌量がエリーの意思に介入するかのように、エリーは最後になって復讐を取りやめる。
一段落してパートナーと幸せそうな生活を送れていたのに、トミーに煽られてこのままじゃ終われないと言い出し出立、アビーを追い詰めるも最後はやっぱりやーめた。
エリーさんよ、お前には一貫性が無さすぎる。
そんなものだったのか、ジョエルが殺されたことに対する憎しみは。
もし殺されていたのがお前で、復讐するのがジョエルだったならジョエルは絶対お前の仇を打ったはずだ。
結局何も成し遂げずに終わっただけじゃないか。
それに性的マイノリティに感化されてからレズの描写がとても目立つ。
開発者がフェミニストに感化され、作品を私物化したからだろう。
そんな映像求めていない。
ユーザーはジョエルとエリーのやり取りを見たかっただけなのに。
ポリコレに配慮し過ぎであり、そういう方面からの支持を取り付けたいがためにジェンダーを利用したとしか思えない。
設定も所詮は続編を作る上での後付けで、なにか前作の伏線が回収されたりということはゼロとは言わないまでもほぼ無いと言ってよい。
こんな不始末、陳腐で一貫性のない話を作るためだけに、前作の主人公が雑に殺されたということが胸糞である。
前作が傑作とされたのは、当時としては卓越したグラフィックの良さ、限られた物資弾薬で攻略するというよりリアルなゲーム性が評価されたことなどがある。
そしてそれ以上に「荒廃し人々が残酷になった世界でも、愛する人がいる、守りたい大切な人がいる。」
「最愛の娘を失い、人を愛することを忘れてしまった一人の男が、地獄のような世界の中でエリーという新たな光を見出し、互いが支え合いながら成長していく」という人間ドラマが評価されたからにほかならない。
今作では、そういった温かみのある描写はほぼ皆無。
唯一つエリーの誕生日に博物館に行くシーンを除いて。
今作を通じて、製作者は何を伝えたかったのだろうか?
ジョエルが死んで、ジェシーも死んだ。
大切な人を殺された。
復讐を誓い、道中散々アビーの仲間を殺した。
当のアビーを最後には見逃した。
ジョエルの遺したギターも弾けなくなった。
エリーもアビーもそれぞれの大切な人を失っただけ。
辛いこと以外何もなかった物語。
誰も報われない物語。
私にはNaughty DogがThe last of usと言う作品の未来を自ら手で潰してしまったのだと、そう思えてならない。
【追記】
評価も出揃ってきたので追記。
私の言いたい事まとめ。
他の人と被っているところもある。
そもそもこの世界に秩序なんてものは無いに等しく、数多くの人間が色々なところで殺し合っている。
したがって復讐という行為も特別に焦点を当てて描くほどの珍しい行為ではなく、この世界観で人殺しへの倫理観を問われたり、問題提起をされても何か心に抱いたりするということがない。
要するに説得力がない。
今まで散々モブを殺してきたわけで、今更何を思えと言うのだという感じ。
主人公がエリーであれアビーであれ、復讐というありきたりな、そしてこの世界観で語られても説得力に欠けるものをシナリオの軸に据えた時点で、この物語はB級映画程度の魅力しか持ち得なかったのだと思う。
前作は何かをプレイヤーに訴えかけるというようなものではなく、感想はプレイヤーによってそれぞれ異なり、十人十色というような感じだったが、今作は製作者の価値観をプレイヤーに押し付けるような作品になっている。
グラフィックや音楽、UIに対しては不満は無くむしろ満足してはいるのだが、やはりそれ以上に事前の情報やPVとは大きく異なるゲーム内容に対して騙されたという感じが拭えないのと、説得力に欠ける中途半端なシナリオを総評して、思い切って星1をつけた。
最後に。
星1のレビューに対して「浅はかだ」「考えが及んでいない」「本物のラスアスファンとは言えない」そして挙げ句の果てには「バカが、そうじゃねえだろ」などと言って、感想そのものを否定するものが一部ではあるもののいくつか見受けられる。
レビューとは作品に対して各々が思ったことや感じたことを自由に発言できる場である。
しかしその自由は、自分と意見が異なる人を攻撃していい自由ではない。
金という対価を払って商品を購入した以上、購入した人にはその人の思ったことを自由に述べる権利がある。
新規購入者はそれら数あるレビューの中から情報を取捨選択し、最終的に各人が買う買わないを判断すればいい。
星5の評価をつけている人達にも、それぞれの意見がある訳で、それはそれで当然結構。
しかし誰一人として自分と異なる意見や考えを貶したり、罵ったりするようなことはしてはならない。
2,286人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2020年6月19日に日本でレビュー済み
機種・種類: 1) 通常版エディション: 1) 通常版Amazonで購入
グラフィックの進化や感情表現のこだわりは確かにすごい。アクション部分も改良されています。けど全体としては前作よりも明らかにつまらない。
原因は2つ。1つは、エリーがエリーらしく感じられないこと。
今作のように人を殺すことに深く悩む人間性であるなら、前作のエリーは何だったのか。成長したから性格が変わったとしても無理がある。前作でもアビーと同じような感情を持つ敵と対峙したはず。なぜ今作で、こうも性格が変わるのか。
もう1つの原因は、プレイヤー側に問題提起をするような演出をしているのに、ストーリーに大きな分岐がないこと。
そもそも、基本が一本道のストーリーを進めてキャラクターを操作してるだけなのに、大して罪悪感なんて感じるわけないんですよ。それなのに、敵が悲痛な悲鳴を上げ、犬は苦しそうにうめき、人物の表情で罪悪感をあおっている感じが本当にバカバカしい。
「暴力の連鎖」も何も、そうなるように作ってるだけじゃんと思えて、途中から冷めてきました。
別にそういうテーマが悪いわけではありません。ストーリーに干渉できないのに、結果と責任だけ突きつけられているように感じるところがつまらないだけ。
発売前のPVではエリーとジョエルの映像をひたすら流していたのに実際の内容は「これ」ですか‥。
エリーとジョエルが共闘するかのような嘘のPV、前作のエリーとの人間性の矛盾、ストーリーの約半分を占めるアビーに全く触れなかった公式のインタビュー。
ラストオブアス2を絶賛する人たちは、これらのことに一切、触れることなく、完璧だの、超一級品だのと讃えていますが‥。
感想は人それぞれなので、これ以上の批判を申し上げる気はありません。さようなら、ノーティードッグ。そしてラストオブアス。
原因は2つ。1つは、エリーがエリーらしく感じられないこと。
今作のように人を殺すことに深く悩む人間性であるなら、前作のエリーは何だったのか。成長したから性格が変わったとしても無理がある。前作でもアビーと同じような感情を持つ敵と対峙したはず。なぜ今作で、こうも性格が変わるのか。
もう1つの原因は、プレイヤー側に問題提起をするような演出をしているのに、ストーリーに大きな分岐がないこと。
そもそも、基本が一本道のストーリーを進めてキャラクターを操作してるだけなのに、大して罪悪感なんて感じるわけないんですよ。それなのに、敵が悲痛な悲鳴を上げ、犬は苦しそうにうめき、人物の表情で罪悪感をあおっている感じが本当にバカバカしい。
「暴力の連鎖」も何も、そうなるように作ってるだけじゃんと思えて、途中から冷めてきました。
別にそういうテーマが悪いわけではありません。ストーリーに干渉できないのに、結果と責任だけ突きつけられているように感じるところがつまらないだけ。
発売前のPVではエリーとジョエルの映像をひたすら流していたのに実際の内容は「これ」ですか‥。
エリーとジョエルが共闘するかのような嘘のPV、前作のエリーとの人間性の矛盾、ストーリーの約半分を占めるアビーに全く触れなかった公式のインタビュー。
ラストオブアス2を絶賛する人たちは、これらのことに一切、触れることなく、完璧だの、超一級品だのと讃えていますが‥。
感想は人それぞれなので、これ以上の批判を申し上げる気はありません。さようなら、ノーティードッグ。そしてラストオブアス。
2020年6月19日に日本でレビュー済み
機種・種類: 1) 通常版エディション: 1) 通常版
序盤でマリファナを吸ってラリった少女同士がベロチューして、片方が押し倒すまでを生々しく強制的に見せられます。
描写が過激で私は見たく無いと思いました。子供に見せたく無いと思いました。
さらには行為後のピロー トークまであるよ。何だこのゲーム。超序盤で何の感情移入もしていないキャラの、
イチャイチャ トークなんか知らんよ。日本人ゲーマーの感性には合わない。
描写が過激で私は見たく無いと思いました。子供に見せたく無いと思いました。
さらには行為後のピロー トークまであるよ。何だこのゲーム。超序盤で何の感情移入もしていないキャラの、
イチャイチャ トークなんか知らんよ。日本人ゲーマーの感性には合わない。
2020年6月23日に日本でレビュー済み
機種・種類: 1) 通常版エディション: 1) 通常版Amazonで購入
ストーリーで賛否両論のようですが、ゲームとしてはやはり最先端のAAAゲームなのでゲーマーならやる価値はあります。
自分はラスアスで1番好きな要素が緑の生い茂った廃墟やポストアポカリプス的都市を探索する楽しみだったのですが、そこが前作からかなりパワーアップしていて良いです。
オープンワールドではないのですが、1のような完全にリニアな一本道でもなく、セクション事に分かれた箱庭がいくつも連なっているような作りで、次のセクションへ向かうルートも一つではなかったりします。
ただセクション毎の移動はほぼ一方通行で、高い場所から低い場所へ飛び降りたりして前の箱庭に戻ることは出来なくなるので、何かとり逃したものがあるのではないか?と不安になりウロウロ迷走プレイに走ってしまいがちという難点もあります。
探索は程々に、取り逃がしなどはあまり気にせずプレイする方が精神衛生上良く自由に探索してる感覚を楽しめるかと思います。アクションパートについては、出来るアクションがかなり増えていてジャンプや匍匐が出来る様になっています。
銃撃戦のプレイ感は前作に近い感じなのですが、自ら資源を集めて行う武器のカスタムがかなり面白くなっています。
また、聞き耳を立てて敵の場所を感知したり、匍匐で草むらの中を這いずりそのままトラックの下に入り息を潜めたり、ステルス関連のアクションや隠れられるオブジェの多様さは現状最強のステルスゲームといっても過言でもないと思います。
またキャラクターのモーションや環境に応じたリアクションが類を見ないレベルで細かく作り分けられていて、エリーが敵の攻撃を咄嗟に回避する緊急回避のアクションだけでも屈んだり後ろに仰け反ったりとかなりのパターンが用意されていて関心します。
話題になっていた暴力、殺人描写について書かせて貰うと、これまで、ゲームの中の暴力や殺人描写というのはプレイヤーの競争心や恐怖感、スリルを煽ったり優越感を与えるためのものであったと思うのですが、
ラストオブアス2においての暴力の描き方はそれらとは一線を画していて、爽快感や達成感とは別に、生理的な嫌悪感や罪悪感と言った感情が沸く作りになっています。
人の死に方がリアルで残酷で、敵を倒すと同胞の死に直面した敵の仲間が動揺したり嘆き悲しむような反応まで用意されている場面もあり、達成感よりも「また1人を死なせてしまった」と少し罪悪感を感じる程です。
これは開発陣がそういった極端にリアルな、スナッフフィルムじみた残酷な殺人描写を娯楽として好む悪趣味な連中であるためというよりかは、ゲームの中での暴力を究極にリアルに描く事で、それらに対して何かを感じさせ、暴力や道徳的な善悪のような事柄について考えさせようとしているようです。
その試みを肯定的に捉えられるか、単に不愉快に感じてしまうかでもこのゲームに対する評価は変わるのではないかと思いました。
そもそも根源的に、爽快感や達成感を得たいからゲームをするのであって、嫌な気分になるならゲームをやる意味がないじゃない、と感じる人もいると思うし、自分もプレイ中そう思うこともありました。
ただ現実世界がこれだけ差別や無意味な暴力に満ちた世界である以上、安易にハッピーなゲームは作れないと、現実から逃避するのではなく、現実と向き合わされるゲームなのではないかと思います。
以下、ストーリーについてのレビューです。エリーが今作で旅立つキッカケとなる最序盤の出来事についても書いているので、事前情報を何も入れずにプレイしたい方は読まないようにしてください。
色々言われてるストーリーですが、自分としてはそれなりに納得できるシナリオでした。
ジョエルが殆どプロローグ的な最序盤で召されることについてですが、これはラストオブアスの続編である以上、必然的な流れではないかと思います。
自分は前作のファンなのでもちろん一番感情移入していたのはジョエルで、前作の最後の病院でのジョエルの行動が間違っているとも決して思いませんが、ジョエルが前作のラストでエリーを救ったのはエリーのためではなく、自分の娘(的な存在)を二度も失う事に耐えられなかったからで、言ってしまえばエゴだと思うのです。
1のラストの「私はまだ待ってるの」というセリフからも、エリーは自分の免疫に人生の大義を求めていて、例えワクチンの精製に自らの命を捧げる必要があると知ったとしても抗体の摘出を望んだであろうということは容易に想像できますし、
エリーの命を救うためとはいえ、エリーと気心の知れていたマーリーンや、エリーを連れていくために犠牲になったテスや病院にいたファイアフライの医療班等、色々な人の思いや希望をジョエルが愛が故のエゴで踏みにじってしまったのも事実でした。
逆に、ジョエルとエリーがジャクソンで幸せに暮らして終わるというのも、それはそれでなにか違うというか、どんな形であれジョエルが前作での行いにケジメをつけたり何らかのしっぺ返しがあるのも作品として必然的な流れであったのだと思います。
死ぬにしてもRDR2のアーサーのように、もう少しドラマチックにかっこよく逝ってほしかったなぁという気持ちも最初はありましたが、プレイしているうちに因縁めいた物が原因の突然で無常な死であることに意義があったのだなと段々思うようになりました。
エリーは旅の道中の随所であの時ジョエルとこう接していれば・・・と後悔をするような描写があるのですが、それはその日の晩にも一緒に映画を見る約束をしていたジョエルが唐突に殺されたからこそ抱く感情で、その心情をリアルに描くことに大きな価値があるのだと思いました。
現実でも、人の死というのは大抵の場合は唐突でドラマチックでもないですし、突然で無常だからこそ取り返しのつかない思いをして、あの時こうしていれば・・・もっと優しい言葉をかけていれば・・・等と後悔する物なのだとおもいます。
ジョエルの描き方も、死に方こそ残酷でしたが、死後ジャクソンのジョエルの家に行くと沢山の花束がおかれていて、町のみんなから頼りにされていたのがわかったり、エリーの回想シーンではジョエルの優しくてカッコいい所が沢山見れるので、決して悪く描かれているとは感じませんでした。
娘を失って一度は人の心を失い、略奪団としてトミーと色々ヤバい事をしていた過去もあるジョエルでしたが、エリーと出会うことで救われ、また他者に優しくできる暖かい人になれていたのだなということがわかります。
お互いに誰よりも大切に思っているものの、決して許せない事もある拗れた親子関係のようなものが、ジョエルの突然の死によって無常にも壊れてしまい、その喪失感や後悔にどう折り合いをつけ生きていくのか?というのが一番の核となるテーマだったのだと解釈すればエリーの前作とは別人のような粗暴さやラストの展開にも納得しやすいと思います。
またメタ的な話をすると、ジョエルの死はエリーが旅立つキッカケにもなっていて、ジョエルが何故殺されたのか、アビー達はどういった連中なのかを旅を通して紐解いていくミステリ的要素をストーリーに与えています。
実は、2019年の9月にノーティドッグが公開したトレイラー映像では、本編でジェシーがエリーの口を塞いで「俺だよ」と現れるシーンで登場する人物はジェシーではなくジョエルで、「お前ひとりで行かせるはずないだろ」と粋なセリフをジョエルが言います。
今作のプロットはエリーの復讐がテーマだという事は当初から発表されていたので、おそらく去年の9月から発売までの数か月の間に脚本の変更があり、本来であればエリーが復讐の旅に出るキッカケはジョエルではなく親しい誰か(ディーナ等)の死やジャクソンでの平和な暮らしを悪意によって破壊されるような出来事で、ジョエルは先走ろうとするエリーの復讐に同行するというシナリオだったのではないかと推測できます。
そちらのほうが前作ファンには喜ばれるシナリオだったのでは?とも思うのですが、やはりポッと出の新キャラが殺されるよりも、前作ファンにとって最も馴染み深いキャラクターであるジョエルが初めに殺される方がインパクトが大きく、復讐心に燃えるエリーにも感情移入しやすいという理由から急遽プロットを変更したのでしょう。
前作の主人公であるジョエルが序盤で突然死ぬことで、いつだれが死ぬか分からないという緊張感を作品全体に与える事も脚本的な狙いだったのではないかと思います。
これは二時間で見終わる映画ではなく、クリアまで20時間以上遊ぶゲームなので、ストーリーとしてはこの先どうなっちゃうんだろう?と思わせる事がやはり一番重要で、そのために色々試行錯誤して出来上がったシナリオなのだと思います。
今回の作品はエリーがかっこいいですし、人が死ぬことの無常さを限りなくリアルに描くというテーマにも価値があったと思うので、自分は言われてるほど悪い脚本だとは思いませんでしたし、最後までエリーの旅を見届けることが出来てよかったです。
自分はラスアスで1番好きな要素が緑の生い茂った廃墟やポストアポカリプス的都市を探索する楽しみだったのですが、そこが前作からかなりパワーアップしていて良いです。
オープンワールドではないのですが、1のような完全にリニアな一本道でもなく、セクション事に分かれた箱庭がいくつも連なっているような作りで、次のセクションへ向かうルートも一つではなかったりします。
ただセクション毎の移動はほぼ一方通行で、高い場所から低い場所へ飛び降りたりして前の箱庭に戻ることは出来なくなるので、何かとり逃したものがあるのではないか?と不安になりウロウロ迷走プレイに走ってしまいがちという難点もあります。
探索は程々に、取り逃がしなどはあまり気にせずプレイする方が精神衛生上良く自由に探索してる感覚を楽しめるかと思います。アクションパートについては、出来るアクションがかなり増えていてジャンプや匍匐が出来る様になっています。
銃撃戦のプレイ感は前作に近い感じなのですが、自ら資源を集めて行う武器のカスタムがかなり面白くなっています。
また、聞き耳を立てて敵の場所を感知したり、匍匐で草むらの中を這いずりそのままトラックの下に入り息を潜めたり、ステルス関連のアクションや隠れられるオブジェの多様さは現状最強のステルスゲームといっても過言でもないと思います。
またキャラクターのモーションや環境に応じたリアクションが類を見ないレベルで細かく作り分けられていて、エリーが敵の攻撃を咄嗟に回避する緊急回避のアクションだけでも屈んだり後ろに仰け反ったりとかなりのパターンが用意されていて関心します。
話題になっていた暴力、殺人描写について書かせて貰うと、これまで、ゲームの中の暴力や殺人描写というのはプレイヤーの競争心や恐怖感、スリルを煽ったり優越感を与えるためのものであったと思うのですが、
ラストオブアス2においての暴力の描き方はそれらとは一線を画していて、爽快感や達成感とは別に、生理的な嫌悪感や罪悪感と言った感情が沸く作りになっています。
人の死に方がリアルで残酷で、敵を倒すと同胞の死に直面した敵の仲間が動揺したり嘆き悲しむような反応まで用意されている場面もあり、達成感よりも「また1人を死なせてしまった」と少し罪悪感を感じる程です。
これは開発陣がそういった極端にリアルな、スナッフフィルムじみた残酷な殺人描写を娯楽として好む悪趣味な連中であるためというよりかは、ゲームの中での暴力を究極にリアルに描く事で、それらに対して何かを感じさせ、暴力や道徳的な善悪のような事柄について考えさせようとしているようです。
その試みを肯定的に捉えられるか、単に不愉快に感じてしまうかでもこのゲームに対する評価は変わるのではないかと思いました。
そもそも根源的に、爽快感や達成感を得たいからゲームをするのであって、嫌な気分になるならゲームをやる意味がないじゃない、と感じる人もいると思うし、自分もプレイ中そう思うこともありました。
ただ現実世界がこれだけ差別や無意味な暴力に満ちた世界である以上、安易にハッピーなゲームは作れないと、現実から逃避するのではなく、現実と向き合わされるゲームなのではないかと思います。
以下、ストーリーについてのレビューです。エリーが今作で旅立つキッカケとなる最序盤の出来事についても書いているので、事前情報を何も入れずにプレイしたい方は読まないようにしてください。
色々言われてるストーリーですが、自分としてはそれなりに納得できるシナリオでした。
ジョエルが殆どプロローグ的な最序盤で召されることについてですが、これはラストオブアスの続編である以上、必然的な流れではないかと思います。
自分は前作のファンなのでもちろん一番感情移入していたのはジョエルで、前作の最後の病院でのジョエルの行動が間違っているとも決して思いませんが、ジョエルが前作のラストでエリーを救ったのはエリーのためではなく、自分の娘(的な存在)を二度も失う事に耐えられなかったからで、言ってしまえばエゴだと思うのです。
1のラストの「私はまだ待ってるの」というセリフからも、エリーは自分の免疫に人生の大義を求めていて、例えワクチンの精製に自らの命を捧げる必要があると知ったとしても抗体の摘出を望んだであろうということは容易に想像できますし、
エリーの命を救うためとはいえ、エリーと気心の知れていたマーリーンや、エリーを連れていくために犠牲になったテスや病院にいたファイアフライの医療班等、色々な人の思いや希望をジョエルが愛が故のエゴで踏みにじってしまったのも事実でした。
逆に、ジョエルとエリーがジャクソンで幸せに暮らして終わるというのも、それはそれでなにか違うというか、どんな形であれジョエルが前作での行いにケジメをつけたり何らかのしっぺ返しがあるのも作品として必然的な流れであったのだと思います。
死ぬにしてもRDR2のアーサーのように、もう少しドラマチックにかっこよく逝ってほしかったなぁという気持ちも最初はありましたが、プレイしているうちに因縁めいた物が原因の突然で無常な死であることに意義があったのだなと段々思うようになりました。
エリーは旅の道中の随所であの時ジョエルとこう接していれば・・・と後悔をするような描写があるのですが、それはその日の晩にも一緒に映画を見る約束をしていたジョエルが唐突に殺されたからこそ抱く感情で、その心情をリアルに描くことに大きな価値があるのだと思いました。
現実でも、人の死というのは大抵の場合は唐突でドラマチックでもないですし、突然で無常だからこそ取り返しのつかない思いをして、あの時こうしていれば・・・もっと優しい言葉をかけていれば・・・等と後悔する物なのだとおもいます。
ジョエルの描き方も、死に方こそ残酷でしたが、死後ジャクソンのジョエルの家に行くと沢山の花束がおかれていて、町のみんなから頼りにされていたのがわかったり、エリーの回想シーンではジョエルの優しくてカッコいい所が沢山見れるので、決して悪く描かれているとは感じませんでした。
娘を失って一度は人の心を失い、略奪団としてトミーと色々ヤバい事をしていた過去もあるジョエルでしたが、エリーと出会うことで救われ、また他者に優しくできる暖かい人になれていたのだなということがわかります。
お互いに誰よりも大切に思っているものの、決して許せない事もある拗れた親子関係のようなものが、ジョエルの突然の死によって無常にも壊れてしまい、その喪失感や後悔にどう折り合いをつけ生きていくのか?というのが一番の核となるテーマだったのだと解釈すればエリーの前作とは別人のような粗暴さやラストの展開にも納得しやすいと思います。
またメタ的な話をすると、ジョエルの死はエリーが旅立つキッカケにもなっていて、ジョエルが何故殺されたのか、アビー達はどういった連中なのかを旅を通して紐解いていくミステリ的要素をストーリーに与えています。
実は、2019年の9月にノーティドッグが公開したトレイラー映像では、本編でジェシーがエリーの口を塞いで「俺だよ」と現れるシーンで登場する人物はジェシーではなくジョエルで、「お前ひとりで行かせるはずないだろ」と粋なセリフをジョエルが言います。
今作のプロットはエリーの復讐がテーマだという事は当初から発表されていたので、おそらく去年の9月から発売までの数か月の間に脚本の変更があり、本来であればエリーが復讐の旅に出るキッカケはジョエルではなく親しい誰か(ディーナ等)の死やジャクソンでの平和な暮らしを悪意によって破壊されるような出来事で、ジョエルは先走ろうとするエリーの復讐に同行するというシナリオだったのではないかと推測できます。
そちらのほうが前作ファンには喜ばれるシナリオだったのでは?とも思うのですが、やはりポッと出の新キャラが殺されるよりも、前作ファンにとって最も馴染み深いキャラクターであるジョエルが初めに殺される方がインパクトが大きく、復讐心に燃えるエリーにも感情移入しやすいという理由から急遽プロットを変更したのでしょう。
前作の主人公であるジョエルが序盤で突然死ぬことで、いつだれが死ぬか分からないという緊張感を作品全体に与える事も脚本的な狙いだったのではないかと思います。
これは二時間で見終わる映画ではなく、クリアまで20時間以上遊ぶゲームなので、ストーリーとしてはこの先どうなっちゃうんだろう?と思わせる事がやはり一番重要で、そのために色々試行錯誤して出来上がったシナリオなのだと思います。
今回の作品はエリーがかっこいいですし、人が死ぬことの無常さを限りなくリアルに描くというテーマにも価値があったと思うので、自分は言われてるほど悪い脚本だとは思いませんでしたし、最後までエリーの旅を見届けることが出来てよかったです。
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