【Amazon.co.jp限定】鈴木家の嘘(非売品プレス付) [Blu-ray]
フォーマット | 色 |
コントリビュータ | 大森南朋, 加瀬亮, 原日出子, 野尻克己, 岸部一徳, 木竜麻生, 岸本加世子 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 13 分 |
商品の説明
Amazon.co.jp限定特典非売品プレス付き!
ある日突然、兄が死んだ。母にはまだ本当のことは言えないけれど。
毎日映画コンクール脚本賞ほか数々の映画賞にて高い評価を得た野尻監督待望のデビュー作をBlu-ray化。
【作品内容】
母の笑顔を守るべく奮闘する父と娘の姿をユーモラスに描きつつ、悲しみと悔しみを抱えながら再生しようともがく家族の姿を丁寧に紡ぎ、
数々の映画祭で主要部門を受賞した感動作。監督、脚本は橋口亮輔、石井裕也、大森立嗣などの数多くの作品で助監督を務め、本作が劇場映画初監督作となる野尻克己。
父・幸男役を岸部一徳、母・悠子役を原日出子、長男・浩一役を加瀬亮、長女・富美役を木竜麻生がそれぞれ演じるほか、岸本加世子や大森南朋らが出演。
2018年11月16日(金)新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー作品
【特典映像】
特典映像(82分収録)とオーディオコメンタリーを収録!
●メーキング特番:『鈴木家の嘘』ができるまで
●主題歌:「点と線」(明星/Akeboshi)MV
●劇中CMフルバージョン
●公開時の記録:『鈴木家の嘘』ができたあと
●撮りおろしオーディオコメンタリ―
●予告編集
【作品ポイント】
★2018年11月16日~新宿ピカデリー・銀座シネスイッチほか全国約80館にて公開され大ヒット!
★数々の映画賞を席捲!
☆第31回 東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門 作品賞
東京ジェムストーン賞(木竜麻生)
☆第23回 新藤兼人賞 2018年度 金賞 (野尻克己)
☆第40回 ヨコハマ映画祭 森田芳光メモリアル 新人監督賞(野尻克己)
最優秀新人賞(木竜麻生)・日本映画ベストテン 第9位
☆第33回 高崎映画祭 最優秀主演女優賞(原日出子)
最優秀新進女優賞(木竜麻生)・新進監督グランプリ(野尻克己)
☆第73回 毎日映画コンクール 脚本賞(野尻克己)
☆おおさかシネマフェスティバル2019 新人監督賞(野尻克己)
新人女優賞(木竜麻生)
☆第92回 キネマ旬報ベスト・テン
日本映画ベスト・テン 第6位
読者ベスト・テン 第10位
新人女優賞(木竜麻生)
☆2018年度 全国映連賞 女優賞 木竜麻生
☆第21回ウーディネ・ファーイースト映画祭(イタリア)コンペティション部門正式出品
【あらすじ】
あまりにも突然に訪れた鈴木家の長男・浩一の死。
ショックのあまり記憶を失った母のため、遺された父と長女は一世一代の嘘をつく。
ひきこもりだった浩一は、扉を開けて家を離れ、世界に飛び出したのだと―。
【キャスト】
岸部一徳 原日出子 木竜麻生 加瀬亮 岸本加世子 大森南朋
【スタッフ】
監督・脚本:野尻克己
撮影:中尾正人
照明:秋山恵二郎
録音:小川武
美術:渡辺大智/塚根潤
編集:早野亮
音楽・主題歌「点と線」:明星/Akeboshi(RoofTop Owl)
配給:松竹ブロードキャスティング/ビターズ・エンド
【Blu-ray仕様】
2018年/日本/カラー/本編133分+映像特典(収録分数未定)/16:9LBビスタサイズ/片面2層/音声:【本編】リニアPCM5.1ch/字幕:なし/1枚組
仕様は変更となる場合がございます。
(C)松竹ブロードキャスティング
発売元:TCエンタテインメント
販売元:TCエンタテインメント
カスタマーレビュー

上位レビュー、対象国: 日本
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お兄ちゃんはお母さんの入院費稼がなきゃって働いてるの!!
の場面。思いがけず涙があふれてとまらなかった。
息子が中学から自傷行為をはじめ、高校になり気づいた時には薬物依存症。自傷も腕はザクザク。舌は真っ二つ。薬物依存症は市販薬にネットで仕入れる処方薬。勿論、もうまともではない。日々、姿は私の大切な子供なのにまるで違う人格になっていく。壊れていく。その日によって別人のよう。それを見ることしかできない。
病院に連れていくのは、こういうことを知らない人が思うほど容易じゃない。
浩一が車から飛び降り逃げ叫び錯乱。あれは大袈裟じゃない。
俺は病院なんかじゃない!!
私の息子は
僕はキチガイなんかじゃない!!
そう言いました。
全てが重なります。
きっと浩一は我にかえったあとに父親に暴力をふるったことを悔やみ自己を責めている。いろいろな場面が重なる。
地獄です。絶望です。
でも、だからといってこの浩一みたいになったら、、、
怖かった。
私にとっては重い映画だった。
妹が参加していた会での告白。演技が下手すぎて残念だった。
この映画は岸部一徳がいなかったら終わりだった。
内容がかなり重いのでそれを演じきれる役者が岸部だけなのが惜しかった。
この映画を見ていると当時の感情が蘇ってきました。
どうしてこの人は亡くなってしまったのか、残された遺族はその答えを探そうとします。
私もそうでした。ラストシーンでは家族でイブさんの元へ向かいましたが、結局お兄さんが亡くなった理由はわからないのだと思います。でも私はそれでいいと思いました。そうやって、残された遺族はいくら探しても答えは見つからないということを受け入れていくしかないのだと思います。
必ずしも自死に対して前向きになれる映画というわけではないですが、自死について考えるきっかけや残された遺族がどのようになるのかを知るきっかけになる映画だと感じました。誰かの死は、その人の家族にとっては非常に大きな出来事であり、家族の方は人生の歯車が狂ってしまったように感じると思います。しかしながら、一歩家の外に出ると、何事もなかったかのように時間は過ぎ、会社や学校の人々は生活しています。そのギャップは、残された遺族にとっては非常に辛いものです。だからこそ、この映画が残された遺族の気持ちを知るきっかけになればと思いました。
母親はショックのあまり、発見当初錯乱状態に陥り、あやうく命を落としかけたほどだった。
長男の自殺については複合的な要素が重なり合っていて、直接引き金となった原因をこの作品の中では知ることができない。
かつて、妹が頑なにひきこもる兄に対して、「生きている意味がないなら、死ねばいい!」と思わず口走ってしまったことから、自責の念に駆られ自ら命を絶とうとしたシーンに恐ろしさを感じた。
長男が日記とか遺書めいたものをせめて残してくれていたなら(母親に兄はアルゼンチンで働いているという嘘も含めて)、ここまで家族が苦しむことはなかったかもしれない。
それにしても、母親が長男の着ていた洋服を抱きしめながら嗚咽にむせぶ姿は迫力があった。
物語が重くなりそうなテーマではあったが、大森南朋のトボケた味と、岸本加世子の熱演がこの作品の救いとなっていたと思います。
残された者の気持ちを考えた時、人は一人では生きていないということをハッキリと感じさせられた作品でした。
序盤から自殺や引きこもりは本人のせい、本人の責任などというセリフがありますが。さんざん自殺した本人を苦しめてきた社会や世間、家族から死んでからも責め続けられる。そんな世界で生きるの自体が地獄なのだから自殺しても仕方ないと思う。恵まれている人間ほど自殺はダメだとか本人の責任だとか糞みたいなきれいごとばかりを並べるが、実際は世間や社会の眼が本人を殺していることに気づけ。大勢の圧力による殺人、人殺しとなんら変わらん。
主人公の女の子もほんとに糞。嘘つくの決めて耐えられなくなってばらすのはまだ分かるが、結婚式の場で突然言い出したり、遺族の回で発狂したり身勝手極まりない最低な人間だと思った。そのくせ兄の事は恥だとかさんざん悪く言ったり責めたりしていて、正直お前も殺人に加担したのと変わらんだろ、被害者ぶんなよとしか思えなかった。
生きてる間に何もせず責めたり馬鹿にしたり腫れ物のような扱いをしていたくせに、亡くなってから自分のせいだとか言って被害者ぶるのが糞過ぎて腹立たしい。自分のせいだって言っておけば周りがそんなことないよって言ってくれることが分かっていて言っているメンヘラのようにしか思えない。悲劇のヒロインブルの辞めろ、気持ち悪いから。
最後のエセイタコのシーンとか痛くて痛くて見てられんぐらい寒かった。霊能力者を謳う商売とかリアル世界でもホント詐欺師でしか無いからさっさと規制してくれ。遺族や弱っている人騙して金取るとか悪質で人間の屑だから。
登場人物が少ない割に、インパクトのあるキャラが多く
登場し、心の整頓が追い付かないw
やはり最も暖かくコミカルで楽しかったのは、不器用な博のひたむきな優しさ。
実は中心人物なのかもしれないw アルゼンチン?エビ?など、謎の設定も
楽しく愉快。親族にこういう破天荒で明るいキャラが一人居れば・・
色々と助かるだろうなっと、考えさせられてしまう。
岸本加世子のヨゴレキャラぶりも強烈にハマっている、良い人出てきたなっと
素晴らしいキャスティング。
ドコにでもありそうな、一般家庭を描くには、原日出子は美し過ぎるかなっと、
かなり目立っている。ずっと見惚れてしまう、素敵な熟女。
長年の苦労と苦悩を濃く演じており、凄まじい存在感。色気も凄い・・
そして、どんな場面にでも適合してしまう、さり気ない透明感「岸部一徳」
優しく、寂しいお父さんぶりも感動を誘う。繊細な役柄を見事な体現ぶり、、
息子の足跡を辿る、、一途な必死さというモノが心に刺さります。
彼以外、適合しそうな人物が思い当たらないw
新体操はガチですね、、皆さん美しい。
優しいウソ、、というのはよくあるテーマですが、悲壮過ぎず、適度にコミカルで
楽しく見れました。やや長編ですが、疲れを感じず一気に見終わりました。
家族のあり方を様々な角度から考えさせられる。
再度見たい素敵な映画。