ページを捲ってお、カラーだ!海来たんか〜!と思ったらいきなりのスーパーミーナ登場でした。
展開はやっ…もしかして3巻とか4巻で終わっちゃう感じ?もっと長く続けてくれ〜という気になってしまう2巻です。
1巻はほぼタクマとミーナちゃん、そしてタクマの妹のアカリにフォーカスされていましたが、今巻は少し世界観も描写されます。
作者はここまであまり世界観を描いていませんが、タクマ達はかなり成熟した社会に暮らしているようですね。
世界最高齢(240歳!)のおじいさんに24歳の奥さん(もしかしてロボット?)がいたり、ロボットとの結婚が流行っている国があったり…。
スーパーミーナのようなロボットが市販されるくらいですから科学や医療、そして文化のレベルは私達の世界より遥かに高度なようです。
今巻ではそんなスーパーミーナとミーナちゃんの対比がよく描かれています。
1巻を読んだ人のいくらかが抱く、「とはいえお金があったらスーパーミーナ一択じゃないの」といったハイスペ厨の価値観をぶち壊してくる作者の力量には脱帽でした。
スーパーミーナももちろん高性能で魅力的なロボットなんですが、機能が制限されているミーナちゃんのいじらしさが強調されるというか…。
今巻には他にもう1体別のロボット(同じメーカー製)が出てくるのですが、パートナーを守ろうとして思わずタクマに対して手が出てしまう等、総じてこのメーカー製のロボットは予期せぬ動きをしてしまうようです。
開発者からはマッドな匂いがプンプンしますね。
大丈夫?人間のゴーストをコピーしたりしてません?
某少佐が事件を解決するような展開にはならなそうですが、新キャラがどんどん出てくる第2巻、1巻を楽しめた人には間違いなく楽しめると思います。
ぜひ読んでください!
ちなみにアカリが欲望に正直すぎてドン引いた人絶対たくさんいるよね…?
- 本商品を2020/12/28(月)00:00から2021/02/01(月) 23:59までにご購入いただくと、「描き下ろしイラストデータ配信」の特典が受けられます。商品出荷時に、ダウンロードURLをメールにてお知らせします。ダウンロードURLをお届けするためにメールが送信されますので、ご了承の上ご購入ください。特典のダウンロード期限は2021/03/31(水)23:59となります。 販売元: Amazon.co.jp。 詳細はこちら (細則もこちらからご覧いただけます)