iOSとアンドロイドで戦闘パート(シミュレーションゲーム)を除く全編が無料配信され、更に二人の白皇がアニメ化決定とのことで久々に見返していました。
アニメでは市井の生活や景色等どうしてもゲームでは見ることが出来ない面が描かれるのでそこは良くもあります。
ですが、あまりにもキャラの崩壊やストーリーの変更が多すぎる。
個人的に一番酷かったのがルルティエという鳥に乗った女の子です。
原作でも腐女子のような一面は見られましたが、何かに付けてBLにしたがったりということはありません。
むしろそういう話がないところでは心が優しく家庭的な女の子のはずなのですが、アニメでは完全腐女子。
オシュトルとハクが茶番の延長線上とはいえ真剣に戦っているところで、「二人の殿方が本気で…!」と目を輝かせます。原作のルルティエなら傷つく二人を心配しながらも見守っているだろう、と察せられる場面です。
どうやら監督の元永さんは原作を知らないでアニメを作ったのだとか。続編では交代されていることを望みます。
アニメを見るくらいならスマホで無料配信されているうたわれるもの3部作、戦闘を含めて全て楽しみたい人はPS4・Vitaで発売されているうたわれるもの三部作を遊んだほうが有意義な時間を過ごせると思います。
【Amazon.co.jp限定】うたわれるもの 偽りの仮面 Complete Blu-ray BOX 初回限定版(A5キャラファイングラフ付き)
形式: Blu-ray
「予約商品の価格保証」対象商品。 詳細
ジャンル | アニメ |
フォーマット | 限定版 |
コントリビュータ | アニメ |
言語 | 日本語 |
ディスク枚数 | 6 |
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商品の説明
※こちらの商品は【Amazon.co.jp限定】A5キャラファイングラフ付きの商品です。
▼仕様:原作・甘露樹描き下ろし三方背ケース
▼収録内容:
・本編1~25話
・前期ノンクレジットオープニング
・前期ノンクレジットエンディング
・後期ノンクレジットオープニング
・後期ノンクレジットエンディング
・PV/CM集
登録情報
- 言語 : 日本語
- 梱包サイズ : 30 x 20 x 10 cm; 1.5 kg
- メディア形式 : 限定版
- 時間 : 600 分
- 発売日 : 2022/6/29
- 販売元 : キングレコード
- ASIN : B09WTXSS79
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 6
- Amazon 売れ筋ランキング: - 3,064位DVD (の売れ筋ランキングを見るDVD)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
5つ星のうち2.7
星5つ中の2.7
22 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年10月19日に日本でレビュー済み
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18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2020年9月7日に日本でレビュー済み
登場人物全員が原作より幾回りも頭が悪くなっています。
前作は原作より細かいところに肉付けする形で改変されていたので好評でした。
今回と真逆ですね。
この改悪の中でも自分が一番ダメだとおもったのは、主人公ハクです。
本来ハクは最初からたとえ弱くてもオシュトル以上に頭の回転が早く機転のきく人間な
はずですが、このアニメではいきあたりばったり無茶振りのただの弱い人間です。
そんな主人公が今後強敵たちと対峙すると、急に強くならざるを得ないため違和感が半端
なくなるでしょう。
他にも割と今後の鍵となる場面に改悪を施してしまっているため、たとえ次回作で修正を
図っても今作のシーンが蘇って感動とか、なりそうにないのが致命的です。
ぶっちゃけこのままの続編はいらないかと思います。
あ、曲と作画だけはよかったです。ハイ。
前作は原作より細かいところに肉付けする形で改変されていたので好評でした。
今回と真逆ですね。
この改悪の中でも自分が一番ダメだとおもったのは、主人公ハクです。
本来ハクは最初からたとえ弱くてもオシュトル以上に頭の回転が早く機転のきく人間な
はずですが、このアニメではいきあたりばったり無茶振りのただの弱い人間です。
そんな主人公が今後強敵たちと対峙すると、急に強くならざるを得ないため違和感が半端
なくなるでしょう。
他にも割と今後の鍵となる場面に改悪を施してしまっているため、たとえ次回作で修正を
図っても今作のシーンが蘇って感動とか、なりそうにないのが致命的です。
ぶっちゃけこのままの続編はいらないかと思います。
あ、曲と作画だけはよかったです。ハイ。
2022年4月9日に日本でレビュー済み
BSでの再放送をきっかけに見たがこれはひどい。
良い点
・1期OP/ED
曲・映像共に数年ぶりの続編に恥じない出来。やはり敵味方の集合絵は否が応にも今後の展開への期待を高めるというもの。これだけは本当にプロの仕事。
今度のうたわれるものは数多の将軍を従える大国が出てきて、ある者とは戦い、ある者とは親交を結び、そして共存共栄の道へ収束するのだろうな、とワクワクしていた。
悪い点
・戦争編
単刀直入に言えば「前作主人公の娘が父の興した母国を侵略する軍に加わる話」
スパイとして動く為だとか自分や誰かが人質に取られた、或いは故国に巣食う奸臣を除くなどの特段の事情はなく、単に私情で。
初代を知ってる人は信じられないでしょうがあのハクオロとユズハの子供(クオン)が、です。頭おかしなるで。
ヤマト軍に与する理由「まともに戦えば必ずヤマトが負けて、アトゥイやルルティエたちも最悪戦死するから(その前に終わらせられるのは自分だけ)」うーんこの論外発想。
戦争延いては勝負ごとに絶対なんてものは無い。調略によりトゥスクルでの反乱や周辺国の寝返りが起きる、或いはアヴ・カムゥをも越えるチート兵器を極秘開発してない保証はどこにあるのか?
あのカルラとトウカがトゥスクルより何もかも上のヤマトの国力を危惧してた(6話)だろうが。ちゃんと聞いておるのか、養母たちの話を。(そもそも自身も同じ見解を示していた)
その後もでかいガブリアスみたいな怪獣になって敵味方関係なく殺戮する超常的な仮面の力を目にしたのだが。
劇中キャラとは到底思えない程に根拠のない自信に溢れており、クラウドに接続して脚本家の操り人形になってるようにしか見えない。サリーアンの極北。
なにはともあれ、仲良しさんたちが死なないのであればトゥスクルの末端の兵士が傷付こうが死のうが、その後ろにいるテオロやソポクたちのような民間人が不安と恐怖に駆られようが構わないと。
帝都では民草の声を聞いてドブ掃除してやるぐらいだったのに随分態度が違いますこと。自国の民の身命は鴻毛より軽いか?
同じ姫でも父の名代としてその本分を弁え参戦したアトゥイとルルティエを見習うべきである。特にルルティエは恐怖しても勇気を奮い人質を救ったってんのになんだ?こいつは?
これなら信頼されてるのをいいことにムネチカたちを騙し討ちしてヤマトの戦力を削ったり、炊事を手伝う合間に痺れ薬でも盛ってトゥスクル陣営に連れ去る方がよっぽどマシ。
もっと言えば同じ八方美人でも日和見を選べば板挟みにされた上での苦渋の決断だと好意的に見られる余地があった。
圧倒的ディフェンスで東軍もお家も守護った吉川広家に遠く及ばない。
周りも周りでクオンには本気で激高して然るべき暴挙なのだが、遊びと嘲って済ますなどノリが軽すぎる。
遊興感覚で戦を起こして命を弄んだニウェはどうなったのであったか。業を煮やした太祖ハクオロに何をされたのか。
特権を享受している皇女であるからこそ極刑に処さなければ示しが付かないだろう。
百歩譲っても身分剥奪の上国外追放に相当する大罪であり、前作までのトゥスクル陣営のキャラたちなら誰もが已む無しとそう厳格に処分した筈。
それがドストレートな利敵行為・売国行為を行ってもなあなあで済ませ(帰国しても普通に迎えるほど)、信賞必罰を蔑ろにする小物どもに改悪されて心底残念。
敵勢力でも裏切りを穏便に済ませたスカポンタンは居ないのでもうそれらと同レベルかそれ未満の腐敗国家である。
無関係の村を焼いて火に油を注いだとはいえ反逆は国を揺るがす重大事と捉えてはいたインカラとどちらが聡明なのやら。
行き倒れの身でありながら村のまとめ役になり、仲間たちと共に数多の危機を乗り越えついには国の長になったハクオロの子供が、
余命幾許もない病身を押してでも自身が生きた証を残そうとしたユズハの子供がこの無思慮・無神経とは酷すぎる。
想像し得る最悪の斜め下の展開。私事だが初めてやったノベルゲーが初代なだけに相当ショック。
前作や過去キャラの扱いを誤ってスベリ散らかす続編は少なくないが、登場人物たちの思想を踏み躙るのは度を越している。新キャラのかませにされる方が救いがあったというもの。
そして件のクオンが皇女である事は重臣たちしか知らないトップシークレットかと思ってたら一般兵たちにも知られてておったまげたのが俺なんだよね。
てっきり生まれで不自由な思いをさせたくないからと伏せられてたものだと理解していた。(期限付きの旅なのは単に周りが心配だから)
病で床に伏せがちだったユズハの分も世界を見て回りたい・見て回らせたい、そんなハートフルな設定がなされてるとばかり。
こんな重大な情報も掴めないヤマトの諜報網はいったいどうなってるのやら。ウィツァルネミテアの眠る国なんて最重要ポイントではないのか。
ところで、戦争を早期終結させるというクオンの意を汲んで主人公ハクが練った策は何かというと
『トゥスクル陣営の兵糧を焼失させる』
頭おかしなるで(2回目)
遠征軍の兵糧をロストさせるのは補給に手間取る関係上効果があるものの(事実トゥスクル軍はそれでヤマト軍を苦しめている)
防衛側のをそうしても包囲中か或いは国レベルで食糧不足に見舞われて無ければすぐ立て直せて効き目が薄いだろ。
三国志か何か知らんが参考元の文脈を読み取れず取り敢えず名案として引っ張って来たのが丸わかり。
何にしても作戦が成功したヤマト側は苦戦ムードから一転一矢報いたことで勢い付いて長期化するのではないのか。
緩兵の計よろしく油断を誘って倍返しにする下準備でもないのでほんと意味わからん。
ザフトの兵器だけ適当に無力化して連邦のはピース・メーカー隊さえスルーしてるクライン派みたいなものである。
この場面の様に現代知識を用いて周りからスゲーとヨイショされる作品は数多あろうが、これほどバカバカしいものはないだろう。悪事に加担してるだけやし。スゲーくだらん。
みんなを豊かにする為に持ち前の頭脳を活かしたハクオロとは雲泥の差。
トゥスクル侵攻の前に行われたウズールッシャとの戦いの意義とはなんだったのか。
・戦争は軽薄なハクでさえ沈鬱になるほどに惨憺
・ヤマト軍は桁違いに強い(特にヴライは苛烈極まる)
こういう描写をしたのなら流れで考えればトゥスクルを守護る決意をするだろうに、なんとその残虐なヴライが来る前に戦いを終わらせようって事になった。
あいつは許せないと義憤を燃やすどころか屈服する方向に行くんだよね。すごくない?他の奴による最低限の犠牲なら無辜の国の人間を殺めてもいいのかよ。
ゲーム主人公として見ても強敵にビビり倒して敵対はおろか存在自体忌避するとはいかがなものか。
負けイベントだったり逃げ切るのが勝利条件としているゲームはあるが、タカ派が怖いからハト派に他国を支配させようとする負け犬は前代未聞だろ。
しかしこんなんでも仲良しごっこと楽観論のクオンよりは考えてるように見えるから低レベルな話である。
そんなこんなで問題だらけのトゥスクル侵攻は結局ミカドがくたばって急遽中止の何とも締まらないオチ。素直にトゥスクル側で戦わせとけよこれならwwwwwwwwwwwww
しょぼい物資届けてしょうもない理屈捏ねてしょっぱい計略立てて仕舞いにゃおともだち見捨てて終わるとか信じられないくらいダサい。何しに来たんてめえら。
殿軍を引き受けたかもしれんが、このバ×でア×な連中の作戦に付き合って突出してなければムネチカは置き去りにされなかったのでは?このように友は助けられず、
「ヴライが来る前に妥協しろ」「自分の為にトゥスクルの民の血が流れるのはハクオロも望まないはず」と現実主義の観点から説き伏せに掛かる事もせず無能のキワミ、アッー。
こういう譲歩を求める説得をしていれば惨禍を目の当たりにした者として二度と繰り返させまいとする臆病者なりの意地を感じられたのだが。何しに来たんだほんとに。
顧客が期待した要件:ヤマトに攻められたトゥスクルに新キャラたちが駆け付け初代組と共闘して退ける
2の設定を見た人は、敢えて主語をでかくするが、みんなそれを望んでたと思われる。前作を踏まえればトゥスクル贔屓が100割とわかるだろ。
望まれてる事をやるだけで一定の評価は手堅く得られた筈の続編でどうトチ狂ったのかご覧の有り様だよ。
初代組が手こずっても無理からない仮面の力とかいう異能を生やしといて新旧協力プレイをしないのは意味不。
あくまで禁術込みであり素のスペックでは上回ってない→旧キャラたちの格は下がらない点は上手い設定ではあるのに。
なおトゥスクルに対策されてその力は使えないもよう。自分でやっといて扱いきれないから無効化?ダメ創作の典型。
根本的な話としてトゥスクルへの侵攻に至った理由はと言えば『遺跡(嘗ての研究施設)やハクオロの陵墓を調査する事で、タタリとなった人間を元に戻す為』(トゥスクルは立ち入り拒否)
同胞を憐れむ気持ち自体は良いにしても亜人からしたら知った事ではないだろう。元を辿れば人間が亜人に惨い仕打ちをした報いでそうなったのである。
斯様に分を弁えないミカドの様に上から目線でデコイだ何だと差別してくる輩が増えるだけなので、対ボロギギリB.O.W.のまま蘇らせないのがベストと証明してしまっている。
亜人たちがどこまで経緯を把握してるかは不明にしろ式は違えど解は合ってるとしか思えない。「だから滅びた」。終わり。
こんなレイシストに与する主人公たちってやばない?しかも亜人同士で争わせるとかどう見ても共通の敵・真の敵です本当にありがとうございました。
・ヤマト動乱編
おめおめと無様に逃げ帰った後の最終章は全く興味が持てなかった。ク×どもの内輪もめなんて犬も餓鬼も食わない。対消滅しとけよ。
同窓会は最高に待ち望めたトゥスクル侵攻の後に、それも不完全燃焼で雑に片された後では完全に出涸らし。色も香りも出ない。
冤罪で処刑されかかってるオシュトル救出でシリアスムード出されても呆れちゃうんすよね。善良なトゥスクルのみんなの命も真剣に考えてくれよなー頼むよー。
都が権力争いで血と屍の山河が築かれる地獄絵図と化すならざまあこけで話は別だったが。ということで特に書くことはありません。
まあ世紀末覇者志向のヴライはわかりやすくかっこいいと思いました。君主の器ではないアンジュに見切りをつけ世襲などなんのそので己が帝位に就こうとする情け無用のストロング・スタイルは美点である。
御意志ダカラー補佐スレバーと思考停止してる奴原なんかより哲学も主体性もあって明らか格が上。冤罪だと看破するも秩序が為にオシュトルを贄に捧げんとする知性・合理性、正々堂々決着を付けようとした気高さも兼ね備えており清涼感さえ覚える。
言うて冤罪で処刑しようとするのはアレだが脳筋に見えて政の観点から物事を捉えてるのは加点対象。悪役にしてはまともでしかないキャラに負ける「良識派」の皆さん・・・w
そんでミカドが唐突にくたばってしまった件や皇女毒殺未遂事件が尻切れトンボなのは続編商法を考慮してもどういう了見をしてるのか。
誰がやったのかも不明瞭なまま終わるって。突然打ち切られた海外ドラマかよ。
・キャラクター
女性キャラがどいつもこいつも幼い顔つき且つ年齢層も似たような感じで単調。モノトーン。学園ものの学生キャラでももっと年齢差や雰囲気で違いを出してバリエーションを豊富にしてるだろう。
ざっくり言っても初代はアルルゥ組~エルルゥ組~カルラ組と3層に分かれていたのでこちらは層の薄さが目に付く。
内面についても上で散々書いた通り舞台が惨憺たるものなのでどいつもこいつも好感が持てない。ク×アニメあるあるだが「もう滅びとけよこの世界」としか思えないのである。
強いて言うならミト(ミカド)が一番マシなキャラ。ク×そのものの差別主義者ではあるが家族含む人間たちを救おうとしてる点だけは評価出来る。
情熱思想理念も無い連中よりは悲願成就のために非道も辞さない芯のある奴の方が良い。断じて行えばアンチも之を一目置く。
そういう意味ではデコポンポやヴライもミカドの本性に忠実であるので敵キャラとしてはすこれる。他所を蛮族と蔑み命を軽んじるのがヤマトだ。その中で然も清廉ぶってる連中が一番うざってえ。
侵略者さん「死ぬのは兵士だけでいい」←こういう偽善者など虫唾が走る。大嫌いだと言ってもいい。
あたかも聖戦かのように侵攻の詔を告げたアンジュの元に塩漬けのムネチカが届けられるような、ガツンとキツイ描写があればスカッとするのだが。そんな気の利くライターならこんなドイヒーな作品になりませんね。
アンジュついでに言えば、戯れてのことであろうがオシュトルが自決しかける程に権限も責任も重大な立場である事を諭す話をやっといて、大義がわからん戦に兵を送り出す事に苦悩する描写が無いのはな。平和を祈る戦嫌いの安牌君子にしておけば一連の救出劇にも入り込めたのに。
端役だがエントゥアはまあまあ好きである。自国の民を食わせるためとはいえヤマト領から略奪してたウズールッシャ側なので
父を討たれても自業自得ではあるのだが、制裁を受けヘイトコントロールがなされただけ扱いが良いと言える。
それもこれもヤマトの苛政に追い詰められての事という悲しき過去でも設定し、そのような圧政の被害者たちを主人公が糾合して
大正義トゥスクルを盟主とする反ヤマト連合に加わり打倒する王道シナリオなら面白かったことだろう。
大国相手に戦うことこそ戦記物の醍醐味だろ。偽りの仮面は仲間集めと会盟までのストーリーで良かった。
主人公だから一応触れてやるがハクが良いと思ったのは第2話と第6話だけ。特に後者の回ではせっかくの家族との再会なのに肩肘を張ってるクオンの緊張を、己が醜態を曝すことで解いてやろうとする優しさが見えた。
兄は権力者で恩人は他国の人間なんて美味しいポジションなのに上記の点以外まるで魅力が感じられない。血縁に縛られず義によって助太刀するのがセオリーだろ。
こいつを劉備になぞらえる向きもあるが、正史ではヤクザライクというのは置いておいて、力不足とわかっていても弱きを助けようと懸命に励むのが一般的な劉備像ではないのか。
基本ゆるいギャグアニメである恋姫無双の桃香でさえ温和で戦向きでなかろうと有事には逃げずに戦うのだが。
さてこちらの劉備もどきはといえば、普段はだらしがなくいざという時でも大体不真面目な感じで緊張感をぶち壊してくれるので完全に邪魔。この作品を象徴するキャラと言える。
あと最後の最後でオシュトルの足を引っ張ったネコネは戦犯呼ばわりされてて可哀想に思えてくる。気持ち悪いハーレム空間に巻き込まれず一貫して兄大好きで健気なとこは俺は好きだで。良い子ちゃんぶってるク×゛キャラを消してくれてあんがとな。谢谢了。
・そのほか
同じアクアプラス×WHITE FOXのアニメでも前作は勿論ティアーズ・トゥ・ティアラの方が断然いい。全部向こうが勝ってる。
戦闘一つ取っても同じ剣使いでもアロウンは飄然と戦い、アルサルは一撃一撃に力を込めてるように振るい、オクタヴィアは素早く斬り捨てるなど工夫が見られたが、
こっちはドォンバァンのチンパンバトルで、それ以前に戦闘シーンが少なくて至極つまらない。何よりギャグで水を差してくるのが印象最悪。
せっかくのクロウとの戦いも緊迫感0であった。初代のキャラ達が戦うという点だけは唯一盛り上がれる要素なのだがそれすらもお粗末。
戦うのはクロウとベナウィのみで、アルルゥとカミュは引き付けるだけなんてオールスター展開には程遠くスカスカすぎる。初代のOP100回見た方がマシ。
それとウズールッシャ戦で八柱将の力を描いといてトゥスクル侵攻ではムネチカしか戦わないのも盛り上げ方下手くそか。
『面白いのは序盤か終盤(良くも悪くも話が動く)⇔つまらないのは序盤か中盤(掴み或いは中継ぎを仕損じる)』
というク×アニメの法則があるがこれは見事に裏切った形。1クール目は冴えない野郎がモテるハーレムものとして納得は兎も角理解は出来た。
そうすることで前作との違いを出すのみならず、珍しい獣人ヒロインたちを据えることで他の同系統の作品と差を付けようと。
しかし2クール目は悪意しか感じない。前作キャラや文化・風習くらいしか見どころの無いつまらない1クール目が恋しくなるレベルである。
2とは名ばかりの日常系アニメじゃねーかと呆れさせられるだけなら全然良かったのだ。村や都でお手伝いしたり串焼き食ってる時は幸せだったよな皆。
食って飲んで風呂入ってのループだのBL妄想・BL本漁りだのほんっとくだらない。幸せだった。
信者どもは「ゲームの方がいい」「そっちをやってほしい」とウダウダ言っとるが大枠がク×ならどうしようもないのでは?世に言う悪あがきであろう。
エアプだから突っ込んだことは言えないにせよ、侵攻に纏わる正当な理由がゲームでは描かれてるのかという話。ここに限らず他のレビューを見てもそこには触れられない、触れたがらないのでお察し。
所詮ウィキペディア情報ではあるがそれを読んだ限りでは、ヴライのキャラはゲームよりアニメの方が筆頭格らしい知勇兼備の将で良いように思われる。
身も蓋も無いことを言えば前作に泥を塗るこどおじ戦記なんぞをより細かに見せられたら余計腹が立つだろう。こんな企画段階で秒でボツにされるべき杜撰なゴ×が通るまでのドキュメンタリーを見てみたいものである。
その辺の前作ファンを捕まえて書かせてもこれ以下のシナリオは出来ないと断言できる。だって考えたのガチアンチだろ?そういうことだよ。
顧客が本当に必要だったもの:クオンの各国グルメ旅
良い点
・1期OP/ED
曲・映像共に数年ぶりの続編に恥じない出来。やはり敵味方の集合絵は否が応にも今後の展開への期待を高めるというもの。これだけは本当にプロの仕事。
今度のうたわれるものは数多の将軍を従える大国が出てきて、ある者とは戦い、ある者とは親交を結び、そして共存共栄の道へ収束するのだろうな、とワクワクしていた。
悪い点
・戦争編
単刀直入に言えば「前作主人公の娘が父の興した母国を侵略する軍に加わる話」
スパイとして動く為だとか自分や誰かが人質に取られた、或いは故国に巣食う奸臣を除くなどの特段の事情はなく、単に私情で。
初代を知ってる人は信じられないでしょうがあのハクオロとユズハの子供(クオン)が、です。頭おかしなるで。
ヤマト軍に与する理由「まともに戦えば必ずヤマトが負けて、アトゥイやルルティエたちも最悪戦死するから(その前に終わらせられるのは自分だけ)」うーんこの論外発想。
戦争延いては勝負ごとに絶対なんてものは無い。調略によりトゥスクルでの反乱や周辺国の寝返りが起きる、或いはアヴ・カムゥをも越えるチート兵器を極秘開発してない保証はどこにあるのか?
あのカルラとトウカがトゥスクルより何もかも上のヤマトの国力を危惧してた(6話)だろうが。ちゃんと聞いておるのか、養母たちの話を。(そもそも自身も同じ見解を示していた)
その後もでかいガブリアスみたいな怪獣になって敵味方関係なく殺戮する超常的な仮面の力を目にしたのだが。
劇中キャラとは到底思えない程に根拠のない自信に溢れており、クラウドに接続して脚本家の操り人形になってるようにしか見えない。サリーアンの極北。
なにはともあれ、仲良しさんたちが死なないのであればトゥスクルの末端の兵士が傷付こうが死のうが、その後ろにいるテオロやソポクたちのような民間人が不安と恐怖に駆られようが構わないと。
帝都では民草の声を聞いてドブ掃除してやるぐらいだったのに随分態度が違いますこと。自国の民の身命は鴻毛より軽いか?
同じ姫でも父の名代としてその本分を弁え参戦したアトゥイとルルティエを見習うべきである。特にルルティエは恐怖しても勇気を奮い人質を救ったってんのになんだ?こいつは?
これなら信頼されてるのをいいことにムネチカたちを騙し討ちしてヤマトの戦力を削ったり、炊事を手伝う合間に痺れ薬でも盛ってトゥスクル陣営に連れ去る方がよっぽどマシ。
もっと言えば同じ八方美人でも日和見を選べば板挟みにされた上での苦渋の決断だと好意的に見られる余地があった。
圧倒的ディフェンスで東軍もお家も守護った吉川広家に遠く及ばない。
周りも周りでクオンには本気で激高して然るべき暴挙なのだが、遊びと嘲って済ますなどノリが軽すぎる。
遊興感覚で戦を起こして命を弄んだニウェはどうなったのであったか。業を煮やした太祖ハクオロに何をされたのか。
特権を享受している皇女であるからこそ極刑に処さなければ示しが付かないだろう。
百歩譲っても身分剥奪の上国外追放に相当する大罪であり、前作までのトゥスクル陣営のキャラたちなら誰もが已む無しとそう厳格に処分した筈。
それがドストレートな利敵行為・売国行為を行ってもなあなあで済ませ(帰国しても普通に迎えるほど)、信賞必罰を蔑ろにする小物どもに改悪されて心底残念。
敵勢力でも裏切りを穏便に済ませたスカポンタンは居ないのでもうそれらと同レベルかそれ未満の腐敗国家である。
無関係の村を焼いて火に油を注いだとはいえ反逆は国を揺るがす重大事と捉えてはいたインカラとどちらが聡明なのやら。
行き倒れの身でありながら村のまとめ役になり、仲間たちと共に数多の危機を乗り越えついには国の長になったハクオロの子供が、
余命幾許もない病身を押してでも自身が生きた証を残そうとしたユズハの子供がこの無思慮・無神経とは酷すぎる。
想像し得る最悪の斜め下の展開。私事だが初めてやったノベルゲーが初代なだけに相当ショック。
前作や過去キャラの扱いを誤ってスベリ散らかす続編は少なくないが、登場人物たちの思想を踏み躙るのは度を越している。新キャラのかませにされる方が救いがあったというもの。
そして件のクオンが皇女である事は重臣たちしか知らないトップシークレットかと思ってたら一般兵たちにも知られてておったまげたのが俺なんだよね。
てっきり生まれで不自由な思いをさせたくないからと伏せられてたものだと理解していた。(期限付きの旅なのは単に周りが心配だから)
病で床に伏せがちだったユズハの分も世界を見て回りたい・見て回らせたい、そんなハートフルな設定がなされてるとばかり。
こんな重大な情報も掴めないヤマトの諜報網はいったいどうなってるのやら。ウィツァルネミテアの眠る国なんて最重要ポイントではないのか。
ところで、戦争を早期終結させるというクオンの意を汲んで主人公ハクが練った策は何かというと
『トゥスクル陣営の兵糧を焼失させる』
頭おかしなるで(2回目)
遠征軍の兵糧をロストさせるのは補給に手間取る関係上効果があるものの(事実トゥスクル軍はそれでヤマト軍を苦しめている)
防衛側のをそうしても包囲中か或いは国レベルで食糧不足に見舞われて無ければすぐ立て直せて効き目が薄いだろ。
三国志か何か知らんが参考元の文脈を読み取れず取り敢えず名案として引っ張って来たのが丸わかり。
何にしても作戦が成功したヤマト側は苦戦ムードから一転一矢報いたことで勢い付いて長期化するのではないのか。
緩兵の計よろしく油断を誘って倍返しにする下準備でもないのでほんと意味わからん。
ザフトの兵器だけ適当に無力化して連邦のはピース・メーカー隊さえスルーしてるクライン派みたいなものである。
この場面の様に現代知識を用いて周りからスゲーとヨイショされる作品は数多あろうが、これほどバカバカしいものはないだろう。悪事に加担してるだけやし。スゲーくだらん。
みんなを豊かにする為に持ち前の頭脳を活かしたハクオロとは雲泥の差。
トゥスクル侵攻の前に行われたウズールッシャとの戦いの意義とはなんだったのか。
・戦争は軽薄なハクでさえ沈鬱になるほどに惨憺
・ヤマト軍は桁違いに強い(特にヴライは苛烈極まる)
こういう描写をしたのなら流れで考えればトゥスクルを守護る決意をするだろうに、なんとその残虐なヴライが来る前に戦いを終わらせようって事になった。
あいつは許せないと義憤を燃やすどころか屈服する方向に行くんだよね。すごくない?他の奴による最低限の犠牲なら無辜の国の人間を殺めてもいいのかよ。
ゲーム主人公として見ても強敵にビビり倒して敵対はおろか存在自体忌避するとはいかがなものか。
負けイベントだったり逃げ切るのが勝利条件としているゲームはあるが、タカ派が怖いからハト派に他国を支配させようとする負け犬は前代未聞だろ。
しかしこんなんでも仲良しごっこと楽観論のクオンよりは考えてるように見えるから低レベルな話である。
そんなこんなで問題だらけのトゥスクル侵攻は結局ミカドがくたばって急遽中止の何とも締まらないオチ。素直にトゥスクル側で戦わせとけよこれならwwwwwwwwwwwww
しょぼい物資届けてしょうもない理屈捏ねてしょっぱい計略立てて仕舞いにゃおともだち見捨てて終わるとか信じられないくらいダサい。何しに来たんてめえら。
殿軍を引き受けたかもしれんが、このバ×でア×な連中の作戦に付き合って突出してなければムネチカは置き去りにされなかったのでは?このように友は助けられず、
「ヴライが来る前に妥協しろ」「自分の為にトゥスクルの民の血が流れるのはハクオロも望まないはず」と現実主義の観点から説き伏せに掛かる事もせず無能のキワミ、アッー。
こういう譲歩を求める説得をしていれば惨禍を目の当たりにした者として二度と繰り返させまいとする臆病者なりの意地を感じられたのだが。何しに来たんだほんとに。
顧客が期待した要件:ヤマトに攻められたトゥスクルに新キャラたちが駆け付け初代組と共闘して退ける
2の設定を見た人は、敢えて主語をでかくするが、みんなそれを望んでたと思われる。前作を踏まえればトゥスクル贔屓が100割とわかるだろ。
望まれてる事をやるだけで一定の評価は手堅く得られた筈の続編でどうトチ狂ったのかご覧の有り様だよ。
初代組が手こずっても無理からない仮面の力とかいう異能を生やしといて新旧協力プレイをしないのは意味不。
あくまで禁術込みであり素のスペックでは上回ってない→旧キャラたちの格は下がらない点は上手い設定ではあるのに。
なおトゥスクルに対策されてその力は使えないもよう。自分でやっといて扱いきれないから無効化?ダメ創作の典型。
根本的な話としてトゥスクルへの侵攻に至った理由はと言えば『遺跡(嘗ての研究施設)やハクオロの陵墓を調査する事で、タタリとなった人間を元に戻す為』(トゥスクルは立ち入り拒否)
同胞を憐れむ気持ち自体は良いにしても亜人からしたら知った事ではないだろう。元を辿れば人間が亜人に惨い仕打ちをした報いでそうなったのである。
斯様に分を弁えないミカドの様に上から目線でデコイだ何だと差別してくる輩が増えるだけなので、対ボロギギリB.O.W.のまま蘇らせないのがベストと証明してしまっている。
亜人たちがどこまで経緯を把握してるかは不明にしろ式は違えど解は合ってるとしか思えない。「だから滅びた」。終わり。
こんなレイシストに与する主人公たちってやばない?しかも亜人同士で争わせるとかどう見ても共通の敵・真の敵です本当にありがとうございました。
・ヤマト動乱編
おめおめと無様に逃げ帰った後の最終章は全く興味が持てなかった。ク×どもの内輪もめなんて犬も餓鬼も食わない。対消滅しとけよ。
同窓会は最高に待ち望めたトゥスクル侵攻の後に、それも不完全燃焼で雑に片された後では完全に出涸らし。色も香りも出ない。
冤罪で処刑されかかってるオシュトル救出でシリアスムード出されても呆れちゃうんすよね。善良なトゥスクルのみんなの命も真剣に考えてくれよなー頼むよー。
都が権力争いで血と屍の山河が築かれる地獄絵図と化すならざまあこけで話は別だったが。ということで特に書くことはありません。
まあ世紀末覇者志向のヴライはわかりやすくかっこいいと思いました。君主の器ではないアンジュに見切りをつけ世襲などなんのそので己が帝位に就こうとする情け無用のストロング・スタイルは美点である。
御意志ダカラー補佐スレバーと思考停止してる奴原なんかより哲学も主体性もあって明らか格が上。冤罪だと看破するも秩序が為にオシュトルを贄に捧げんとする知性・合理性、正々堂々決着を付けようとした気高さも兼ね備えており清涼感さえ覚える。
言うて冤罪で処刑しようとするのはアレだが脳筋に見えて政の観点から物事を捉えてるのは加点対象。悪役にしてはまともでしかないキャラに負ける「良識派」の皆さん・・・w
そんでミカドが唐突にくたばってしまった件や皇女毒殺未遂事件が尻切れトンボなのは続編商法を考慮してもどういう了見をしてるのか。
誰がやったのかも不明瞭なまま終わるって。突然打ち切られた海外ドラマかよ。
・キャラクター
女性キャラがどいつもこいつも幼い顔つき且つ年齢層も似たような感じで単調。モノトーン。学園ものの学生キャラでももっと年齢差や雰囲気で違いを出してバリエーションを豊富にしてるだろう。
ざっくり言っても初代はアルルゥ組~エルルゥ組~カルラ組と3層に分かれていたのでこちらは層の薄さが目に付く。
内面についても上で散々書いた通り舞台が惨憺たるものなのでどいつもこいつも好感が持てない。ク×アニメあるあるだが「もう滅びとけよこの世界」としか思えないのである。
強いて言うならミト(ミカド)が一番マシなキャラ。ク×そのものの差別主義者ではあるが家族含む人間たちを救おうとしてる点だけは評価出来る。
情熱思想理念も無い連中よりは悲願成就のために非道も辞さない芯のある奴の方が良い。断じて行えばアンチも之を一目置く。
そういう意味ではデコポンポやヴライもミカドの本性に忠実であるので敵キャラとしてはすこれる。他所を蛮族と蔑み命を軽んじるのがヤマトだ。その中で然も清廉ぶってる連中が一番うざってえ。
侵略者さん「死ぬのは兵士だけでいい」←こういう偽善者など虫唾が走る。大嫌いだと言ってもいい。
あたかも聖戦かのように侵攻の詔を告げたアンジュの元に塩漬けのムネチカが届けられるような、ガツンとキツイ描写があればスカッとするのだが。そんな気の利くライターならこんなドイヒーな作品になりませんね。
アンジュついでに言えば、戯れてのことであろうがオシュトルが自決しかける程に権限も責任も重大な立場である事を諭す話をやっといて、大義がわからん戦に兵を送り出す事に苦悩する描写が無いのはな。平和を祈る戦嫌いの安牌君子にしておけば一連の救出劇にも入り込めたのに。
端役だがエントゥアはまあまあ好きである。自国の民を食わせるためとはいえヤマト領から略奪してたウズールッシャ側なので
父を討たれても自業自得ではあるのだが、制裁を受けヘイトコントロールがなされただけ扱いが良いと言える。
それもこれもヤマトの苛政に追い詰められての事という悲しき過去でも設定し、そのような圧政の被害者たちを主人公が糾合して
大正義トゥスクルを盟主とする反ヤマト連合に加わり打倒する王道シナリオなら面白かったことだろう。
大国相手に戦うことこそ戦記物の醍醐味だろ。偽りの仮面は仲間集めと会盟までのストーリーで良かった。
主人公だから一応触れてやるがハクが良いと思ったのは第2話と第6話だけ。特に後者の回ではせっかくの家族との再会なのに肩肘を張ってるクオンの緊張を、己が醜態を曝すことで解いてやろうとする優しさが見えた。
兄は権力者で恩人は他国の人間なんて美味しいポジションなのに上記の点以外まるで魅力が感じられない。血縁に縛られず義によって助太刀するのがセオリーだろ。
こいつを劉備になぞらえる向きもあるが、正史ではヤクザライクというのは置いておいて、力不足とわかっていても弱きを助けようと懸命に励むのが一般的な劉備像ではないのか。
基本ゆるいギャグアニメである恋姫無双の桃香でさえ温和で戦向きでなかろうと有事には逃げずに戦うのだが。
さてこちらの劉備もどきはといえば、普段はだらしがなくいざという時でも大体不真面目な感じで緊張感をぶち壊してくれるので完全に邪魔。この作品を象徴するキャラと言える。
あと最後の最後でオシュトルの足を引っ張ったネコネは戦犯呼ばわりされてて可哀想に思えてくる。気持ち悪いハーレム空間に巻き込まれず一貫して兄大好きで健気なとこは俺は好きだで。良い子ちゃんぶってるク×゛キャラを消してくれてあんがとな。谢谢了。
・そのほか
同じアクアプラス×WHITE FOXのアニメでも前作は勿論ティアーズ・トゥ・ティアラの方が断然いい。全部向こうが勝ってる。
戦闘一つ取っても同じ剣使いでもアロウンは飄然と戦い、アルサルは一撃一撃に力を込めてるように振るい、オクタヴィアは素早く斬り捨てるなど工夫が見られたが、
こっちはドォンバァンのチンパンバトルで、それ以前に戦闘シーンが少なくて至極つまらない。何よりギャグで水を差してくるのが印象最悪。
せっかくのクロウとの戦いも緊迫感0であった。初代のキャラ達が戦うという点だけは唯一盛り上がれる要素なのだがそれすらもお粗末。
戦うのはクロウとベナウィのみで、アルルゥとカミュは引き付けるだけなんてオールスター展開には程遠くスカスカすぎる。初代のOP100回見た方がマシ。
それとウズールッシャ戦で八柱将の力を描いといてトゥスクル侵攻ではムネチカしか戦わないのも盛り上げ方下手くそか。
『面白いのは序盤か終盤(良くも悪くも話が動く)⇔つまらないのは序盤か中盤(掴み或いは中継ぎを仕損じる)』
というク×アニメの法則があるがこれは見事に裏切った形。1クール目は冴えない野郎がモテるハーレムものとして納得は兎も角理解は出来た。
そうすることで前作との違いを出すのみならず、珍しい獣人ヒロインたちを据えることで他の同系統の作品と差を付けようと。
しかし2クール目は悪意しか感じない。前作キャラや文化・風習くらいしか見どころの無いつまらない1クール目が恋しくなるレベルである。
2とは名ばかりの日常系アニメじゃねーかと呆れさせられるだけなら全然良かったのだ。村や都でお手伝いしたり串焼き食ってる時は幸せだったよな皆。
食って飲んで風呂入ってのループだのBL妄想・BL本漁りだのほんっとくだらない。幸せだった。
信者どもは「ゲームの方がいい」「そっちをやってほしい」とウダウダ言っとるが大枠がク×ならどうしようもないのでは?世に言う悪あがきであろう。
エアプだから突っ込んだことは言えないにせよ、侵攻に纏わる正当な理由がゲームでは描かれてるのかという話。ここに限らず他のレビューを見てもそこには触れられない、触れたがらないのでお察し。
所詮ウィキペディア情報ではあるがそれを読んだ限りでは、ヴライのキャラはゲームよりアニメの方が筆頭格らしい知勇兼備の将で良いように思われる。
身も蓋も無いことを言えば前作に泥を塗るこどおじ戦記なんぞをより細かに見せられたら余計腹が立つだろう。こんな企画段階で秒でボツにされるべき杜撰なゴ×が通るまでのドキュメンタリーを見てみたいものである。
その辺の前作ファンを捕まえて書かせてもこれ以下のシナリオは出来ないと断言できる。だって考えたのガチアンチだろ?そういうことだよ。
顧客が本当に必要だったもの:クオンの各国グルメ旅
2019年7月13日に日本でレビュー済み
このアニメはあくまでゲームの方の偽りの仮面の宣伝をする為のアニメだと思います。
うたわれるものを知らない人や前作を未視聴の方でも問題なく楽しめるはずです。
ただし原作のゲームとは内容が異なる部分が多いので、このアニメを観て興味を持ったのなら原作のうたわれるもの偽りの仮面をプレイしてほしいです。
アニメでは描かれていない部分が多くプレイ済みの方が嘆く理由もわかると思います。
できるのなら偽りの仮面をプレイし終えた後でもいいので、散りゆく者への子守唄と二人の白皇もプレイしてほしいです。
うたわれるものを知らない人や前作を未視聴の方でも問題なく楽しめるはずです。
ただし原作のゲームとは内容が異なる部分が多いので、このアニメを観て興味を持ったのなら原作のうたわれるもの偽りの仮面をプレイしてほしいです。
アニメでは描かれていない部分が多くプレイ済みの方が嘆く理由もわかると思います。
できるのなら偽りの仮面をプレイし終えた後でもいいので、散りゆく者への子守唄と二人の白皇もプレイしてほしいです。
2019年7月20日に日本でレビュー済み
前作の「うたわれるもの」のアフターストーリーと言うか、十数年後の設定のようです。
ハクオロの親しきものも多く登場しますが、一番親しいエルルゥだけは声優さんを必要としない程度に陰だけ見せていますね。前作も最後はハクオロが子の世界から姿を消し去ることでエンディングを迎えますが、今回も一番親しかったクオンと生き別れる定めを背負わされる形となりました。
それはそれで感慨深いものがあって良いのですが、中盤辺りのもたつきに、ストーリーの無駄使い感がどうしても否めない。
そのせいで終盤が駆け足になってしまい、奥深さに欠けたエンディングを迎えてしまったのではないのでしょうか。
次作を予定しているのであれば、いろいろと面白い展開を組めると思うのですが、どうもそれはなさそうですね。
エンディングにもっと時間をかけて欲しかったと思います。
そんな中でも終盤の心に残るシーンがあります。
ハクが死んだと知らされ旅に出るクオンを、建物の陰から見送るハク。そして
「自分はここにいる。おれはここにいるんだ」と声を押し殺してクオンの背中を見送るハクの姿が印象的でした。
良い作品なんだけど、惜しい作品でもあります。
ハクオロの親しきものも多く登場しますが、一番親しいエルルゥだけは声優さんを必要としない程度に陰だけ見せていますね。前作も最後はハクオロが子の世界から姿を消し去ることでエンディングを迎えますが、今回も一番親しかったクオンと生き別れる定めを背負わされる形となりました。
それはそれで感慨深いものがあって良いのですが、中盤辺りのもたつきに、ストーリーの無駄使い感がどうしても否めない。
そのせいで終盤が駆け足になってしまい、奥深さに欠けたエンディングを迎えてしまったのではないのでしょうか。
次作を予定しているのであれば、いろいろと面白い展開を組めると思うのですが、どうもそれはなさそうですね。
エンディングにもっと時間をかけて欲しかったと思います。
そんな中でも終盤の心に残るシーンがあります。
ハクが死んだと知らされ旅に出るクオンを、建物の陰から見送るハク。そして
「自分はここにいる。おれはここにいるんだ」と声を押し殺してクオンの背中を見送るハクの姿が印象的でした。
良い作品なんだけど、惜しい作品でもあります。
2019年7月23日に日本でレビュー済み
アニメの良かったところ
・作中の世界観などゲーム本編でわかりにくかった部分が視覚的に理解しやすい
・オープニングテーマ曲、二人の白皇でも一部使われていていい曲です。
・ココポがかわいい。とても表情豊かになってる。
悪かったところ
・尺の都合上カットせざるを得ない部分が多すぎるため、この作品の良いところが十二分に出ていない。
・アレンジした部分がとてつもなく面白くない。
・ハクを筆頭にキャラが少し崩壊している。
ハクはこんな頭悪かったかな…って思わせる部分や、アトゥイもただのハーレム要員になっている。
といった点から星2〜3が妥当なところかなと。個人的な感想ですが参考までに。
・作中の世界観などゲーム本編でわかりにくかった部分が視覚的に理解しやすい
・オープニングテーマ曲、二人の白皇でも一部使われていていい曲です。
・ココポがかわいい。とても表情豊かになってる。
悪かったところ
・尺の都合上カットせざるを得ない部分が多すぎるため、この作品の良いところが十二分に出ていない。
・アレンジした部分がとてつもなく面白くない。
・ハクを筆頭にキャラが少し崩壊している。
ハクはこんな頭悪かったかな…って思わせる部分や、アトゥイもただのハーレム要員になっている。
といった点から星2〜3が妥当なところかなと。個人的な感想ですが参考までに。
2021年6月27日に日本でレビュー済み
まず最初に、いわゆる原作〇に色々批判されておりますが、シンプルにアニメとしてみれば作画も含めて中々の出来だと思います。
原作と違い、戦犯が別のキャラクターになり、一部キャラのイメージが変わるようなギャグカットが多めなのが主な不満点なのでしょうが、個人的にそこまで気になりませんでした。【まあ低評価の一番の理由は、そもそも監督がゲームをやってないって部分でしょう。】
ただ不満に思う部分がないわけでもなく、一部キャラの強キャラ設定が行き過ぎて意味不明な事になっていたり、全身炎上しても何かぴんぴんしてる人がいたりとアニメだからいいだろ…という残念な表現がちょこちょこみられるのが残念。
原作と違い、戦犯が別のキャラクターになり、一部キャラのイメージが変わるようなギャグカットが多めなのが主な不満点なのでしょうが、個人的にそこまで気になりませんでした。【まあ低評価の一番の理由は、そもそも監督がゲームをやってないって部分でしょう。】
ただ不満に思う部分がないわけでもなく、一部キャラの強キャラ設定が行き過ぎて意味不明な事になっていたり、全身炎上しても何かぴんぴんしてる人がいたりとアニメだからいいだろ…という残念な表現がちょこちょこみられるのが残念。