心に詰まったものをごっそり抜きとられる。なんだか自分が空っぽになったようで、悲しくて切ない。曲が終わり、無音になって何も出来ずに数秒間、空にされた自分に浸り酔いしれる…。
mi8kさんのことは『不完全な処遇』で知ったのですが、『嗤うマネキン』を初めて聴いた時の衝撃は忘れられません。感情のビッグバンが起きました。当時はその衝撃をどう形容していいかわからなかったんですが、今思えば「エモい」が一番近いかもしれません。しかしエモいの一言で片付けてしまうのはもったいない!
聞くたびに謎の感情に飲まれるのが心地よくも怖くもあり、一度聴くのにも勇気がいります。ボカロ曲で一番好きな曲で、たくさん聴きたいのに、なかなか聴けない。なにこれ? こんな気持ちにさせてくれる曲は他にありません。恐ろしい人です、mi8kさん…。これからも応援しています。
始終きもい文章で失礼しました。